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ダイナマイト野球 Mondar's Dungeon タヌキヒット コトダマッスル 夢遊猫イミテイション
NANACA†CRASH!! (2) Burrito Bison: Launcha Libre 波乱盤上!三妖精! 物件王 電車で行こう

【 ダイナマイト野球 】

ダイナマイト野球
レビュワー [ 通りすがり ]
ジャンル [ マウスだけシンプル野球ゲーム ]
作者 [ SPLAX さま ]
容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ]
製作ツール [ FLASH ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

Flash製ゲームで遊べるのも今年までということで、Flashゲームの紹介です。

対人戦・CPU戦が楽しめる3イニング制の野球ゲームです。
特徴的なのは、複雑な操作を排し、マウスのみで操作できるようになっていることですね。

具体的には、
・攻撃時は、バッティングのみ
・守備時は、ピッチングのみ
代打とか代走・守備固めは行えます。うまく選手を使ってあげましょう。

注意点として、対人戦ではなく、まずはCPUと戦うのがいいと思います。
正直、CPUの「つよい」でほぼ勝てるレベルでないと対人でボコボコにされます。

チームはたくさんありますが、どれも一長一短です。 自分のプレイスタイルに合わせて選びましょう。


 管理人コメント

本作の操作感は、マウスカーソルで選球やバットの位置を調整する「パワプロ」の操作感に近いものです。
操作自体に難しい点はありませんが、その分、操作タイミングは難しくなっています。これが「『つよい』でほぼ勝てるレベルでないと対人でボコボコにされる」理由でもあります。
ストライクゾーン上での球の位置も、球が来るタイミングも、練習を繰り返して覚える他ありません。そのための練習モードも完備されており、初心者から長く楽しめる作品になっています。
2020年3月時点でもFLASHゲームは特殊な設定をしないと動作せず、splax.netでもほとんどがHTML5に移行しています。FLASHが動かなくなった際には、HTML5版の「プレイング野球」をお楽しみください。

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【 Mondar's Dungeon 】

Mondar's Dungeon
レビュワー [ SSS ]
ジャンル [ ダンジョン探索カードゲーム ]
作者 [ Rat King さま ]
容量・圧縮形式 [ DL不要・ブラウザゲーム ]
言語 [ 英語 ]
配布元 ダウンロード先

本ゲームはダンジョンの奥地にあるアミュレットを持ち帰るのが目的となるダンジョン探索ゲームだ。
ゲームは伏せられた最大4束のカードをめくって探索を行っていくことで進んでいく。アイテムや扉を見つける事もあれば、敵や罠に出くわす事もある。
プレイヤーはカードで表される4つのステータスと、5つのカード所持枠を持つ。

ハート:体力、HP。敵に攻撃されたり飢えたりすると減る。0になるとゲームオーバー。
腹持ち:胃の形をしたカード。移動すると減り、0からさらに減少する時、代わりにハートと拳が減る。
拳:武器なしで攻撃する時の攻撃力。拳をモンスターにドラッグアンドドロップすると拳の値分の攻撃ができる。罠や敵の攻撃で減少する。
金貨:スコアアイテム。ダンジョン内に店などは無く純粋なスコア。

ダンジョンで見つける物には以下の物がある。アイテム類はカード所持枠にドラッグアンドドロップで拾う事が可能。

剣:敵にドラッグ&ドロップする事で数値分のダメージを与えられる。デバフ効果もあり敵の行動確率を下げる。剣で攻撃したターンに攻撃した相手からは反撃されない
盾:数値の回数分モンスターの攻撃を防ぐ。罠は防げない。
食料:腹持ちを3点回復する
金貨:スコアアイテム
薬:不確定名がついており、見ただけではどんな効果があるか分からない。特定のステータスを回復する物と、ステータスが減るだけの毒薬がある。回復するステータスが満タンだと使用できない。
巻物:不確定名がついており、見ただけではどんな効果があるか分からない。対応したステータスにドラッグアンドドロップすると最大値が伸びるが対応してないステータスだと現在値が減るもの、山札に入っている扉カードをサーチして場に出すもの、敵を全滅されるもの、罠を消すもの、等がある。効果対象が場に無いと使用できない。
モンスター:こちらが探索したりアイテムを拾ったり殴ったりするたびに確率で攻撃してくる。色々な敵がいて行動確率とHPが異なる。ダメージを与えてモンスターのHPを0にすると倒せて、たまに拳が回復する。こちらが探索してないのに勝手にめくって出てくることがある。
罠:拳かHPを減少させる。さらに部屋に置かれ、いったん部屋から出てもう一度入ると再発動する。
扉:部屋に置かれ、それをクリックする事で他の部屋に移動できる。
階段:部屋に置かれ、それをクリックする事で他の階層に移動できる。
下水道:部屋に置かれ、いったん部屋から出てもう一度入ると敵が湧く。
狭い部屋:部屋に置かれ、ドラゴンの行動確率が下がる。
アミュレット:これを持って出口に到着すればクリア。クリックすると何回か空腹が回復できる。
出口:最初の部屋にある、最後に行く場所

