【PZL】INDEXへ / トップページへ

■ ミミックロジック

ミミックロジック
作者 [ にほへ さま ]
ジャンル [ 自動生成論理パズル ]
容量・圧縮形式 [ ダウンロード不要・ブラウザゲーム ]
製作ツール [ RPGツクールMV ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ 現在、「ゲームアツマール」上にてプレイ可能 ]
配布元 ダウンロード先

ミミックロジック ミミックロジック ミミックロジック ミミックロジック ミミックロジック ミミックロジック

レビュワーハマリ度グラフィック サウンド合計総合判定
ES 10/10 8 /10 8 /10 52/60 B
赤松弥太郎 9 /10 9 /10 8 /10

 《 ES 》  ハマリ度:10 グラフィック:8 サウンド:8

一寸先は死の闇、その闇はこの箱の奥にある。

「複数人の証言を精査し、嘘つきを指定するパズル」…おそらく、当サイトの【ADV】ジャンルを遊んだ方ならば、1つは目にしたパズルでしょう。
本作「ミミックロジック」は、その「嘘つき探し」をメインとしたゲームです。見た目上は、固定画面のダンジョンを下に潜っていくRPGのように見えますし、実際に戦闘のあるフロアも存在します。
しかし、本作のメインかつ大部分のプレイ時間は、4~9個の宝箱の中から「嘘つきミミック」を探すパズルとなっています。そして、「死の危険性」も、この「嘘つきミミックパズル」が一番高くなっているのです。
何しろ、「ミミックの入った宝箱を当てると一発GAME OVER」という仕様になっているからです。ミミック死を無かったことにできるアイテム・ミミックの場所を見抜くアイテムもありますが、どちらも最高級レア品。1度も拾えずにクリアしてしまう場合も多々あります。

そして、「ミミックの居場所」も一筋縄ではいきません。本作では初歩の初歩である「中級」で、トリプルアクセル級にひねった問題ばかり出てくるためです。

ミミックロジック それまで「○○はミミック/宝箱」だけだった証言ですが、中級後半になると「○○の中には■■が入っているよ」という証言が出てきます。
これは、宝箱どうしの証言を比較するだけでは全く分かりません。画面上にある「中身の内訳」を見る必要があるのです。
左の例では、「1個のミミック以外はすべて装備品」という素直な構成。これで、中下の黒箱の「左の宝箱は装備品」という証言が真となり、同時に左下の黒箱の中身も装備品=ミミックでないことが確定します。
ただし、これだけでは右下の青箱の証言「右上の赤箱にはお金が入っていない」では、右上の赤箱が装備品かミミックかは分かりません。どちらの場合でも右下の青箱の証言は真となるためです。
ただし、右上の赤箱の証言「どこにも装備品は入っていない」は明らかに偽です。ミミックは1つのみ、それ以外は装備品なので、右の列2つの宝箱のどちらかには装備品が入るためです。すなわち、この証言をしている右上の赤箱がミミックと分かります。
他5つの宝箱の証言を見比べれば、全て矛盾が無いことが分かるでしょう。

ミミックロジック ミミックロジック
中級から出てくるもう一つの難問は、「左右・上下でどちらのミミックが多いか」という証言。ミミックが複数出てくるステージでは、より一層の難問となります。
とは言っても、左の例では「ミミックは1体」と出ているため、それほど難しくはありません。「左の列と右の列のミミックの数は同じ」という証言が左上と右下のミミックに同時に出ているということは、「左右のミミックは共に0体」ということに他なりません。その上で中上の黒箱が「一番右にミミックがいるよ」と言っているため、こいつがミミックと分かります。
実を言うと、コレ系の証言で一番厄介なのは、「左右を勘違いすること」です。「(モニタの前のプレイヤーから向かって)左右」であることは、慣れた今なら分かるのですが、中級進みたてのペーペーの頃だった私は、証言の左右を勘違いしてミミックを開けてしまうことが度々ありました。

