■ 初代レビュー RPG 2 | ||||
たらぽんくえすと2 | Another Moon Whistle体験版 | 焦風 ~奥の細道~ |
かりあげRPG |
ジャンル [ RPG ] 作者 [ さかちゃん さま ] 容量・圧縮形式 [ 4.7MB・LZH ] ダウンロード ▼前フリ
人気急上昇!! …からしばらくして、現在ではやや人気下降ぎみなペットといえば、言うまでもなくカーン様フェレットです。 そのフェレットを主人公に大抜擢し、主婦の日常と愛と正義を盛りこんだRPGが面白くないわけないだろう貴様らァー(×10)!! YEEEEEA!! アイ・ラヴ・イタチ!! ストロング・イズ・ビューチフルッッッ というわけで、主婦のさかちゃん様が編み出されたそういった内容のRPGが『たらぽんくえすと』で、個人的にはその続編の方がお気に入りですので、そちらのレビューをして行きたいと思う鳥肌実(42歳・厄年)でございます。▼システム・ストーリー紹介
主婦のさかちゃんは小学四年生(拙者脳内設定)。ダンナのシンちゃん(少林サッカーとは関係ありません)+2匹のフェレットと仲良く暮らしていたところ、或る日新聞で「フェレット世界大会開催。優勝商品はフェレットと行く宇宙旅行」の記事を見つけてしまいます。 こりゃうかうかしちゃおれんと近くのマウンテンに修行に行ったところ、宇宙人が現れて、なぜか生活費と、『さかちゃんの大切なもの』を取られた!! 許せん訴えてやる!! というわけで意地でもフェレット天下一武闘会に勝って、宇宙人からそれらを奪取せねばならない事態になったのです。
というわけでシステム自体はオーソドックスですが、脚本がブッ飛んでいるため、新鮮かつほのぼのした気分で、さかちゃん一行の微妙にイイ顔ぶり(©ESさん)を楽しめます。▼拙者に言わせろ
ゲーム中に出てくる敵、チュウチュウ教信者は、格好、女子高生という設定ともに、単発で終わらせるのはあまりに惜しい素材であり、個人的に18禁化を熱望したい。
あと、途中に出てくる実写とかCGの変な敵は一体なんなんですか?
- (補足)
- 2006.04.13:作者様の都合により、サイト休止となりました。Vectorにある作品も、もうすぐ削除されるそうです。
- 2007.01.08:「ひねくれソフト工房」さまのご好意により、「たらぽんシリーズ」など、さかちゃん さまの作品が再公開されました。
- (或野 吟山 さま、情報ありがとうございます。)
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ジャンル [ RPG ] 作者 [ 神無月サスケ さま ] 容量・圧縮形式 [ 786KB・LZH ] ダウンロード ▼ゲーム解説 その圧倒的完成度によって、フリーソフトRPGの定番的な位置にまで上り詰めた、前作『Moon Whistle』。 その期待の続編の体験版が満を持して登場。2ちゃんねるユーザーや拙者など、相当にひねくれた人間に賛辞しか言わさなかった超実力派、神無月サスケさんの芸が再び炸裂する。
▼ゲームシステム
RPG。ゲーム中には明確な章分けはないですが、シナリオ上の一章分を遊ぶ事ができます。▼見どころ
さすけさんのゲームというのは、こう超独創的で説明が難しいので、とりあえずプレイしてみていただきたいのですが、前作をプレイされた方には「相変わらずの芸風に、さらに磨きがかかっている」と説明しましょう。まず、異様にインパクトのある敵キャラたち。
草原を歩いていると出てくるのが、「笑うヘビ」。
わ、笑うヘビ!? 何で笑ってるんだ!? どういう意図だと混乱していると、次に出てくるのが、もうちょっと強い「笑わないヘビ」。
笑わないヘビ… まあ、笑うヘビがいるなら、笑わないヘビが出ないとおかしいけど、むしろ笑わないヘビの方が普通じゃないのか? なんでこっちの方が強いんだ!? というかなんで憮然とした顔なんだ!? などと混乱しても一切説明がなく、そこに畳み掛けてくるのが、ボスの「コンダラ」。
サスケさん本人に尋ねたところ、やはり『重いコンダラ(思いこんだら)』からつけたらしいのですが、なんでハニワなんだー!?その高いテンションをガッチリ土台で支えるのが、氷石音楽と、抜群に上手いシナリオ、そして例の非凡な作りこみ。 ゲームを遊んだ時の手ごたえからして、なにかこう違います。そして、戦闘バランスの絶妙さ。 前作も戦闘は熱かったですが、今回は、以前行った戦闘バランス研究の成果なのか、もうしょっぱなからテンパりまくりです。コンダラ戦など失禁せんばかりです。
『わけのわからない敵』『熱い戦闘バランス』だけなら、既存のゲームにもいくつかありますが、それを両方ミックスし、さらにヘタウマな絵が加わったことで、説明不可能の感動と興奮に垂れ流し確実。そして、今回より新たに加わった顔グラ。今作には命をふきこまれたものさんも協力されているとのことで、拙者はてっきり顔グラ担当かと思ったのですが、裏をかいて背景担当。顔はサスケさんの手描きで、これまたイイ顔でナイスなのですが、小学生のつくも君と親父のハヤテさんが同年代に見えるのだけは、正直多少どうかと思いました。
というわけで、前作のファンはもちろん、新規開拓者にも安心してオススメできる一品となっております。てゅーか好き勝手書いてすんませんサスケさん。
- (補足)
- 2005.04:DL先を完成版(Vector)に変更。
- 同日:完成版のイチオシレビューは、こちら。
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ジャンル [ RPG(チャイムズクエスト製作) ] 作者 [ 加藤 清志 さま ] 容量・圧縮形式 [ 2.41MB ] ダウンロード 管理人魂の一本。幻の傑作が蘇る!