進行は運頼みな部分もあるが、引いたアイテムを取捨選択して手札を運用していくのはプレイヤーの判断が試され中々楽しめる。マップ表示や一度使った薬や巻物の自動鑑定や命名機能が無い為、覚えるか手動でメモする必要があり少々プレイヤーに優しくない点が残念。全3階層と短めで行ける時はサクっとクリアできるバランスになっている。
本作は英語だが、ゲーム中で英語はほとんど使用しないし取説には殆どフレーバーテキストしか書かれてないので英語力は不要。ドラッグアンドドロップで使用する事と、巻物の用途さえ把握してしまえば後は感覚で進んでいける。
アイテム運用はローグライクに近い感じなので、そういったジャンルが好きな人なら楽しめるゲームだろう。


 管理人コメント

本作の仕様はどの要素も「厄介」が付いて回ります。
最初の厄介が「5枠しかない」アイテム枠。アイテムが豊富な部屋に行くと扉のカードまで探り当てられない程ダダ余りするのに対し、モンスターハウスにぶち当たると5枠全てを剣で埋めても足りない程です。
部屋の仕掛けも厄介です。立ち寄るたびにマイナス効果が発生する下水道やトラップを引き当てると、実質その部屋には2度と立ち入れなくなります。仕掛けを解除できるスクロールはかなりのレアアイテムであるため、実質「引き当てた部屋を避ける」しか対策はとれません。
そして、そんな運不運が左右するゲーム性が、本作の醍醐味です。運不運任せにする要素を少しでも減らすため、一度使ったスクロール・ポーションの効果はメモを取っておきましょう。同じルーン文字が彫られたスクロール・ポーションは、常に同じ効果を発揮する仕様になっています。有利な効果が出る物は保持、不利な効果・効果すらない物は即座に画面右下の捨て札にドラッグして廃棄しましょう。

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【 タヌキヒット 】

タヌキヒット
レビュワー [ 未開の地 管理人 ]
ジャンル [ モグラ叩き ]
作者 [ 未開の地 さま ]
容量・圧縮形式 [ DL不要・ブラウザゲーム ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード不可

フリーソフト超激辛ゲームレビュー 管理人様
はじめまして。ユーザー参加型サイト「未開の地」の管理人です。
この度は当サイトで公開しているゲームを是非貴サイトでご紹介していただきたくご連絡致しました。

ゲームタイトルは「タヌキヒット」です。
このゲームは「もぐらたたき」系ゲームで、14個の穴から出てくる不良タヌキをクリックしてポイントを稼いでいきます。
ただし、不良タヌキ以外のタヌキや犬警官を叩いてしまうとスコアが減ってしまったり、不良タヌキが他のキャラに化けて出てくることもあるので注意が必要です。

ゲームページはこちらです
http://mikainochi.s25.xrea.com/game/tanukihit/index.html

是非ご紹介していただけたら幸いです。何卒よろしくお願い致します。
突然のご連絡失礼いたしました。


 管理人コメント

「目元以外は区別がつかない不良と一般生徒を見分ける」という、かなり動体視力が求められるルールになっています。
ただ、それ以上に問題なのが、どうも「出入りしている最中は当たり判定が無い」もしくは「動いている体のみに当たり判定がある」ように見える点。クリックしたつもりで得点が取れていない場面がかなり見られました。
本作のゲームスピードはかなり速く、その中で激しく上下する頭を伸びきった瞬間に叩ける余裕は、まさに数フレーム単位。タヌキが動いている最中でも当たり判定を上下させるのではなく、伸びきった位置で固定するようにお願いいたします。


(補足)
2019.04.30:本作及び作者様ホームページは公開を停止いたしました。

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【 コトダマッスル 】

コトダマッスル
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 筋肉と言葉で紡ぐタイピングゲーム ]
作者 [ ダブリス竈 さま ]
容量・圧縮形式 [ 92.0MB・ZIP ]
制作ツール [ WOLF RPGエディター ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

2つの国の危機を救うのは言葉と・・・マッチョ!?

