二代目レビュー　ＲＰＧ

■ 二代目レビュー　ＲＰＧ
たらぽんくえすと3	ウィザードリィ風

【たらぽんくえすと南海の大決戦】

作者 [ さかちゃんさま ]
容量・圧縮形式 [ 4427KB・LZH ]
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下で先代がレビューしている「たらぽんくえすと」、その続編が発表されました。
ストーリーは前回と同じく「さかちゃんの父上母上が行方不明になったんで、探しに行くだぁー！探しに行くには橋をかけるだぁー！橋をかける材木を探すだぁー！かっぱだぁー！」といういわゆる「巻き込まれ型」のシナリオですが、以前よりも落ち着いた分世界観を受け入れやすくなっています。
システムで独特なものを挙げれば「本を読むことによって技を覚える」というくにおシステムや敵が町ではシンボルエンカウント、町以外では通常のエンカウントという特殊な形式をとっていることでしょうか。
顔色の悪い親父が寄ってきて戦うハメに
しかし、ひとつだけ言いたい…言わせてくれ…
フェレット①の名前がたらちゃんなのにフェレット②の名が何故いくらちゃんではないのか
…じゃなくって、
セーブがっ！セーブができねぇー！！
まあ、結論から言いますと、自宅の風呂場にいる猫の「かぼ」に話しかければいいのですが、
気付かない！というか分かりにくい！
むおおおおおぉ！ねこじるフオォォォォォ!!
開始地点である自宅で「かぼ」と話しておかないと、他の場所で「かぼ」が現れない＝セーブできないので必ず最初に話しかけましょう。
私は開始3時間後にその事実に気付き、遠く離れた場所から延々と自宅まで戻り続けることになりました。
■本日の結論
マザー系の暖かみのあるRPGがお好きな方はいますぐレッツプレイ！

（補足）

2006.04.13：作者様の都合により、サイト休止となりました。Vectorにある作品も、もうすぐ削除されるそうです。

2007.01.08：「ひねくれソフト工房」さまのご好意により、「たらぽんシリーズ」など、さかちゃんさまの作品が再公開されました。

（或野吟山さま、情報ありがとうございます。）

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【ウィザードリィ風】

作者 [ チビコンさま ]
容量・圧縮形式 [ 510KB・LZH ]
ダウンロード

古くから伝えられたる言葉に「名は体を現す」というものがありますが、
この作品は正にその言葉どおりの仕上がりとなっております。
・・・うそです。おいどんはウィズはほとんどやった事がありましぇん。(総合プレイ時間3分)
2chに単独スレッドが立っていますので、ウィズクローンとしてのこの作品の評価は
そちらに任せておき、ここでは1つの作品としてのこのゲームの面白さを紹介していきたいと思います。
まず、名前から一般ユーザー受けしなさそうな印象を受けますが、このゲームに関しては

名は体を現しません
具体的なジャンルとしては「やり込み型RPG」になります。
潜ったり昇ったりを繰り返しながら強くなっていくやつですね。
フリーゲームで例えるならば「マップつきアンディーメンテ(※)作品」です。
キャラクターのレベルを上げ転職を繰り返し成長させつつ、アイテムの収集に勤しむ、という
よくありがちなシステムに、果てしなく単調なマップ、とこれだけならダメダメですが
非常に練りこまれたゲームバランスとバリエーションに富むアイテムによって、
地味ながら味のある作品に仕上がっており、つぼに入ったときのハマり度はかなりのものです。
ウィザードリィの未経験者でも気軽にプレイ出来る難易度ですので、
ウィズフリークの方はもちろん、やり込みゲーの好きな方もやり込みゲー未経験の方も(結論＝やり込み嫌い以外)
プレイしてみてはいかがでしょうか。
《解説》
>アンディーメンテ
フリーゲーム界の大御所クリエイターであり、多数のフリーゲームを製作していらっしゃいます。
こちらで上橋さんがアンディーメンテ作品のレビューをしておられますので、気になった方はこちらへどうぞ

　上橋コメント
実は拙者、一時期ウィザードリィにはまりこんだことがありまして、Ⅰ・ⅡとⅤは確かクリアしたような気がします。いやー、全裸忍者部隊が懐かしい…　んでこのゲームなのですが、ツク２０００のデフォ素材のみ＆ありがちなストーリーと、一見平凡ゲーみたく見えるのですが、プレイしてみますと、あの懐かしい、怪しいプレイ感覚と、異常な緊迫感漂う戦闘バランス、そして意味不明にワクワクするアイテム探しがウィズしてます。非ウィズ人に説明するなら、主人公がトルネコじゃないトルネコの大冒険ですな。

（補足）

2005.04：DL先をVectorへ変更。

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