そして、上級・超上級になると、「中級まではジャブ」だったことを痛感すると思います。
何しろ上級では「ミミックの数が不定」という恐ろしい条件が追加されるのです。少なくとも、本作以外では味わったことの無い条件です。何しろ、「同じことを言っている複数の宝箱が全てミミック」ということもあり得るので。
宝箱の中身も不定となるため、先述の「○○の中には■■が入っているよ」という証言は全く役に立たなくなりますし、「左右・上下でどちらのミミックが多いか」という証言の難易度も大幅に上昇するのです。
ただし、こんな難しい条件でも「ミミックは宝箱の半数未満(6箱のステージでは2体まで・9箱のステージでは4体まで)」というヒント、そして、ダンジョン内の町民から教わったセオリーがかなりの助けとなります。
私や赤松さんの言う通り、かなりの難問ばかりですし、どうしてもミミックが確定しない問題も数多く存在します。それでも、セオリーを一つ一つ学んでいけば、戦闘に耐えられるレベルのアイテム獲得にはそれほど苦労しないでしょう。(多少は「引き運」が必要ですが)
そして、ローグライクらしき「満腹度」も、本作では別の意味で重要なパラメータとなります。何しろ、ミミックの居場所を考えている最中も、ナンバーキー宝箱の答えを探している最中にも、満腹度は減っていくからです。そのためにも、「お腹が減るスピードを遅くする」アップグレードは優先して取っておきましょう。装備や経験値は道中で何とかできますが、「お腹が減るスピード」を何とかできるアイテムはかなりの高レア。道中で食料が引けないとかなり「終わる」ため、アップグレードは満腹度を中心に上げておくのが私としてはおススメです。
また、本作は意外にも装備品の付け替えが頻発するのも特徴です。
HPを上げる鎧兜・満腹度を上げる書籍は常に付けておきたいところ。
宝箱のフロアでは指輪(宝箱からのお金UP)・オーブ(宝箱のレア率UP)・葉っぱ(宝箱を開けたときに満腹度回復)を装備。
戦闘時には盾(防御UP)・手袋(攻撃UP)で身を固め、投擲アイテムも準備。
店に来たときは宝石(店のアイテム数UP)に付け替える。
そして、回復アイテムを使う時にはブレスレット(回復量UP)があれば必ず装備しておくこと。

本作は、あらゆる場面で「思考」と「注意力」が要求されます。それこそが本作の難しさでも楽しさでもあります。
初めは、チュートリアル代わりの初級で、本作の手ごたえを学んでおきましょう。中級に進めば、本作の難しさ・楽しさ・奥深さが徐々に分かっていくでしょう。幾多の屍を積むことで。
本作は、「とりあえずのクリア後」の超上級、割と中盤でも開放できる「カスタムダンジョン」など、やり込み要素も豊富にあります。1周1周は30分程度で楽しめるため、時間を見つけてプレイを進めていきましょう。

 《 赤松弥太郎 》  ハマリ度:9 グラフィック:9 サウンド:8

 探索型アドベンチャーや、RPGや、フリーゲームをプレイしてるとちょくちょく出会うのが、いわゆる嘘つきパズル。
 苦手な人にとっては厄介物扱い、「嘘つきパズルがやりたくてゲームしてるわけじゃない」と言われちゃったりもするのは、ちょっとかわいそうではあります。
 しかし、それでも繰り返し登場するのは、パズルとして作りやすい、解くと頭をほどよく使った実感が得られるという、メリットがあってのことなのです。
 だったら、メインを嘘つきパズルにしちゃえば、もう文句が出るはずがないでしょ?

 嘘つきパズルとローグライクを掛け合わせる、という着眼点が、まず素晴らしい。
 本作はパズルを自動生成するため、すべての嘘つきを確定できない盤面も、度々出現します。
 上級以上のダンジョンになると、全確定できないのは当たり前、ひどい時には何一つわからないという事すら起こります。
 でも本作は、パズルについては常に、即降りという選択肢を用意しています。
 かといって5と9のつくフロアで登場する中ボス、およびラスボスはスルーできないので、そうそう宝箱を取り逃がすわけにもいかず、ほどよくノルマ管理されています。
 歩数では無く、リアルタイムで腹が減る点といい、ローグライクのシステムをうまくパズルゲームに換骨奪胎しています。