 いわゆるタイピングゲームなのですがストーリー重視でタイピングの練習には適さないのでご注意ください。
言葉が2つの国の運命を変える・・・という話なのですが何故かそこにマッチョが絡んできます。
この作品のキャラはほとんどがケモ耳。しかしケモ耳キャラとマッチョというこの組み合わせも自分は今まで見たことが無いですね・・・。

 ウサギニア国とイヌトピア国・・・2つの国が長く対立している大陸がありました。
晴れて言紡師(げんぼうし)となったクロエは言魂を召喚するために旅に出ることになりました。その途中、山賊に襲われピンチになったクロエは言魂を召喚します。
召喚されたのは何故かフンドシ一枚のマッチョ。イシカワさんと名乗るその言魂は肉体言語で敵を倒していくのでした。

コトダマッスル

 この作品は文字を打って相手を攻撃し倒すのが目的です。無論、一定時間が経過したりタイプミスをすると敵に攻撃されてしまいます。
ただお題を打てばいいというわけではなく、変化球で出されるお題もあります。ある言葉が入っているとゲージがたまり、そのゲージを使って大ダメージを与えることも出来ます。
難易度設定もでき、一番簡単な難易度(おきらく)だと実質時間制限が無いのでゆっくり攻略できます。自分もこの難易度で全ステージクリアしました。
難易度を変えてもストーリーには影響せず、一番簡単な難易度はタイピングが苦手だったりストーリーだけ見たい向けで、それ以外は腕試しという位置づけになりますかね。
正打率が難易度ごとに記録されるので高い記録を目指してみるのも良いでしょう。

 敵と戦っていくうちに明らかになるこの大陸の真実。2つの国は何故か争っているようですが、その理由とは・・・?
ラスボス戦ではタイピングゲー、そしてこのストーリーや設定でしか出来ない演出があります。とても熱い展開になるので注目です。
ストーリー面だけでも十分に楽しめると思います。タイピングが苦手な人でもクリア出来ると思うのでぜひその展開を見届けてください。
ちなみに何故主人公の言魂やとあるキャラがマッチョなのかは一切謎です。ケモ耳キャラばかりの中だと浮いてしまいますが・・・これも作者の意向なのでしょうか?


 管理人コメント

どちらかというとストーリー重視の作品ですが、バトルで利用するタイピングは、ローマ字表記ゆれにも対応した意外と本格的なものです。
ただし、気を付ける点として、「ん」は必ず「nn」と打たなければいけない点、序盤すぐの段階で「お題の文字をそのまま打てばいい」だけではない特殊な問題が出てくる点があります。
「ふつう」難易度以下ならば余裕をもって打ち込めます。それ以上の難易度に挑むのは、タイピングと問題に慣れてからにしましょう。

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【 夢遊猫イミテイション 】

夢遊猫イミテイション
レビュワー [ SSS ]
ジャンル [ カードゲーム ]
作者 [ 明野 さま、a さま ]
容量・圧縮形式 [ 244MB・ZIP ]
製作ツール [ WOLF RPGエディター ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

本ゲームはお互いに3体のモンスターを繰り出し、カードによってそのモンスターから技を繰り出し、
相手のモンスターをすべて倒すか、相手に山札が無い状態でカードを引かせれば勝ちとなるゲームである。

TCG系ゲームのお約束通り、対戦に勝利すれば新しいカード等が手に入り、それでデッキを強化してより上位の相手と対戦していく・・・と言う流れとなる。
カードの入手に関しては持っていないカードを優先的に入手できるため、カード集めのストレスは少ない。

