■ おばけの行進曲 10th
作者 [ sam113 さま ] ジャンル [ 探索アクション ] 容量・圧縮形式 [ 390MB・ZIP ] 製作ツール [ Microsoft XNA ] 必須ソフト [ Microsoft XNA Framework ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 現在の最新バージョンは、1.0.0 ] 配布元
レビュワー ハマリ度 グラフィック サウンド 合計 総合判定 ES 9 /10 9 /10 10/10 113/120 hoikoro 9 /10 10/10 8 /10 赤松弥太郎 9 /10 9 /10 10/10 アンサンブル 10/10 10/10 10/10
《 ES 》 ハマリ度:9 グラフィック:9 サウンド:10
おばけにゃ試練がある。
今回のイチオシ、「おばけの行進曲 10th」は、皆様ご存知の通り、2代目の時代にレビューした「おばけの行進曲」の続編です。
前作は、カジュアルな見た目でありながら、極めるには「憑依」を極めつくしたパズルと、目的までおばけを持っていけるようにダメージを抑えるアクションの腕が求められる中々に難易度の高い作品でした。
際どいステージ構成のため、落下死も数多く、レビュー文の通りのスラチャラチャラチャ チャチャ~チャ(ボン)が脳内に響き渡るほどの死を積みました。
対して、本作の難易度は、かなりカジュアルに抑えられました。オープンワールド形式にしたことで、落下死となるポイントは少なくなりました。ボス戦でも憑依するザコ敵が多く出てくるため、丸裸でのダメージにさえ気をつければかなり楽にクリアできます。
探索アクションでネックとなる「ただの移動で難度の高いアクション面を繰り返す面倒くささ」も、緑地蔵(ワープゾーン)が出ることで対応しています。
前作で悩ましかった「攻略に必要なおばけを別のステージから持ってくる」と言う要素も、「一度憑依した敵なら自由に編集できる」地蔵の登場によりかなり楽になりました。
何より、操作が軽快になったのが大きいです。前作では2アクション(敵の頭上に乗る→下キー)が必要だった憑依アクションが攻撃ボタン1発でできるようになりました。
今作で追加された水中アクションも、少し慣れるだけでかなり快適に動けます。ただし、「水中に対応している」敵でも、魚・くらげ・亀・マーマンなどなどで、操作のクセが若干異なります。「特定のおばけでなければ越せない箇所」は、相変わらず存在しています。
そう、今作では「おばけごとの機動力の差」が大きく効いてきます。体力の高い大型敵はジャンプ力や歩行速度に難がある上に、「大きい」こと自体が「ダメージを受けやすい」「通れない所が出てくる」と言う短所になります。
逆に機動力の高い小型敵や、空中・水中などの特殊な移動能力を持つ敵は総じて体力が低く、敵の攻撃をしっかり回避しないと、役立つ所まで運べません。
この点は、前作と変わりません。
そういったキャラクター特性をステージを通じて体感することが、前作・今作に共通する「おばけの行進曲」シリーズの楽しさです。前作よりは難易度は抑えているとは言え、「うっかり足を踏み外して下のステージに落下して、また遠回り」などの探索アクションのジレンマは、カジュアルなプレイヤーだとどうしても感じてきます。
それでも、「動かすだけで楽しい」と言うアクションそのものの醍醐味に注力したゲームであることも、また感じます。極めようとすると、かなりの腕前とやり直しを要する作品ですが、とりあえずのクリアなら、それほど難しいものでもありません。難易度調整も付いたので、「アクションゲームが初めて」と言う方でもオススメできる作品です。
《 hoikoro 》 ハマリ度:9 グラフィック:10 サウンド:8
いい度胸してんじゃねえか(戦いの年季)
【おばけの行進曲 10th】今回レビューさせていただきました。
なんと十年ごしの次回作であり、その完成度たるやプレイして十分で魅了させられました。
今作では主人公は代替わりし、前作の主人公ことおばけキッドではなく、まるおというおばけが主人公となります。
中の世界的にも十年経っているので、それはもう世代交代は否応なくしなくては、ということなのでしょう。
プレイしてみてまず感じたこととして、やはり主人公の移動性能が高く、序盤の憑依出来るキャラの性能が尖っているため
ちゃんとキャラごとの性能を理解しないと、この先も苦戦するであろうことがよく分かりました。
