イチオシレビュー「Epic Battle Fantasy 3」

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■ Epic Battle Fantasy 3

タイトル
作者 [ kupo707 さま ]
ジャンル [ ほぼ一本道RPG ]
容量・圧縮形式 [ DL不要・Flash ]
言語 [ 英語 ]
配布元 ダウンロード先

装備画面 勝利 ステージごとのイベント cleaver oblivion kyun

レビュワーハマリ度グラフィック サウンド合計総合判定
ES 8 /10 8 /10 8 /10 103/120 B
わたたる 9 /10 10/10 8 /10
赤松弥太郎 7 /10 9 /10 8 /10
REN 9 /10 10/10 9 /10

 《 ES 》  ハマリ度:8 グラフィック:8 サウンド:8

ひたすら前に行け!(たまに寄り道もね♪)

今回ご紹介する「Epic Battle Fantasy 3」は、Flashで作られたRPGです。言語は英語ですが、まあ、ストーリーを理解しなくても、「敵にぶつかって倒せばOK」で大丈夫なレベルです。この私も全くもってストーリーは理解していません。
さて、「ただ戦闘を繰り返せばOK」とは言っても、このゲームの戦闘バランスは結構厳しめ。歩くたびにHP, MPが回復し、宿屋(全回復)も無料と言う破格のサービスになっていますが、それだけに「全快でも下手を打てば負ける」バランスになっています。

属性の有利不利・状態異常の影響が大きく、上手く弱点を突かないといたずらに消耗します。
特に、ステータス低下は注意が必要です。状態異常回復アイテムであるGarlicでは回復せず、対応するステータス増加効果を持つスキル・アイテムで相殺するしかありません。
例:Attackの低下(灰色の剣マーク)を治すためには、MattのTemperなどのAttackを増強するスキルを使う。
ちょっとステージを進めると、70%減と言う、外道すぎるステータス減少が当たり前のように出てきます。ほっておいて戦うには余りに影響が大きすぎるため、早急に治しましょう。

また、「Epic Battle Fantasy 3」には、様々な強化要素があり、道中でクリアしていくたびに目に見えて強くなっていきます。

クエスト まずは、道中のNPCから渡されるクエスト。素材(Misc)や時には回復アイテムまで、NPCが望むアイテムを揃えて渡すのが目的になります。
報酬として、貴重なアイテムや、ここでしか手に入らないスキルを購入できる権利(実際に覚えるのは「Skill」でSP消費が必要)が手に入ったりと、叶えておきたいモノばかりです。
ただし、モンスターや宝箱からのドロップに任せていては、まず集まりません。素材やアイテムなどは、ぶっちゃけ金に任せて店で揃える方が楽です。
ただし、中には「Key」と言う、ドロップや他のクエストからでしか手に入らないアイテムもあります。こういうアイテムを求めるクエストは後回しにしましょう。最後まで進めても、クエストの有効期限が切れることはありません。

装備強化 意外と気付きにくいことですが、手に入れた装備はメニューの「Forge」から強化できます。
ここでは、素材(Misc)を消費して装備を強化できます。強化の振れ幅はかなり大きく、1レベル上げるだけで抵抗力やステータス増強倍率が5%も上がります。
ただし、クエストと強化で使用する素材が被るものがあります。状況を考えて、どちらに優先させるか決める必要があります(今は強化に回し、クエスト用のは帰ってきてから買う…など)。

スキル強化 重要な割に忘れがちなのがスキルの強化。戦闘で手に入る「SP」を消費して、新しいスキルを覚え、既存のスキルを強化していきます。スキルを強化するたびに、覚えられるスキルもまた増えていきます。
強そうな敵が出たら、初めにメニューを開いて、スキルの強化ができるか確認する癖をつけましょう。
なお、「Epic Battle Fantasy 3」では、メインの道筋を防ぐ敵以外は街に戻れば復活するため、SP稼ぎは楽です。
スキルの覚え方は泥縄式で大丈夫(氷のステージならば、炎のスキルを優先的に強化させる…など)。万が一、スキルの覚え方を間違えたのならば、先のステージに戻ってSPを稼ぐ手も使えます。