 まあ、用意された正解を当てる、という発想の仕方に慣れていると、ローグライク的な、模範解答が無い中でもリソースをやりくりして進む、という本作の発想には、やや面食らうかも知れません。
 時間制限がある中で、可能な限り宝箱を開けるためには、手筋を覚えることが最重要です。
 ほら、将棋だって、指せる手はひとつの盤面で数十、数百通りあるわけですが、全部を虱潰しに検討してるわけじゃないでしょう?
 手筋を覚えているから、検討手を数通りに絞り込んで、それぞれを深く考えられる、それと同じことですよ。
 まず確定して宝箱を開けられる局面を覚えておくのが最優先です。

 ここからは、上級編と超上級編に分けて、ボクとして使用頻度が高いと思う手筋を紹介していきますね。

◆上級編

 上級ダンジョンでは、ミミックの数が不定となり、上限と下限しか示されなくなります。
 ミミックの数による推理は、ほとんどが破綻するので、基礎に立ち返って手筋を見直しましょう。

「(自分の属性)の中にミミックがいる」と言ってたら、開けてOK
 本作で最も頼れる手筋なので、最優先で把握しましょう。
 (自分の属性)のところは色々あって、「自分の色」「自分が属する列」の他に「ミミックの上に○色(自分の上も○色)」とかも当てはまります。
 仮にこいつがミミックだとすると、(自分の属性)の中にミミックがいることになって、自己矛盾を来すからですね。

 また応用として、
A「Bはミミックではない」
B「(Aの属性)の中にミミックがいる」

 というパターンや、逆の
A「Bはミミックだ」
B「(Aの属性)の中にミミックはいない」

 というパターンでも、Aを開けることが可能です。

 注意点が1つ、「(自分の属性)の中に○匹ミミックがいる」という限定が付くと、この推理は成り立たなくなります。
Aが「(属性)の中にミミックはいない」と言ってるのに、(属性)の中で相反する主張をしていたら、Aがミミック
 これも頻出する手筋ですね。(属性)すべてがミミックじゃないなら、相反する主張をするわけがありません。
 この(属性)も上と同じく、色、列、「(上下左右)が○色」等が当てはまります。
 色や列はともかく、「(上下左右)が○色」パターンは見落としが怖いので、見直しは必須です。
Aが「この中にミミックは1匹」と主張しているのに、相反する主張をしている宝箱が2組以上存在したら、Aがミミック
 上と同じような話です。
 上級は、こうしてミミックの数を主張する宝箱も登場するので、慣れていきましょう。
 「○色の中にミミックが○匹」というパターンもあります。
存在しない色についての言及
 6箱以下だとちょくちょく、9箱でもまれに出くわすパターンですが、当たったらラッキーですね。
 「(色)に(1匹以上)ミミックがいる」「(色)の方がミミックが多い」「ミミックの(上下左右)に(色)」等の主張はすべて嘘と断定できます。
 「(色)にはミミックはいない」「(色)に0匹ミミックがいる」「ミミックの(上下左右)は(色)ではない」等の主張なら、安心して開けてOKです。
ミミックの数以上の味方がいる宝箱は、開けてOK
 そんなことそうそう無いだろう、と思っていると、忘れた頃に遭遇するのがこのパターン。
 たとえば、「一番下の列にミミックはいない」と主張する宝箱が3つあって、下の列のどれか1つでも、3つの宝箱以外を指して「ミミックではない」と主張していたら、その宝箱とミミックではないと言われた宝箱、2つを開けられます。
 「ミミックではない」と主張している宝箱がミミックだとすると、ミミックが5匹以上存在することになって、上限に引っかかってしまうからです。
陣営が真っ二つに分かれていたら、残った1つは開けてOK
 そんなことあるのか? と思われるかも知れませんが、あるんです。
 たとえば2対2とかで、同数の宝箱が相反する主張をしている、というパターンは、時々見かけるじゃありませんか。
 またAが特定のBに対して「ミミックだ」と主張していたら、AかBどちらか一方だけがミミック、ということになるので、これもペアと考えられます。
 そうやって組分けした結果、2対2 + 1対1 + 1対1みたいな形で、綺麗に4つずつの組み合わせに塗り分けられることがあるんですよ。
 ミミックの上限は4匹ですから、残った1つは確実に開けられます。
 開けられる宝箱の主張1つで、かなりの数の宝箱が開けられる可能性がある手筋です。
既に開けた宝箱と同じ主張なら開けてOK、相反する主張ならそいつがミミック
既に開けた宝箱をミミックじゃないと言ってる宝箱は開けてOK、ミミック呼ばわりしてたらそいつがミミック
 なに当たり前のことを、という話なんですが、念のため、確認のために書いておきます。