主人公は移動速度もジャンプ力も、ジャンプ中の慣性のきき具合もよく、また憑依キャンセルすることで二段ジャンプ可能と
なかなかに高性能です、その分戦闘面はお察しですが
そして中盤、今までよくあるアクションゲーム方式に前へ前へ進んでいたのですが
急にこの世界がどれだけ広いのかを実感させられて、そこからは急激に探索モードに入りました。
ここ!このタイミングが最高に面白く、またできることや新しい敵を探す楽しみも大幅に増えます。
世界が広がるタイミングまでに間延びさせることもなく、また急にほっぽり出すでもなく
非常に親切で、かつ丁寧に、横スクロールアクションゲームから探索ゲームに切り替えてもらえます。
自分はまず空へ向かいました、やはり空はロマンだと思います。
ストーリーはどの年齢層でも分かりやすく、アクションゲームでよくある~~を集めて!というもの。
今作ではお札を集めてパートナーの父を助け、そしてラスボスを倒してもらうというものでした。
この手のストーリー進行は自分の進行度がわかりやすく、目的も明確になりやすいので、世界を見て回れるこのゲームに適していると思います。
実際ストーリーは終盤に差し掛かるまでかなり簡素なもので、むしろ所々にある街で会話することでそのストーリーの断片を集めて自分たちで考える。という形式が基本でした。
加えて、キャラクターグラフィックも可愛く子供向けで、まさに絵本のようなゲームだといえるでしょう。
ただ、そのような全年齢対象感が溢れ出る見た目や内容とは裏腹に、その根幹たるアクション要素はなかなかに苛烈です。
自分は難しいでプレイさせていただきましたが、敵の配置や憑依時の機動力の低さ、所々にある針
そして何よりも空中でダメージを受けると下に落ちるまで軌道修正を行えない為、丁寧に進めないとすぐさまゲームオーバーになリます。
序盤のうちからその色は強く、終盤やクリア後に至っては魔界村ならぬおばけ村かよと頭を抱えるほどの難易度の場面も多々存在しました。
おうスマイルさん、てめえのことだよ。(小声)
敵キャラクターはボス以外(一部ボスは可能)全員憑依ができ、それら全員が個性的な能力を持っていて
そのキャラクター使用率が最後に見ることが出来るのですが、これは人によって大きく変わるだろうなぁと感じました。
自分はホログラムスフィアをよく利用していました。Gメダル入手後のスフィアの動きは完全に別ゲーで楽しかったです。
・ハマリ度:9/10
非常に自由度の高いゲームでありながら、その世界に投げ出されることなく進めることが出来
やりこみ要素や収集要素がかなり含まれるという、見た目に反してなかなかに硬派なアクションゲームでした。メトロイドが近いかもしれません。
個人的には最後までメダルを集めて、とある人に話しかけた際に、もう少し何かあってもいいと思いました。
それがとても心残りで、何かを見落としているような気になりました。
・グラフィック:10/10
個性的で色合いもよく、自分で好きな様に動かせるキャラクターたちは非常に魅力的。
背景も場所一つ一つに個性があり、そこにいるおばけたちの生活感がよく伝わってきます。
ああ、コイツは飛び跳ねたいんだな、とか走りたいんだな、とかが、グラフィックと背景によって何の気なしに理解できるのです。
ラスボスの衝撃度は必見です。いやあ初見は驚かされました。
まぁ、お約束といえばお約束ですが
・サウンド:8/10
どの曲もなかなかに印象的で、特に人間世界とザッハトルテ戦のBGMはとても良いと思いました。
曲を聞けばどこで流れていたのかはすぐに出てきますが、場所をさして曲を思い出せるか?と言われると思い出せない、というような
その景色や状況とのマッチ感を感じました。
実は最後までプレイしても、主人公や世界に関わる内容が非常に断片的にしか説明されません。
認識によって大きく取り方も変わってきます、なぜ主人公のスペシャルスキルの効果がアレなのか、どういう存在なのか。
考察の面においても十分な余地を残してくれている、とかんがえると更にこのゲームを楽しめました。
いくら殴ってもスマイルさんを殴りたりねぇ…
《 赤松弥太郎 》 ハマリ度:9 グラフィック:9 サウンド:10
そこにあるもの全部が奇跡かもしれない
いやあ、正直この作品の続編が遊べるなんて、まったく考えもしていませんでしたよ。
今でも傑作アクションに数えられる「おばけの行進曲」、実に11年ぶりに化けて出ました!