展開を進めるたびに、どんどん「休憩休憩で、まっすぐ進めなくなる」と言う欠点こそありますが、「考える戦闘」をブラウザ上で味わうには打ってつけの作品です。
英語が理解できるのなら、道中のパロディネタにも反応できるでしょう。Natalieの無属性攻撃魔法「Lucky Star」など、日本アニメ文化圏から持って来たネタが数々揃っています。
Epic Battle Fantasyは、1,2,3と行くに連れて戦略性とフレンドリーさを増していきました。
「1」では、店は開始時の1回のみ。後はひたすら戦闘で、一手間違えると最初からやり直さざるを得なくて、EDに行くまでにダレてしまいました。
その点、「3」では立て直しが楽になりましたが、キャラが3人に増えた分、「誰に何をやらせるか」をよくよく考えなくては立ち向かえない難易度になりました。
魔法戦闘が弱いと考えられがちな剣士Mattですが、ステータス強化・状態異常を与えるスキルが豊富で、うまく使えば戦闘が段違いに楽になります。
早めに全体攻撃を覚えやすいLanceは、Wind, Bomb, Darkなど、彼独自の属性攻撃も持っています。道中お世話になるScanも、彼にしか使えません。
魔法のエキスパートであるNatalieは、やはりその強力でバリエーション豊富な攻撃魔法に注力しがちです。しかし、回復やステータス強化スキルにもSPを分けたかどうかが後々に響いてきます。
装備に合わせて見た目が変わり、そのままイベントやステータス画面にまで影響される見た目、状況に応じて様々な表情を見せるキャラクター、それらを見るだけでも楽しめる作品です。
ぜひ、一歩を踏み出してください。

 《 わたたる 》  ハマリ度:9 グラフィック:10 サウンド:8

このBattleはEpicだ!

初めまして。レビュー初投稿となります、わたたると申します。
レビューに入る前にまず二点申し上げたいと思います。

まず一つ目、このゲームはいわゆる洋ゲーです。全てが英語です。
英語というだけで苦手意識を持っちゃう方も多いかと思われますが、このゲームはストーリーがほとんどなく、単に「復活した悪魔を倒しに行こう!」といったものです。
また、ゲームシステムは一部特殊なものもありますが他は至って普通のRPGで英語が読めなくても特に問題はありません。
もちろん英語が読めたほうがストーリーやセリフが理解できて楽しいですが英文も簡単なので英語が苦手な方でも案外読めたりするかもしれません。
そして二つ目、Epic Battle Fantasy 3というタイトルの通りこのゲームには前作と前々作がありますが、過去作との繋がりはオープニングでちょっと触れられる程度でほとんどありません。
3から遊んでも全く問題ありません。
結論:英語とか前作とか気にしないでとにかくやってみようぜ!

それではレビューに入ります。
このゲームは先ほど述べた通り至ってふつうのRPGです。前作、前々作が戦闘オンリーだったのに比べると今回はフィールド画面が追加されており、普通のRPGっぽさに磨きがかかっています。
まずは前作と同じ形式を取っている戦闘面。パッと見でわかることですが、このゲームはサイドビュー型の戦闘形式をとっています。
サイドビュー戦闘を採用しているゲームはフリーゲームでも結構ありますが、特にこのゲームはサイドビュー戦闘の特徴をフルに活かせています。
例えばグラフィック面、味方も敵も攻撃したり回避したり攻撃を食らったり、このゲームではキャラクターが非常に豊富な動作を見せます。
攻撃時の動作以外でも味方キャラが暇つぶしにゲームをするといった待機動作が見られるのも芸が細かくて面白いです。

そして戦術面での特徴としては、戦闘全体の状況が一目でわかるのがこのゲームのサイドビュー戦闘の大きな魅力です。
HPやMPはもちろん、敵味方にかかっている状態異常はその継続ターン数まで表示されており能力変化はその割合までもが表示されています。
(このゲームの能力変化は毎ターン5パーセントずつ効果が下がっていく仕様となっているので、割合が見えることでかけ直すタイミングもわかりやすく、戦術に組み込みやすくなっています)
また戦闘中はたまにヒントや会話がある程度でメッセージがほとんど表示されないので攻撃エフェクトがあっても戦闘テンポが維持できているのも高評価。
ただメッセージがないため敵の攻撃の属性は明確には表示されず、見た目で判断するしかないというのは欠点ではあります。(物理攻撃か魔法攻撃か見た目ではわかりにくい攻撃も多い)

