■ Gobotix: Duo
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作者 [ Ludos Games さま(開発) ]
[ SZ Interactive LTD さま(販売) ]ジャンル [ 3Dパズルゲーム ] 容量・圧縮形式 [ 208MB・Steamからインストール ] 製作ツール [ Unity ] 言語 [ 英語 ] 備考 [ 要・Steamクライアント ]
[ カンパウェア(有料DLCという形で投げ銭可能) ]配布元 ![]()
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レビュワー ハマリ度 グラフィック サウンド 合計 総合判定 ES 9 /10 9 /10 8 /10 50/60 ![]()
赤松弥太郎 8 /10 9 /10 7 /10
ワタシが押して、君がゴールへ!
本日のイチオシ作品「Gobotix: Duo」は、操作もルールも非常に分かりやすく、「誰でも楽しめる」ゲームとしてイチオシに上がりました。
操作は、「クリックした位置への移動」「キーボードでのカメラ操作」のみ。左クリックで動く青いロボ・右クリックで動く赤いロボを使い分けながら、仕掛けを操作してゴールへの道を作り出す…そんな単純なパズルです。
ステージ1は、赤ロボでスイッチを押して青ロボ用のゲートへの道を作る、単純なステージ。ここでまず基本操作を身に着けます。
ステージ2で更に「箱」が追加されます。箱をクリックして拾いダブルクリックで落とす、それによりON/OFFできるスイッチの個数を増やすヤクモノです。
ステージ5から追加される「扇風機」は、後半までプレイヤーを苦しめる厄介物です。風を起こし箱を運ぶ設備ですが、後半ではON/OFFのタイミングも計って理想の位置に運ぶ必要があります。
ステージ14から登場する赤いバリア(ロボのみ通す)・青いバリア(箱のみ通す)も厄介。初登場のステージ14からして「ロボは青いバリア越しに箱を投げることはできない」ため、「箱を青いバリアの向こう側へ移すギミック」を探す必要があります。「箱を青いバリアの向こう側へ移すギミック」は、場合によっては坂、場合によっては扇風機と、ステージごとに異なります。
「どのスイッチでどこがどう動くか」その見極めがまず求められます。ステージによっては、カメラを回転させないと見えないスイッチ・ヤクモノ・道筋もあります。「全てを見逃さない」、それが本作の初歩にして最大の攻略手順となります。そう、本作は「分かりやすさ」を何より重視したレベルデザインとなっています。「どのスイッチでどこがどう動くか」は、一度試せば理解できます。そこから「どの順番にスイッチを押すか」「どのスイッチを箱で押すか」「必要な箱・ロボをどうやって障害から乗り越えさせるか」をじっくりと考えてパズルを解く…それが本作の攻略手順となります。
そして一番難しいのが「スイッチを押すタイミングまで要求される」ステージ22。赤松さんも「最難関」と言うこのステージは、一度落とした箱をもう一度上に戻す必要があります。ただ扇風機で上げるだけではバリア手前の床に引っかかり、横方向の扇風機で飛ばすと勢いが付きすぎて落っこちる…。ここは私もまた苦労したステージです。
ただ、本作に時間制限はありません。ステージをじっくりと眺め、画面から目を離して思考にふけり、操作間違いで右往左往しても、プレイへの支障は何一つありません。一部「離れてからOFFになるまでタイムラグがあるスイッチ」もありますが、こちらも大半はカウントダウンを考慮する必要はありません。ごく一部のタイムラグが必要なステージは、そのタイムラグが長めにとられているため、十分に試行錯誤が可能です。
プレイ時間は通して2時間程度。今のところは「考えればいつかはクリアできる」難易度になっているため、皆様も気軽にトライ&エラーしてください。
《 赤松弥太郎 》 ハマリ度:8 グラフィック:9 サウンド:7
レッド & ブルーの 機械の響き
基本ルールはとてもシンプルです。
- スイッチの上にものを乗せると何かが動く
- 乗せられるのは、2体のロボットとステージに落ちている箱だけ
- 赤いゲートなら赤いロボットが、青いゲートなら青いロボットが乗ればステージクリア
これだけです。
2人1組の操作性とか、3Dステージの把握しづらさとかで、本作を複雑に感じる人もいるでしょう。
しかしまあ、それらの要素は本作を特徴付けるものでもない……言ってしまえば、割とありきたりなものです。
ボクが思うに本作は、シンプルであるが故の個性を持っています。
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このステージを見てください。
どのスイッチを押すと何が起きるか、わかりますか?