面クリア型から探索型へと大きく転換した本作、憑依システムの面白味はそのままに、バランス感覚が大きく変化しています。
相変わらずの頼もしさを見せる飛行タイプは使い勝手をも両立させ、一方で新たな地形「水中」が追加、水中専用のおばけが存在感を示します。
地上キャラの個性化も進み、軽量キャラは制動しやすくなり、火力キャラはさらに重装備に。
そしてGチップ取得でおばけが強化される仕様で、差別化はさらに加速していきます。
憑依可能なおばけの数は、なんと42種類。その42種類 + まるお全員にGチップが用意されています。
……それってつまり、より一層お前はおばけなのか感が増してるってことですけどね!
その中からちょっとだけ紹介していきますから、見ていってくださいよ。
ルーンプリンセス
初代屈指の貢献度を誇るおばけ、当然のように本作でも続投です。
……と同時に、初代で最もプレイヤーから恨まれているおばけとも言えるでしょう。
はっきり言おう、ボクが10年かかっても初代をクリアできていない原因はこいつです。
長距離を直進するこいつの飛行能力は唯一無二で、終盤こいつでないとクリアできないステージが存在するんですが、これがまあ落ちる落ちる。
空中で攻撃を食らったが最後復帰できず、そのまま落下死が決まるオワタ式が延々と続くあのトラウマ……挫折したのはボクだけじゃ無いと思いますよ。
しかし10thでは、攻めているのは肩出しだけではありません。
空中制動がずっとやりやすくなった一方で、肝心の空中で攻撃を食らうと復帰できないのはそのままなのですが。
なのですがしかし、空中マップで落下しても、その下に地上マップがあるのでミス扱いにはならず、さらにマップをまたぐと飛行能力が復活するため、もう一度空中マップに復帰できる、という。
探索型になったことで最も恩恵を受けたおばけと言えるでしょう。
使いにくかった攻撃手段も、魔法人形召喚へと変化しました。
その陰でリトルドールは3色まとめてリストラとなったのですが、なかなか頑張ってくれてます。
次に空へ飛ぶ前のつなぎとしては十分すぎる活躍をしてくれるでしょう。
ピコ
初代での貢献度で言えばルーンプリンセスをも上回る、このおばけも当然続投です。
続投組の中では弱体化を食らったおばけですが、これは探索型になったことで恩恵を受けすぎたからこその処置と言えます。
性能が劣化しているにも関わらず、初代よりも使いやすいくらいですからね。
重力反転で上へ向かって飛んでいく技能は無比のもので、初代ではこいつがいないと取れないGチップも数多くありました。
一方でやっぱり怖いのが落下死。勢いよく飛んでいくのはいいものの、再反転する機会を少しでも逃すと空に向かって落下→スラチャラチャラチャ チャチャ~チャ(ボン)という非情。
おかげで怖くて使えない能力と成りはてていたのですが……探索型になったら、もうその心配は要りません。全体マップがありますから。
さらに、はるか上空で落下死するというシュールな事態を避けるため、本作では一定高度に達したら反重力装置が切れる仕掛けになっています。
こちらとしては安心して飛び放題というわけです。
「どこがおばけなんだ」とツッコまれる外見ですが、実際に初代の解説文でロボットと明記してあります。
作った科学者は空へ落ちたまま行方不明だそうで、ピコは空を見上げたまま固まっていることもよくあるとか。……ただ寝ているだけだとも。
初代に存在した頭部爆弾の恐怖もなくなり、また一段と親しみやすいキャラになりました。主題歌もできましたし。
積み木トーテム
本作初登場のおばけも紹介しましょう……ってでかっ!
