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■ ボールの王子様

タイトル
作者[ Din さま ]
ジャンル[ アクション ]
容量・圧縮形式[ 13.2M ]
使用ツール[ 不明 ]
必須ソフト[ DirectX(7以上) ]
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by 松田勇作 攻撃 VS スライム VS ミミック ピンチ
↑画面写真提供:ES様

レビュワーハマリ度グラフィック サウンド合計総合判定
びるま 9 /10 10/10 8 /10 75/90 B
ES 9 /10 9 /10 7 /10
ナンセンス♪マハラジャ 8 /10 9 /10 6 /10

 《 びるま 》  ハマリ度:9 グラフィック:10 サウンド:8

ライク・ア・ローリングストーンボール

主人公が玉です。球です。某漫画との関連性は一切ありません。

球ゲーといえば伝説のマーヴルマッドネスを思い出しますが…何!?そんなの知らん!?喝!!
…球を転がしゴールへ誘導するゲームや敵を攻撃する武器として球を使うようなゲームは無数にありますが、
球自身が敵を倒しまくるゲームは初めてではないでしょうか。

縮む、跳ねる、転がる等独特のアクション、ポップ&キュートな敵キャラなど見所が多く、
オリジナリティ溢れる作りでありながらも操作性、ゲームバランス共に素晴らしく良い出来で、感動感激の雨嵐であります。

球の属性変更やレベルアップ等RPG的要素も含まれ、アクションRPG好きにもオススメできます。
ただ、操作に慣れるまで少し時間がかかり、要所に微妙に難易度が高い箇所が存在するので、
投げ出さずにガンバリマショー。
最後に一つ、聖剣2ライクなバグが存在するのでご注意を…

 《 ES 》   ハマリ度:9 グラフィック:9 サウンド:7

角度よし! 加速よし! 死ねやオラー!!

ハマリ度:9/10
この操作感覚はホントにクセになります。
とりあえず、慣れるまではやってみて下さい。そこからきっとハマりますから。
グラフィック:9/10
ボールや敵など、各キャラのテクスチャの滑らかさは特筆モノ。
高スペックも決して苦になりません。
サウンド:7/10
ぱすーん(破壊音)に代表されるSEの爽快感はあるものの、
音楽面の売りは、やはりちょっと弱いと思われる。

う~む。

いや、最近はホントに、フリーゲームも高スペック化が進んできました。
特にこのゲームは、見た目の滑らかさだけでなく、主人公であるボールの挙動など、かなりリアルに作ってあり、 製作者の思いがびしびし伝わってきます。
…って、こんなことじゃないんだ。このゲームの魅力ってのは!
間ではじいて2HIT! このゲームの真の魅力というのは、やはり、並み居る敵をつぶしていくという爽快感に尽きます!
MAXスピードで相手に忍び寄り、ゼロ距離からの一撃を食らわす…。
今コンシューマにあるポリゴンゲームに勝るとも劣らない「間合いの美学」がそこに存在します。
そのダメージも、インパクトの瞬間と距離、そして加速度によって大幅に異なってくるのも(タイミングが合えば序盤でも 30ダメージは軽く越せるくらいの攻撃が加えられます。)また大きな魅力です。
タイミングがちょっとでもずれると、ダメージ1とか出て釈然としない気持ちになるのも、別の意味で大きな魅力になっています。 ド畜生。

よいしょ…もうちょっと… そんな魅力の詰まったこのゲームですが、肝心の進度の方は、相変わらずというか、このレビューの執筆時点でやっと外に出れました。
難度自体は簡単なほうに入るし、マップの広さははっきり言って狭い部類に入るのですが、そのマップがとても入り組んでいる上、 表示されるのはそのごくごく一部のみ。正直、最初のうちは「こんな広大な迷宮、越せるのだろうか。」と妙な過大評価さえしてしまいました。
また、少なからずあるイベントアイテムが左図のように一回のジャンプでは届かないところに出てくるというのも、ちょっとどうかと思ってしまいました。
悪戦苦闘している十数分(マジ)の間、なぜか「魔方陣グルグル」の初期のころの台詞である

「わざわざこんなでかい宝箱に入れなくてもいいのに~。」

という一節を思い出してしまいました。
(いや、「ハイジャンプのタイミングをつかむ」という意義で行っていることはわかってます。でもこんなストーリーの感情移入が激しくなる場面で持ってこなくたって…。)

しかし、これも逆に言えば、進度そっちのけで楽しめるゲームということであり、このゲームは、まさにその名を冠するにふさわしい完成度を誇っているといえます。

 《 ナンセンス♪マハラジャ 》  ハマリ度:8 グラフィック:9 サウンド:6

テニプリとは関係無い(ネタかぶり)

ハマリ度: 8

新感覚

主人公がボールという点も凄いが、フリーゲームで3Dという点も評価が高い。
3Dのアクションといえばさんが一番であるが、こちらも引けを取っていない。

視点も自分で変えられ、見えにくい場所もなんなくクリアできる。

慣れたらハマる

開始当初は縮む・膨らむのタイミングがわからずに高くジャンプするのも、相手に攻撃するのも難しいがだんだん慣れてくると…。

コンボ!ハイジャンプ!!その爽快感!!!

つーわけでハマリます。

隠し&おまけ要素

拙はへたっぴなので駄目でしたが、どうやら隠しマテリアル(ボールの性質を変化させるアイテム)がいくつかあるそうです。
またクリア後にもおまけがあります(秘密)

タイムを競うミニゲームも付いており、一粒で2度いや5度は美味しい!!

ハマりきれなかった点

(1) タイミングがシビア

慣れたといってもハイジャンプをするための一度落ちてまた跳ねるタイミングや相手に体当たりをしながらの弾き飛ばしなどのタイミングはかなりシビアだと思いました。
実際3時間ぐらいやったけどこれら二つの成功率は3~4割です。

(2) レベル上げが大変

実際問題LV1でもラスボスは倒せます。
しかし、みんながみんなそうではないのでやはり十分レベルを上げるにこしたことは無いでしょう。
ですが、敵一匹に対する経験値が少ないためレベルを上げるのに一苦労…
アイテムでレベルアップとかもう少し配慮が欲しかった…

グラフィック:9

マップがちょいと荒っぽい点あり。とは言え、ロックマンDASHもあれくらいだったなぁ。
滑らかに動くボールには感動した。

サウンド:6

やはり甘いかなぁ~。もうすこし場を盛り上げるポップな曲も欲しかった。

編集後記

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