見た目で何が起きるかわからなければ、そう、まず押してみるしかありませんよね。
本作のステージはだいたい1画面に収まる程度の狭さなので、何が起きたかはすぐに確認できます。
取り返しの付かないボタンもありますが、1つ1つのステージは短めです。やり直してもすぐに追いつけます。
悩む前に、まずやってみるという姿勢が、本作を楽しくしてくれるはずです。
仕掛けは、ステージを進める毎にどんどん増えていきます。
タイマー付きのスイッチ、箱だけを吹き飛ばす扇風機、箱だけを落とせるスロープや穴、箱かロボットどちらか一方だけが通れるバリア、等々。
しかしここでも、漏れなくまずやってみることを要求されるので、プレイヤーは確実に経験を積んでいきます。
複雑だとは、きっと思わないはずです。
現時点で最難関のLevel22だって結局、まずやってみる以外の解法はありません。
扇風機で箱を吹き飛ばす以外の方法は、どう考えても無い。
でも扇風機で吹き飛ばすと、飛びすぎて拾えなくなってしまう。
ちょうどいい感じに、ちょっとだけ扇風機を動かす方法はないだろうか……
そういう試行錯誤の末に解法を見つけ出すステージなんです。
頭を使って絞り出すパズルとは、また違う達成感があります。
何十手も先を読んで、手順を頭の中で組み立てる必要はありません。
現在最長のLevel25でも、手を動かして1手ずつ確認していけば、決して難しくはありません。
ただ……手順を取り違えて、ゲートと違う色のロボを置いちゃうことが、ちょくちょくあるんですよね。
どっちのロボを動かせばいいか、わからないままとりあえず動かしちゃうので。
そうなると大抵最初からやり直すハメになってしまって、その。
評点行ってみます。
- ハマリ度 : 8 / 10
- Level14の赤バリアが挙動不審、バリアの近くで動いただけなのに箱が引き剥がされてしまう。
まだステージ追加の予定があるようだが、Level25よりも難解なステージとなると、次第にトライ & エラーしづらくなっていくように思う。最低限でもスイッチ押下ごとのアンドゥ機能が欲しい。
クリア時間機能も未実装だが、これも気にし始めるとプレイヤーがトライ & エラーしなくなる危険性がある。誘導の仕方には注意が必要だろう。- グラフィック : 9 / 10
- ステージが3Dであることに起因するややこしさは最低限に抑えられている。回転はY軸のみ、それと並行移動で視点変更するため、理解しやすいし迷子になりにくい。
それでもLevel25になると画面の奥まったところはクリックしづらいし、別の場所が反応してしまうこともある。これ以上に複雑なステージを作るのは限界があるだろう。- サウンド : 7 / 10
- 曲はおそらく1曲のみ、いくつかバリエーションがあるだけ。それ自体は安定した環境音楽。
クリックする度に操作音がトラックに乗る仕様が単純にノイズ。音楽が豊かになるわけでもないし、音楽に合わせて操作することに意味もない。ほとんどの人が意識しないので影響は無いだろうが、意識する人にとってはトライ & エラーがしづらくなる。およそプラスの意味を見いだせない。本作のバランスがはたして意図して設計されたものなのか、はたまた偶然の産物なのか、ボクには判断しかねる部分がありますが。
しかし結果として、2時間で、頭をほどよく使うパズルが楽しめるのですから、これはありがたいことです。
好奇心は猫を殺すかも知れませんが、そのチャレンジが人間を進化させてきたのもまた事実。
まずは動いてみましょうよ。