残りHPと背の高さが比例する、ユニークなおばけです。Gチップを取得するとHPが50%アップするため、さらに背が高くなります。
それぞれの口からゴムボールを放物線状に吐き出して攻撃します。よってHPが高いほど、背が高いほど、攻撃範囲も火力も比例して強くなります。
序盤の敵の中では、とても鬱陶しい部類に入ります。
じゃあ憑依すれば強いんじゃないかって? そうならないんだなあ、これが。
見てわかるとおり、その高すぎる身長が邪魔です。簡単に天井につかえます。
1の城出口の看板に、「出られなくなったら憑依を解除してネ」と書かれる屈辱を味わいました。
ジャンプも低く、機動力も無く、的がでかいせいでどんどんHPを削られてしまいます。
そして、頼みの綱のゴムボール攻撃も、使ってみるとあんまりたいした威力じゃないことに気付いてしまったり。
Gチップ取得でゴムボールはスーパーボールになり、バウンドするようになります。
それで強くなるのかって? いや、全然。結局単発の火力は上がらないんだもんね……。
強い弱いで言ったら、はっきり弱いです。使い道がないです。Gチップ取得後で考えれば最下位付近のはず。
でもいいんです。かわいいから。
ダメージを受けると上から順々に頭が落下していくんですが、無駄に物理エンジンを使ってるせいで、妙に生々しくっていい感じなんですよねー。
メーテル
このおばけも本作初登場……「いや、おばけじゃなくて鳥でしょ」というツッコミもあるでしょうが。
本作のキーワードのひとつとして、物理エンジンがあげられるでしょう。
前作で縦横無尽に跳ね回っていたサンダーモンキーは本作ではバイクにまたがり、華麗にウィリーを決めたり見事転倒したりしています。
キッドタンクは前作と比べ砲撃しやすくなった反面、挙動不安定でひっくり返ったりするデメリットを、物理エンジンで表現しています。
このメーテルは見ての通りの飛行タイプですが、従来から飛行タイプには大まかに2種類の分類がありました。
ひとつは、ルーンプリンセスやエアフォースキッド等のジェット噴射タイプ。
もうひとつは、バンパイアキッドに代表される羽ばたきタイプです。
メーテルも羽ばたきタイプに属するのですが、滑空しつつ上昇するという、まったく新しい操作感をもっています。
なめらかにぐるぐると輪を描きながら旋回し上昇していく、まるでトンビのような挙動が実に楽しいのです。
また、このおばけは水鳥なので、水に浮きます。
これ、さりげに重要なことでして。水に浮くおばけは、たとえ滝であろうとスルスルと遡れるんですよ。
ただ滝を登るだけなら、水専用おばけは必要ありません。メーテルやシャワーフラワーなどを使いましょう。
プディング
ではここで、本作のヒロインを紹介しましょう。
進行方向が明確に示されない探索型に変わり、さらに主人公が生まれたてのおばけに変わったことで、ストーリーに明確な方向性を示す役割が必要になりました。
その役割を担うのが彼女、普段はプレイヤーの後ろを飛んでいるだけで、非力でなにもできないおばけですが……
……なあんか、一年前に似たようなキャラがいた気がしますけど。
いや、でも、こっちはちゃんとヒロインしてます。大丈夫です。たぶん。
まあ、開幕早々さらわれて、通り過ぎようとすると城の奥から呼び止めてくるのはちょっとウザいですけど。
敵いもしない相手に突っかかったり、単独行動をしてはトラブルになったり、だいぶ手が掛かる子ではありますけど。
エラソーに命令しやがって、人の話聞けよと思うことも度々ありましたさ。
でも、この子の設定の面白いところは、当初冒険する動機が彼女の内側にしかない点です。
この物語、主役は彼女なんですよ。
彼女自身は、まるおがいないと何もできない。そこばかり強調すると、一方的に寄生しているような関係に見えますけど。
しかし彼女は、生まれたばかりで何の目的も持っていないまるおに、そしてプレイヤーに、冒険する動機というかけがえのないものを与えてくれたんです。
それは他の人物、たとえばスマイルさんとかでは与えられないものだったわけで。
彼女がまるおに名前を付けた、そこにとても象徴的な意味があるように思うんです。
確かに上から目線で命令するようなところもありますけど、でも彼女は決して、まるおの前に立とうとはしなかったんです。
いつも後ろから、まるおの歩いた道をついてきていた。自分の力で目的を果たしたかっただろうに……。
終盤、プディングが再び悪の手に落ちたとき、ボクはゲーム進行上仕方なく、嫌々救いに行ったわけではないですね。