根幹システムはモンスターファームTCGやはにょう10と言えばわかる人にはわかるだろうが、
そのターンに使わなかったカードを任意にエナジーと呼ばれる資源にして、次のターンにそのカードを捨てることで技のコストにするシステムとなっている。
防御に使うカードや次のターンで使いたいカードは残しておくことも出来るが、ターンの初めには持っているカードと合わせて合計5枚まで補充するため、カードの保持はエナジー収入や引けるカード数が減ってしまうリスクと引き換えになる。

クリーチャーが持つ技の殆どはそのクリーチャー専用であり、他のクリーチャーの技を使うことはできない。
なので、自分のクリーチャーが倒されてしまうと、そのクリーチャーの技はエナジー化以外に使い道のないカードになってしまう。
アイテムカードはどのクリーチャーでも使えるが、クリーチャーが使う技と比べると効果が弱く軸にできる力はない。

またパートナーと呼ばれるものもあり、毎ターン1点たまるSPを使って技を使うことができる。
また、残りのクリーチャーが1体になるか山札が20枚以下になると一回だけ強力な必殺技を使うことも出来る。

カードの種類はかなり多く、カードプールが揃ってくるにつれて多種多様な戦術を取ることが可能になる。
色々な戦術を試すもよし、一つの戦術を極めるもよし。いろいろな楽しみ方が可能だ。

絵はオリジナルの書き起こしで、よそのゲームと絵が被ることはないので安心。
ストーリーもあるがおまけのようなもので、さっさと本編やりたい人は右クリックで全飛ばしも可能。
なかなか面白いので、カードゲーム好きであれば是非一度はプレイしてみてほしい。


 管理人コメント

「はにょう10」のプレイ時には、かなりシステム学習に苦労しましたが、その苦労のおかげか、本作のシステム学習はかなり楽になりました。
MPに回す用の「ネイチャーカード」が追加されたうえ、ドロー枚数が多めのため、「手札に使えるカードがない!」とまごつく状況も少なく、スムーズにプレイできたのも要因でしょう。
登場キャラクターの中には、前作の夢遊猫シリーズからの登場キャラもいます。もっとも、最低限のキャラ説明は本作内で言及されているため、前作をプレイしつくしてなくても問題ありません。

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【 NANACA†CRASH!! 】

NANACA†CRASH!!
レビュワー [ 遥 ]
ジャンル [ まさかの公式ゲーム化 ]
作者 [ 鳴宮タカヒロ さま ]
容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

10年位前からある謎の中毒性を持ったFLASHゲームむい。
原作は全く知らなくても、このゲームは知ってるって人は結構居ると思うむいよ。
プレイヤーがやることといえば、最初の角度調節と速度調節と読みと計算の元で僅かなサポートだけむいよ。
なのに不思議と何回も何回もやってしまう謎の中毒性があるむい。
運と技術があれば何時間でもやれると思うむい。


 管理人コメント

本作は、1stレビューが来た頃(2014.07)には、すでに公式ゲームとなり、スマフォ版もリリースされました。それから3年たった現在(2017.08)でも依然として楽しめる作品になっています。
そろそろFlash自体のサポートが切れるため、ブラウザ版はいつまでプレイできるか分かりません。しかし、そんな場合でも、スマフォに舞台を移してプレイすることができるでしょう。

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【 Burrito Bison: Launcha Libre 】

Burrito Bison: Launcha Libre
レビュワー [ naclav ]
ジャンル [ 吹っ飛ばしゲーム ]
作者 [ JUICY BEAST さま ]
容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ]
言語 [ 英語など ]
配布元 ダウンロード先

「Burrito Bison」シリーズの3作目です。
こちらでレビューされているゲームの中では「Berzerk Ball 2」と似た、「人間とかをなるべく遠くに飛ばして、それで得た報酬でアイテムを買うとさらに遠くに飛ばせるようになるヤツ」です。
「Berzerk Ball 2」のミニゲームの中にこのシリーズのパロディがありましたが、互いに意識する関係性だったりしたのでしょうか。

前作「Burrito Bison Revenge」に比べて何が良くなったかというと、何ひとつ良くなっていません。

前作からの主な変更点を挙げます。

ゲームを作っている人もカスミを食ってるわけじゃないでしょうし収益を得ようとするのは当然ですが、 「前作よりも退屈にしておいたからお金ください」はさすがに無理でしょう、と思いました。