戦闘面の前作との最大の違いといったらやはり三人目の味方、まるで間違ってファンタジー世界に来てしまったかのような軍人、Lanceが加わったことでしょう。
(会話の中でも彼だけ妙に現実的な印象を受けます。まぁたまにボケますが)
プレイヤーキャラクターが二人から三人に増えたことで勿論戦略性は大幅に広がっています。
特に相手の能力や属性、状態異常の弱点と抵抗を調べられるScanは重要技です。
同様の技は前作でもありましたが今回は一度敵をスキャンしてしまえば以降は攻撃対象選択時にスキャンデータを見ることができ、より便利になりました。
ただ全体攻撃時にはこのスキャンデータを見ることができないのは少し不便ではありますね。

このゲームでは敵の属性の弱点を突くことが非常に重要。豊富な武器やスキルを使えば味方全員がほとんどの属性攻撃をすることができるのでこれらをフルに活用することが要求されます。
武器やスキルの強化は任意のタイミングで行うことができるので、色んな属性攻撃を万遍なく強化させるかそのステージで重視されるものに特化させるか、といった選択の幅があります。
またスキル強化に必要なAPですが、ゲームクリアするくらいの頃には全てのスキルを限界まで強化するのに必要なAPが溜まるようになっています。
初めてプレイする際はスキルが多くてどれを習得すればいいのか迷いますが、あまり深く考えなくても大丈夫。最初はフィーリングでやっちゃいましょう。

次に今作で新たに追加されたフィールド画面。マップ上ではプレイヤーキャラクターやNPC、モンスターはデフォルメ調で描かれており可愛らしいです。
マップは基本一本道ですが数多くの宝箱が隠れているので隅から隅まで探す必要があります。
ステージ内の宝箱全回収によって手に入るメダルがあるので、メダルコンプリートには全ての宝箱を探す必要があるのですが、
最初から最後まで宝箱の隠し場所のパターンが似ていてだんだん探すのが面倒になっていくのはちょっと残念でした。

シンボルエンカウント方式を採用していますが、フィールド上の雑魚アイコンを調べないと戦闘は始まらないので敵を回避するといったアクション要素は一切ありません。
ここでの特徴といえば一歩歩くごとにHPが10、MPが1回復することでしょう。
序盤こそは歩けばすぐに全快しますが、後半HPやMPの最大値が上がってきても一歩ごとの回復量は変わらないので全快するのにはかなり歩き回ることになるのは面倒。
歩行回復のせいで忘れがちですが最初の町に無料の宿屋があるので場合によってはこちらを利用したほうが早いです。
エンカウントの仕様上、歩行回復でも何のリスクもなく全快することができるので歩行回復と宿屋のどちらを使うかは単にどちらがより早く済むか、だけの問題になっているのはどうかと思いました。

別にわざわざ全快しないでも……と思われるかもしれませんが、このゲームの雑魚敵はかなり強く、体力が高い上に大抵数グループ現れるので長期戦になります。
先ほど述べたように属性の弱点を突くのは基本中の基本で、Normalモードであろうが雑魚敵でも補助技や状態異常技を使っていかないと強力な攻撃のラッシュであっという間に全滅します。
全快の状態で挑むのが前提になっているような難易度なので、やはり面倒でも回復してから(もちろんセーブも忘れずに!)雑魚アイコンを調べるようにしましょう。
ボスの体力もかなり高く雑魚を召喚してくることもあって長期戦は避けられませんが、理不尽に強い攻撃はないので、セオリー通り補助技を使いつつ属性弱点を突いて戦えば十分勝てて、なおかつ撃破時の達成感も味わえる理想的な難易度バランスだと思いました。

初めてのレビューということもあって物凄く地味になっちゃいましたが、このゲームは見た目派手なだけでなく中身もしっかりと作りこまれています。
日本人の方が理解しやすいであろうパロネタの数々やNatalieちゃんの胸についてなど、他にも触れたい点はありましたがその辺はプレイしてからのお楽しみということで……
フラッシュゲームなのでお手軽にプレイできます。みなさん是非やってみましょう!

