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■ 赤のクロニクル

総ダウンロード数12万件を超える、ベクター内の超人気ファンタジーRPG。
オーソドックスな内容で非常に高い完成度を誇る。

作者 [ 梅原 さま ]
ジャンル [ RPG ]
容量・圧縮形式 [ 3.6MB・LZH ]
製作ツール [ RPGツクール95 ]
必須ソフト [ DirectX3以降 ]
ダウンロード ダウンロード先
レビュワーハマリ度グラフィック サウンド合計総合判定
上橋江上 6 /10 6 /10 5 /10 37/60 C
士文文三 7 /10 6 /10 7 /10

■イラスト:命をふきこまれたもの

 《 上橋江上 》  ハマリ度:6 グラフィック:6 サウンド:5

すごい! けど…

まず真っ先に白状しちゃいますと、拙者実はノーマルファンタジーものというのがあまり好きではありません。現実世界にどこか接点がないといまいちリアリティを感じず、のめりこむことができないのです。
これはある意味では『場合によっては、この現実にも作品のような世界が誕生する可能性も否定できない』という、現実と空想をゴッチャにしたトンデモさん的思考に見えなくもないですが、そうではないことをペンギン大王に祈りたいでちゅ。
赤クロはそのシナリオの凄さにプレイヤーを否応無しに引きこむタイプのゲームなのですが、上記のような拙者の性癖により、抜本的にその方法論が無効に…

レビューに移りますと、個人的には章の区切り方がなにか少し妙に感じました。なにかどうもいまいちまとまりきらないところで章が変わってしまって、妙なテンポだと思ってしまったのですが、よく考えてみますとこれは多分『ヒキ』で切ってしまったせいでしょう。
ヒキというのは、マンガやアニメで『ああっ、どうなる!! 以下次号!!』という終わり方をしているやつで、読者に次回も見ていただく常套手段です。反対なのがオチまでついて終わる完結タイプで、当然ながら完成度的には完結の方が上ですし、切り方に安定感もあります。
このゲームは、そのうちのヒキでの切りを実行しているのですが、別に次号はないのですから、一つの事件が終わってオチもついてから切った方がテンポ的によかったように思います。テンポ狂の拙者的にはその辺が少し残念。

そういうわけでして、なにか厳しいことばかり並べてしまいましたが、ファンタジー好きな方にとってはこれほどの完成度の作品が遊べるのですからオススメです。

 《 士文文三 》  ハマリ度:7 グラフィック:6 サウンド:7

『母をたずねて・・・・』

はい! 最初はのようなゲームだと思ってました。
ところがところが、実際やってみると、「母を助けにウン千里」という感じでした。
そんでもって、内容は「超」がつくほどの正統派。
ひょっとしたら、いままでのレビューソフトの中で、1番正統派かもしれません。
それだけに、インパクトでは、他のレビューソフトより小さい、ということもあります。
しかし、けっしてつまらないということはありません。
なんというか、「冒険をする」という雰囲気があります。
おそらく、大きな目標がひとつあって、それに到達するために、色々なところをかけまわる、というのが良かったんでしょう。
ベーシックながらも、なかなか楽しめたゲームでした。

 《 命をふきこまれたもの 》  (イラスト)

akakuro.jpg

コープスパーティのレビューの際に、『どなたか代りに原画やりませんですか』とぼやきましたら、なんと命をふきこまれたものさんに描いていただけることに! ありがとうございます~!! 雪山で稽古した後のナタナエルさん… う~ん、セクスィ~!! ゲーム中にこのシーンはありませんが、いいですよね!

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