 管理人コメント

「Burrito Bison」シリーズは、「Burrito Bison」「Burrito Bison Revenge」があります。
無印→「Revenge」の進化は素晴らしいものでした。ミッションの追加で細かな成長が分かりやすくなったのが大きいです。やはり、こういう「ちまちまと成長を重ねる」ゲームで、「成長が伸び悩んだ時」というのが最もユーザを飽きさせるものなので、それが細かく分かるミッションシステムは素晴らしいものでした。
実をいうと、今作「Launcha Libre」は、前2作とはアプローチが全く異なります。パワーゲージしかなかった前2作に対し、今作では引っ張り操作による角度調整に加えて、相手側の挑発動作中、特定のタイミングで離すと、「CRIT」と出て飛距離が大幅に増す仕掛けになっています。お助けアイテムも増え、決して展開を単調にしていません。
ミッションも1プレイごとに出なくなっただけで、無くなったわけではありません。プレイを繰り返して対峙者の体力を0にするなど、様々な条件に応じて解放される成長要素やアイテムが多数出てきます。ただ、解放しても金は手に入らない上、その成長要素がこれまた高価なのが余計に「金、金、金かよ!?」感を増すのかもしれませんが。

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【 波乱盤上!三妖精! 】

波乱盤上!三妖精!
レビュワー [ SSS ]
ジャンル [ すごろくカードゲーム ]
作者 [ ルート さま ]
容量・圧縮形式 [ 本体846KB, データファイル534MB・ZIP ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

波乱盤上!三妖精!とは、すごろくとトレーディングカードゲームを融合させたゲームである。
基本はいわゆるすごろくであり、相手より先にゴールに到達すれば勝ちである。

本ゲームのキモは、ここにトレーディングカードゲーと多人数チーム戦という二つの要素が組み合わさる点である。
プレイヤーは勝負の前に、自分が使うことになるカードの山、デッキを作っておく必要がある。
そしてゲーム開始時に自分のデッキから5枚引いてゲームを開始することになる。

カードには以下の種類のものが存在する

・通常キャラクターカード
自分の場に1枚だけ設置できる。
サイコロをふって進んだり、他のカードを起動するためにはこの種類のカードを場に出しておく必要がある。
色のついているカードを起動するためには、同じ色を持っているキャラクターカードが必要になる。
カード毎に出目の範囲と耐久力が決まっており、耐久力の分だけサイコロを振って進むと捨て札になる。
強い特殊能力がついていたり、沢山の色を持つキャラクターほど、出目や使用回数が少ない。

・EXキャラクターカード
必要な色を持つ通常キャラクターカードを手札に戻すことで設置できる。
それ以外は基本的にキャラクターカードと同じだが、強い特殊能力を持つカードが多い。

・通常スペルカード
自分の場に必要な色を持つキャラクターカードがいて、必要なMPを支払うことで自分の番で使用できる。
効果はカードによって様々。

・カウンタースペルカード
自分の場に必要な色を持つキャラクターカードがいて、他人がカードの発動条件を満たしたとき、
必要なMPを支払うことで使用できる。
効果はカードによって様々。

・サポートカード
自分の場に1枚だけ設置できる。これを場においてターンを始めることで、チャージが1溜まる。
カード毎に必要チャージと耐久力が決まっており、自分の番に必要チャージ分のチャージを消費することで使用できる。
使用時には色のあったキャラクターが必要だが、設置だけならキャラクター不要。
効果はカードによって様々。

・アビリティカード、持続アビリティカード
通常のデッキ枠とは別枠のカードで、デッキに入れるだけで常に機能する。
発動条件を満たしたときに発動するものも多いが、デッキの制限枚数を緩くするような特殊なものもある。

これらのカードを組み合わせて強いデッキを作り、すごろく勝負に勝って賞金を手に入れ、
その賞金でデッキを強化して次の相手を・・・というのがゲームの流れになる。

多人数戦では味方と一緒に戦うことになるが、味方はAI操作で、使うデッキはこっちで用意する必要がある。
人のような細かいプレイングはしてくれないので、より高い勝率を求めるならAI用デッキを別途用意するのも良いだろう。

1000種類近くのカードがあり、なかなかにボリュームを感じられるつくりとなっている。
パック運と自分の構築の腕で戦うシールド戦もあり、いろいろと楽しめるのも良い。