 《 赤松弥太郎 》  ハマリ度:7 グラフィック:9 サウンド:8

けし粒の生命でも 私たち花火みたい(爆死)

 全世界のバトルフィーバーのみなさん、こんにちは。
 Epic Battle FantasyはRPGの戦闘に主眼をおいたシリーズであり、3以前は本当に戦うだけ、開始から終了までひたすら連戦するバトルシミュレーターだった、という出自を持ちます。
 そう、以前ボクが書いた「もうフィールド要らないんじゃないかなあ !」という境地に到達してた作品だったのですよ。
 逆にEBFの場合、3でやっとフィールドが追加となり、宝箱回収や物々交換クエスト、ミニゲームといった要素が追加されましたが、本質的にバトルを楽しむゲームであることに変わりはありません。
 中盤以降、4桁5桁のダメージが飛び交い、ふとした油断が命取りになるピーキーなバトルが、みなさんを待っています。

 戦闘は属性パズル主体で、特にツクール製RPGを多くプレイしている方なら、抵抗無く入っていけると思います。
 ただ特に中盤以降、限られたマテリアルをどの装備に注ぎ込むか、APでどの技を成長させるか、悩みすぎて詰まる、ということもあるかも知れません。
 攻略メモ的なものをまとめておきますが、なにしろ1回クリアしただけのボクの言うことですので、他にも色々な可能性があると思います。
 参考程度に留めて、どうか自分なりの最適解を見つけてください。

◆Recover!

 本作がピーキーになる最大の要因がこの、戦闘不能から復帰後、すぐに行動可能になるという仕様です。
 たとえば敵の全体攻撃で一気に2人倒され、Mattだけ辛うじて生き残ったとします。その場合でも、

 Lanceを復活→ただちに行動可能になったLanceでNatalieを復活→Natalieが全体回復

 と、1ターン以内でリカバリーできるのです。
 (回復の順番を間違えると残念なことになるので注意!)

 ツクール製RPGの場合は、全体攻撃の準備動作を見たら全員で防御して、そのターンの行動は諦める場合が多かったかも知れません。
 しかし本作の場合、アイテムとMPさえあれば、生き残った1人から立て直すことが可能なのです。
 Limit Breakのゲージを溜める意味でも、ガチガチに防御を固めるよりは、生き残す1人を決めて、他2人はサポートしたりダメージを稼いだり、という戦略が生きる場面が多いのです。

 まあその分、敵の攻撃も容赦ないわけですけど。
 ボスが召喚したモンスターも、召喚した直後に行動可能になるのでまったく油断できません。中には召喚直後に自爆してくるヤツまでいますからね!

 似た話として、第2陣への切り替わりのタイミングには十分注意してください。
 3人総掛かりで第1陣を倒した直後、無傷の第2陣にボロボロに切り崩される、というのは初見で必ず通る道です。
 第1陣がもう少しで倒せる、というところで無理せず、防御を固めた方がいいのは言うまでもありません。

◆Equip!

 次に、装備の成長方針ですが、悩むのは中盤まででしょうね。
 終盤、金貯め系の実績を獲得できれば、余った資金は素材屋に注ぎ込めばいいわけですから。

 原則、その時点のボスに有効な装備を鍛える、という方針で間違いはないと思います。
 特に属性武器は非常に重要で、同属性の技をブーストするという性質があるので、敵の弱点と重なると文字通りケタ違いのダメージが出ます。
 一方、雷属性のDragon Killerのように、技ではカバーできない属性を持つ武器もあり、おおむね強めの追加効果が割り当てられる傾向があるようです。
 Mattは武器属性をそのまま使う技も多いため、なかなか侮れません。

 防具の属性パズルの組み立てこそ、本作の醍醐味なんですが、一言で説明できるものではありません。
 中盤以降のボスは複数属性の攻撃やら取り巻きやらを従えていますからね……。
 あまり1つの属性に特化せず、満遍なく耐性を揃えた方が結果がいいかな? という感じがします。
 耐性を100%にしても、若干ダメージは通ってしまう仕様になっているようです。

◆Limit Break!

 技の選択について、キャラ別の傾向と対策をまとめてみますね。
 原則ボスの属性に合わせて成長させていけばいいのですが、なんたってリミットブレイクが肝ですよ。
 明らかな地雷技もあるので、あわせて紹介していきます。

 Matt:
 リミットブレイクはCleaver一択。以上。他はホントにクソ技です。
 この人の場合、全体攻撃は使えない技ばかりです。Wind Slashも、Meow Meowもコストばかり高くてガッカリです。全体攻撃は素直にLanceに任せましょう。
 命中が低いからといってQuick Slashを使うくらいなら、LanceにLock Onを使ってもらって高火力を狙いたいところです。
 Legendが実質最強技で、遺跡くらいまでには使えるようになっておきたいです。Rune Bladeを装備すると永久機関が完成します。
 DispelとPower Metalは、どちらか一方をLanceに覚えさせ、残りをMattに覚えさせるのがいいと思います。
 ボクはDispelの方をMattに覚えさせました。敵にガチガチに補助を固められたら、攻撃するMPの方が勿体ないですからね。