いないと寂しかったし、救わなきゃダメだと思わせてくれた彼女は、ボクにとっては見事なヒロインでした。
だからこそ、あのエンディングにはプディングと一緒に腹を立てたわけですけどね。ぷんつか。
まったく食えねえ……あ、評点します。
- ハマリ度 : 9 / 10
- レスポンスはきわめて良好、物理エンジンの力も借りて、前作をはるかに上回るぬるぬる挙動を実現している。おばけ達の操作性向上のおかげもあり、ストレス無く遊べる。
ストレスなく遊べ、コンティニュー回数が減ったということは、一方でプレイ時間が短くなることも意味する。ステージのボリュームで言えば前作を上回るほどなのに、プレイ時間が短いせいで物足りなさすら感じてしまう贅沢。もちろんゲーム性がステージクリア型から探索型に変わったことも大きく影響している。
難度は前作と比べ大きく低下しているので、アクションの経験がある人なら、いきなり「むずかしい」から挑戦してもいいと思う。
ストーリーについては上述の通り。一応裏面でその決着はつくのだが、アイツをもっと思いっきりぶん殴ってジャンピング土下座くらいさせたいというのが正直な気持ちで、不完全燃焼だった。- グラフィック : 9 / 10
- 相変わらずの簡潔なドット絵がメイン。変わっていないかと思いきや、前作から続投しているおばけ達もリファインしている。
何より、判定に理不尽さが全くないことが素晴らしい。- サウンド : 10 / 10
- 書き下ろし32曲 + ジングル5曲は前作と比べて5割増の曲数。前作のモチーフも随所に現れ、前作のアレンジ曲もツボを押さえた使われ方をしている。おばけ皇帝の会話音が前作メインテーマだったことに気付いたときは笑った。
コンフィグで音量を最大にしてなお、やや音量が小さいところが唯一の不満点。前作がややうるさかった反省もあるのだろうが、せっかくのコンフィグ付きなのだから最大音圧はもっと上げてほしい。sam113さん、10年ぶりに再び彼らに会えて、とても嬉しかったです。誠にありがとうございました。
この機会に皆さんもどうぞ、前作と合わせてプレイしてみて下さい。
10年間で操作性は大きく向上しましたが、憑依アクションという土台は全く変化せず面白いことが実感できますから。
《 アンサンブル 》 ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:10
あらすじ紹介
生まれたての名前の無いおばけ 前作の主人公の娘と共に冒険に出かけよう
私的主観物語紹介
娘がパパに会いに行く物語
ゲームのちょっとした攻略ポイント
- 初めて見たオバケは憑依すること
- セーブは地蔵に会う度にすること
- 木箱は普通の攻撃、銀箱は某ワルキューレで、コンクリ色は終盤ステージで破壊可能に
- 体がでかいと的なだけ
- 憑依解除憑依解除で戦うのも意外と使える
- ラスボスを除きゴリ押し可能なボス多し
- 黒い敵&攻撃はスタミナ(ハート)だけでなくソウルパワー(人魂)も削ります
- ゲームを始める前に必ずmanual.htmlを起動し、「ABOUT」から「困ったときは」までを一読すること
- スペースからCで全体マップでに・・・きっと迷子にならないでしょう
感想
前作と違いステージではなくワールド探索系であり、難易度もそこまで高くありません
遊びやすく多くの人に紹介しやすい難易度となっています
締切日の昼からやり始め夜締め切り直前にはボスラッシュまでやれるぐらいのプレイ時間ですおばけが生まれるパターンがいくつか提示されてました
人の想像から生まれるパターン、輪廻転生パターン、親から生まれてくるパターン
そして、バラバラにされても復活できるとも提示されてました
なるほど、オバケが溢れているわけですハマリ度 10
時間がなくレビューを見送る予定を軽く覆すぐらいにはまれたので10グラフィック 10
ドットが動くよ細かいよ よって10サウンド 10
ここまでサウンドを入れてるのかと苦労がわかる作品
BGMもよくクリア後には音楽室の追加 前作のテーマおばけの行進曲もあるよ よって10個人的に気になったおばけ
見た目等が気に入ったおばけ「愛のスマイルさん」
火力面でお世話になったおばけ「キッドタンク」
移動でお世話になったおばけ「バンパイアキッド」
最も恐怖を感じたおばけ「愛のスマイルさん」最後に最も狂気を感じさせてくれた愛のスマイルさんのセリフで締めたいと思います
「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ以下略」