本ゲームは東方Projectという作品の二次創作ではあるが、原作を知らなくてもゲームプレイに支障をきたすことは無いので、外見で決めずに一度はプレイしてみてほしい。
カードゲーム系が好きな人なら、きっと気に入ってもらえるゲームだと思う。


 管理人コメント

キャラクターはもちろんのこと、特殊効果の中にも東方Projectネタが豊富に含まれています。原作を知っている方には、細かいネタも楽しむことができます。
もちろん、東方を全く知らない人でも、ゲーム本体は楽しめるものです。効果はゲーム画面で丁寧に説明されていますし、カウンタースペルカードなどのカードゲームならではのシステムも存在しています。
キャラクターとスペルの色あわせなど、ルールは少々複雑なので、必ずチュートリアルはプレイしておきましょう。ルールについて、どこよりも分かりやすく説明してくれます。

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【 物件王 】

レビュワー [ シューゴ ]
ジャンル [ ボードゲーム ]
作者 [ DESI-RE さま ]
容量・圧縮形式 [ 607KB・ZIP ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ DirectX7がインストールされている必要アリ。 ]
配布元 ダウンロード先

数少ない桃鉄風ボードゲームであるが、本作はチェックポイントを巡って目的地にたどり着くことでゴールになる。
台風・臨時収入などさまざまなイベントが起きる。
コンピュータが居ないので(貧乏神はカードとして登場)、自分の状況だけを気にしながらやることができる。
マップエディタで自分だけの物件王のマップを作ることが出来るが、イベントを設定できないのと、古いゲームなので更新に期待できないのが惜しい。
フリーのボードゲームでは良作といえる。


 管理人コメント

本作は、8以上のDirectXでは動きません。今現在サポートされているWindows7以降のDirectXは11が基本なので、7は相当古いエンジンであることが分かります。
何が言いたいかというと、私のマシンでは動きませんでした。
2006年の作品ならば、後のDirectXでも動かせるゲーム作品はいくらでもあるのですが。RPGツクール2000が良い例…というか、XP(2004年)とVX(2007年)の間の作品なんですよね、本作って。
私自身がボードゲームが苦手…特にフリーゲームでは、CPUの馬鹿さとイベントの理不尽さで何度も煮え湯を飲んでいるので、DirectXの問題を乗り越えてまでプレイする気がどうしても起きませんでした。申し訳ありません。

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【 電車で行こう 】

電車で行こう
レビュワー [ シューゴ ]
ジャンル [ ボードゲーム ]
作者 [ プレコファーム さま ]
容量・圧縮形式 [ 20MB・ZIP ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

 日本全国の鉄道を題材にしたすごろくゲーム。
 長所は2010年現在の実際の鉄道路線図に即して行われるリアル感があること。
これによって、どこかで乗り換えて目的地へのショートカットしたり、路線図について楽しく学ぶことができる。
 短所は、COMがアホな上それを補うかのように理不尽なイベントが起こりやすい。
また、羽田空港からでしか飛行機で各地に行けず、成田空港の存在感が無い。
幾つか路線を成田空港や関西空港などに振り分けたほうが良かったと思う。
そして作者がサイトを放置しているせいか、2015年現在の駅データが存在しないことである。
 総じてやや人を選ぶゲームであるがそれを乗り越えると楽しめる。


 管理人コメント

見た目から、どれだけ古い作品と思ったら、2007年末までは更新のあった作品と知って、色々な意味で「!?」となりました。
元々、画像系ツールの作者であるせいか、ゲームとしてはUIがこなれておらず、マニュアルにも画面の簡単な説明しかないため、乗換え1つでさえ苦労します。
やり方が分かれば、目的地への道筋も一発でわかるようになりますが、そのあとに問題になるのは、目的駅への道筋。乗換駅に丁度の目で着くためには、相当なリアルラックが必要です。
(→マス目以内ならば、好きな駅に止まることができます。) 公共交通機関ならば、新幹線から飛行機、そして各県を通るローカル線まで使える本作ですが、乗換駅の少ない地方だと、その乗換駅に止まるためにいらん苦労を強いられることになります。地方のローカル線から出発すると、乗換駅の量が多く、どの駅が乗換駅なのかを暗記しておく必要があります。いろんな意味で地方の不便さを知るゲームですが、これが面白いかと言うと…。

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