 手筋を十分把握していても、30階以降になると、そう簡単に断定できない状況が続くと思います。
 青い水晶の購入も、選択肢として考えていいでしょう。
 なお青い水晶は、開けてある宝箱以外を占う、という性質があるので、できる限り、開けられる宝箱は開けてから使用した方が効果的です。
 1つもわからない状態で水晶を使っても、ほとんど宝箱を開けられない、という残念な結果に終わることもままあるので、そんなときは即降りしちゃった方が良さそうです。

◆超上級編

 超上級ダンジョンでは、ミミックの数は固定に戻りますが、ミミックではないのに嘘をつく狂った宝箱が1つ追加されます。
 ミミックだけが嘘をつくことを前提にした、上級までの推理や手筋がほとんど成立しなくなるので、慣れないうちはミス多発必至です。
 まったく別のゲームだというくらいの意識が必要です。

「(自分の属性)の中にミミックがいる」と言ってたら、開けてOK
 この手筋だけは超上級でも有効です。
 仮にこいつが狂った宝箱だとしても、矛盾無く推理は成立するのですが、狂った宝箱は開けてもOKですからね。

 応用に挙げたケース、
A「Bはミミックではない」
B「(Aの属性)の中にミミックがいる」

 というパターンの場合、Aだけは開けてもOKです。Bはダメです。
 Aが狂った宝箱で、Bがミミック、というパターンがあり得るからです。
A「Bはミミックだ」
B「(Aの属性)の中にミミックはいない」

 というパターンは、両方とも確定できません。
 Aがミミック、Bが狂った宝箱でも、主張が矛盾無く成立するからです。
既に開けた宝箱をミミックじゃないと言ってる宝箱は正直者、ミミック呼ばわりしてたらそいつは嘘つき
 狂った宝箱が追加されたことでいっとき混乱するでしょうが、本作の主張は「ミミックか、ミミックでは無いか」という形で行われます。嘘つきかどうかではありません。
 狂った宝箱であろうと正常な宝箱であろうと、無事開けられている時点でミミックでは無いので、そこは信頼して大丈夫なんです。

 既に開けた宝箱であっても、狂った宝箱の可能性が残っている限り、主張を信じることはできません。
 仮に同じ主張をしている宝箱があっても、既に開けた宝箱が嘘をついているなら、ミミックになってしまいます。
A「Bはミミックではない」
B「Aはミミック」
と主張している時、Aは開けてOK
 狂った宝箱がある場合にのみ発生する手筋です。頻出するのできっちり覚えましょう。
 Aがミミックだとすると、Bもミミックとなるのに、Bが正しい主張をしてしまうので矛盾が起きます。
 一方、Aが狂った宝箱、Bがミミックというケースも想定できるので、Bは開けちゃダメです。間違えないようにしましょう。
 ただし、AかBどちらかが狂った宝箱というところまで絞り込めるので、他の宝箱の推理が圧倒的に楽になります。
A「Bはミミックではない」
B「Cはミミックではない」
と主張している時、Aは開けてOK
 中級までなら何も考えずにCまで開けてたこのパターンも、狂った宝箱のせいで一時停止が必要です。
 9箱の場合、ミミックは2匹と決まっているので、AがミミックだとするとB、Cもミミックとなり、数をオーバーしてしまいます。
 なのでAは開けても問題ありませんが、Aが狂った宝箱という可能性が残るので、この時点ではまだBを開けることはできません。
 なお6箱以下の場合、ミミックは1匹なので、グループ対象だろうと個別の宝箱対象だろうと、「○○はミミックではない」という主張をしている宝箱は、すべて開けてしまって大丈夫です。
ミミック+狂った宝箱の数以上の味方がいる宝箱は正常
 数による推理は依然として有効です。
 繰り返しますが、「ミミックではない」という主張は、相手が狂った宝箱であっても正しいので、その点だけはくれぐれもご注意を。
宝箱の中身による推理
 ミミックの数が固定化されたため、宝箱の内訳表示が復活しています。
 そのおかげで、上級ではほっっっっとんど役に立たなかった「Bの中身は○○」という主張が、再びヒントとして役に立つ可能性があります。
 とは言え、上級のやり過ぎで中級の記憶がほとんど無い、中級ではあまり活用しなかった、という人も多いでしょうから、きちんと復習しましょう。