▼紹介の意義
このゲームが製作された1993年当時、ツクールはあっても、ゲームを公開するところがなく、ほとんどのツクーラーは自分の実力を根拠に、『しょせん素人ではショボゲームが限界』と考えていた。
だが、その後機構が整備され、世に出てきた名作たちは、『素人でも面白いソフトは作れる』ということを衝撃とともに証明した。
その中の一本が、個人的にも最高に気に入っているこの『焦風』であり、最近ついに作者さんの手によってフリーで公開され、またエミュによってウィンドウズ環境でも遊べるようになったので、もうレビューするしかあるまい。ジジイは男泣きして良い。▼概容
- 裏をかいて松尾芭蕉が主人公。日光に出没する藤原氏の幽霊を退治するようにとの幕府の命を受け、一路北へと向かう。
- イイ意味で史実を完全無視したストーリーには、マウスで描かれた(当時はスキャナーもタブレットも一般人にゃ買えなかった)味のあるイベントグラフィックがブリリアントマッチ
- 『庄屋』『琵琶法師』『薬屋』など、襲撃動機がサッパリわからない敵たちとの果てしなき死闘。俳句で感動させて戦闘不能にする。
- そのため武器は筆。防具はなぜか紙。
- ライバルの井原西鶴(代表作:好色一代男)も登場。意味もなくタキシード仮面のような井原西鶴を堪能できる。(セーラームーン見てないので多少間違ってるかも。)
- ゲーム後半、松尾芭蕉の服がなぜか黒から赤に変わるが、全く説明がない。
▼超個人的感想
というわけで、当時のログイン読者さんなら知ってるであろうあの『焦風』がエミュで復活ですよ!! アオリ文も無意味に熱くしてみましたよ!! ただ残念な事に、エミュがチャイムズMMLに対応してないため、あのナイスなサウンドはないのですが… 個人的にチャイムズのサウンド素材には、ツクール史上トップクラスの名曲も入ってると思いますし、これは本当に残念。焦風のOPで流れる曲とか、なんか永遠性みたいなものを感じさせてくれて感動したものですが…ダンテウィンのように、チャイムズ専用のエミュの開発が期待されますが、そもそもチャイムズ自体があんま残ってないだろうし、チャイムズ当時のツクーラーももういいかげんイイ歳で忙しいだろうし、開発は残念ながら絶望的ですかねぇ… ちなみにチャイムズMMLをダンテウィン系のMmlmusic.exeで再生しようとしましたができませんでした。
ゲームを全体として見れば、現在でも面白い部類に入れられるでしょうが、16色だし、サウンドもないし、エミュ起動だし、フロッピー(イメージ)の入れ替えに多分戸惑うだろうし、ハンデが相当でかいため、面白いゲームがゴロゴロある現在では、あまり太鼓判を押して勧めることができないかもしれません。悲しいことですが… でも、この文とかで興味を持った方や、あと当時の読者さんにはゼヒ遊んでいただきたい一本であります。
ちなみに、最後の最後のマップは行き止まりなのですが、レイアウトの関係で右の海から抜けられます。それに気づくほどやりこんだ人は、日本に何人いるでしょうかね…
- (補足)
- 2005.04:現在、作者HP閉鎖につき、DLできません。
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↑まさしワールドを忠実に再現!
ジャンル [ RPG ] 作者 [ 不明 ] 容量・圧縮形式 [ 1.04MB ] ダウンロード あえてノーコメントということで。
- (補足)
- 2005.04:現在、作者HP閉鎖につき、DLできません。