| ■ 三代目レビュー アクション 4 | ||||
| Moss Moss | ||||
![]()
ジャンル [ 戦わないメトロイドヴァニア ] 作者 [ Noel Cody さま ] 容量・圧縮形式 [ 11MB・ZIP, ブラウザゲーム ] 製作ツール [ PICO-8 ] 言語 [ 英語 ] 備考 [ ダウンロード版は、Windows用, Mac用, Linux用が同梱されている ] 配布元 ![]()
草生えるメトロイドヴァニア
「Moss Moss」の操作方法はシンプル。左右キーの移動、Xキーのダッシュ、Cキーのジャンプのみ。
「Moss Moss」の目的もシンプル。各マップにある土壌を踏み、草を生やしていきます。マップ内の全ての土壌に草を生やすと、「WELL MOSSED!」でマップクリア。クリアフラグとなる緑の葉っぱ(など)が出現します。
以上の知識は、最初のマップで十二分に学べます。土壌は側面・天井も余さず踏むこと。その側面・天井を、Cキー押しっぱなしである程度歩けること。クリアする上で必要となるテクニックも、同時に学べます。
![]()
それでいて、歩みを進めるたびに様々な仕掛けが待ち受けています。
まずは特殊な土壌。双葉が生えている土壌を踏むと梯子が掛かり、水色の土壌を踏むとシャボン玉(上昇するリフト台)を定期的に放出するようになります。
マップによっては、1回だけ空中ジャンプができるオレンジの光を利用する箇所も。
壁の中に「よく見ると違う」ブロックがある場合は要注意。思わぬ通路が隠れています。
思わぬ繋がり方を見せるマップでセンス・オブ・ワンダーを味わう、シンプルでレトロチックな画面に「メトロイドヴァニア」の醍醐味が存分に詰まった作品です。本作は短編…初見でも30分程度でクリアできるアクションですが、求められるテクニックは意外と高くなっています。
表クリアである「緑の葉っぱ」のコレクションに掛かるテクニックはそれほどでもなく、隠し通路を含めたマップの巡回をしていればクリアできます。
しかし、真クリアの「白い芽(葉?キノコ?)」のコレクションに必要なテクニックは天井知らず。「そんなん知らん!!」みたいな隠し通路の先…「ジャンプ→ダッシュ→オレンジを取って再ジャンプ」と言う緻密な操作(もしくは表クリア後に解放される能力)を求められるトラップゾーンを潜り抜けた先…非常に到達難易度が高くなっています。そんな本格かつ短編のメトロイドヴァニアである本作、イチオシ候補に挙げていました。しかし、ある一つの欠点があり、やむなく取り下げた作品でもあります。
その欠点は「セーブができない」こと。本作は終了・リロードしてしまうと、必ずニューゲームとなってしまいます。Escで出るメニューにも、「RESET CART」(最初に戻る)はあるものの、「Save」は存在しません。「RESET CART」を選択してしまうと、それまで獲得していた葉っぱもゼロの状態でニューゲームとなってしまいます。
表・裏ともに一気にクリアできる短編とはいえ、操作を落ち着かせるためのセーブは欲しかったところです。特にダッシュが求められる地帯は指を酷使するので、筆圧の強い私のような人は、休憩用のセーブが欲しかったです。※ ちなみに、本稿のスクリーンショットとして掲載しているGIF動画、「Moss Moss」本体の機能(PICO-8独自の機能?)で撮影できます。
F9キーを押すと、押した時点から15秒ほど前のリプレイを、GIF動画としてデスクトップに出力してくれます。