 まず、宝箱の中身について矛盾した証言があれば、どちらかは嘘つきです。
 たとえばBとCが「Aの中身は○○」と、それぞれ別の内容を主張していたら、BかC、少なくともどちらか一方は嘘つきになります。
 6箱の場合、この時点でAが開けられます。Aがミミックだとすると、BもCも嘘つきとなってしまい、嘘つきの合計数をオーバーします。
 9箱の場合は嘘つきの合計が3なので、まだ確定はできませんが……3つとも嘘つきと仮定すると、どこかしらで矛盾が起きることが多いでしょう。

 また、開けていない箱の残数から言って、その種類の中身が入っていないとおかしい、というケースもあります。
 金が4つあると表示されている中、3つ開けていずれも金以外の内容だったなら、残りはミミックと金しかあり得ません。
 その状況で「金以外が入っている」と主張している宝箱があったら、嘘つき確定、となるわけです。

 初期アイテムとして青い水晶が7つ(何故か姉さんから)支給されますが、前述の通り、水晶はできる限り宝箱を開けてから使うべきです。
 狂った宝箱の存在が邪魔して、水晶を使っても1つしか開けられないケースが激増しています。
 何も開けていない状態で逐次投入すると、あっという間にすっからかんになってしまうでしょう。
 ローグライクは、諦めの良さもまた肝腎です。

 こうした手筋の説明は、投稿者説明欄からリンクが張られた、公式のものもあるので、詰まったら一度眺めてみてください。

 クリエイターモードのトロフィーコンプは、超上級クリア後のお楽しみ、という扱いでいいと思います。
 ミミックの数不定かつ狂った宝箱ありという、目を覆いたくなる条件もありますが。
 しかし、宝箱の数については、実は条件に入っていないので、難易度と収入のバランスが良い、6箱で固定してしまいましょう。
 たぶん超上級よりは簡単じゃないかな?

ハマリ度 : 9 / 10
 難易度設定がとても巧い。手筋を覚えて、慣れてくるとだんだん楽になってくる実感があって楽しい。
 UIで言うと、Cキーで開ける一覧画面が、必要十分な機能を備えていて使いやすい。しかし、ここまで使いやすいと、一覧画面だけで宝箱を開けるところまでできないか、と思ってしまう。ローグライクらしい見下ろし型画面を残したせいで、マウス操作とキーボード操作の行き来が発生してしまった。
 初期設定の歩行スピードが遅すぎる点も、キーボード不要の印象を強める。常時ダッシュON、または足の速さ「速い」を選択しよう。
グラフィック : 9 / 10
 ドット絵は素材だが、顔グラとエンディングの一枚絵が自作描き下ろし。
 エンディング絵はなんと、昔懐かしの16色、匠の技が見られる。全体としてどこかレトロな雰囲気で統一されている。
サウンド : 8 / 10
 10階ごとにランダムで切り替わる仕様。個人として選曲に文句は無いが、人によって好き好きあるので、固定できる設定があるといいと思う。
 個人的には、進捗を音楽で把握したいタイプなので、各階層毎に音楽を設定できるとなお嬉しい。

 本作に興味を持っているあなたは、元々こうした論理パズルが好きな方でしょう。結構、ではますます好きになりますよ。
 そうではない人でも、フリーゲームを多くプレイしてたら、嘘つきパズルを解いた経験は、1回や2回じゃないでしょう?
 そんなあなたにも、本作を楽しむ素養は既に整っているということですよ。
 上級までクリアすればエンディングは見られますが、その後も思い出しては繰り返しプレイしたくなる魅力がある作品です。

【PZL】INDEXへ / トップページへ