 Natalie:
 リミットブレイクはKyun一択ですね。
 Genesisも鍛えると全体リレイズが付いて使いやすいんですが、槍雷連撃のポジションで幻影陣には勝てません。
 紳士的理由だけではなく、HP・ステータス回復・味方強化に敵弱化、全部付いてこのお値段というのは破格なんですよ。
 他のキャラのリミットブレイクに繋げば、トンでもないダメージが期待できます。
 リミットブレイク以外も、回復が主体なのでほとんど悩む余地は無いと思います。

 Lance:
 技の習得で一番悩むのは、たぶんこの人だと思います。
 リミットブレイクも一筋縄ではいきません。使用頻度で言うとOblivionが一つ頭抜けてる印象ですかね。遺跡の敵でも土属性と一緒に爆破弱点が付いてたりするので、割と通用します。
 Nukeも決して悪くはないんですが、終盤通用しない敵が多いので損してます。最終的にはIonかOblivionかの二択になるでしょうか。
 全体攻撃が売りですが、特にPosion Gasを推したいですね。意外と毒弱点のザコは多くて重宝します。
 反面ShockwaveとTankはガッカリ技です。Tankを使うくらいならAirstrikeを育てて特大ボムを出した方が断然いいです。
 単体攻撃では、火力だけ見ればUnloadが優秀ですが、デメリットが大きいのが難です。Tera Drillは必然的にLanceに覚えさせることになるでしょう。
 DispelとPower Metalの二択、ボクはLanceにPower Metalを覚えさせました。Natalie以外が使える、唯一の全体回復技です。習得が遅すぎる嫌いはありますけどね。
 一見Shockwaveと被ってますが、攻撃力だけで見てもShockwaveより上ですし、期待与ダメージはMattの方が上なので、回復はLanceが担当した方が自然だと思ってます。

 ……といった感じで、ちょっとした攻略情報を書き連ねてみましたが。
 本作の場合、問われるのは知識よりも戦略なんですよね。
 敵の属性や大まかな特徴を知るだけなら、Scanして即逃げ、という方法が使えるわけですし、上に書いた情報だって、実際試せばすぐわかることです。
 本作で勝敗を分けるのは小手先の攻略法ではなく、攻め時と引き際の見極めだったり、敵の先手を打つ立ち回りだったり、といった手筋がものを言う場面が多いのです。

 幸い、ツクール標準のバトルを多く経験してきた方なら、その経験は本作でも十分生かせるはずです。
 属性パズルの組み立てなどはツクールと変わらない感覚ですし、補助技の強さも似通った部分があります。
 補助技の効果が一目でわかる点などは、一歩先を行っていると思いますね。
 情報は全て見せた上で、プレイヤーの腕を試す、という態度が一貫していて、挑戦する楽しみをかき立てられる作品です。

 だけど、バトル好きじゃない人にはこの作品はどう薦めればいいのか……ストーリー、全部読み飛ばしちゃったんですよねボク。
 着せ替えとかかなあ……と思いつつ、評点に入ります。

ハマリ度 : 7 / 10
 バトルはともかく、宝探しはかなり分かりづらい。ミニゲームもジャンキー仕様、操作性の悪さも相まって中盤以降はほとんど無理ゲー。実績に反映される分、RPGの盤外で勝負させられている感がある。
 動作がもっさりしていて爽快感がないところはとても残念。あらゆる面において、ゆっくり腰を落ち着けてプレイするゲーム。
グラフィック : 9 / 10
 装備に合わせてイベントの1枚絵からカットインまでキャラ絵が変わるのは、さすがにFlashと言ったところ。とりあえずNinja Skirtを着せる、そして揺らす。
 敵・味方とも攻撃モーションが細部まで作り込んでおり圧巻。何より楽しいところは高ポイント。
サウンド : 8 / 10
 祝・サントラ完売! 管弦楽をベースにシンセのメロディを展開していく構成で、統一感がある。
 ただ音作りが全体的にぼやけている印象が否めない。エコーを多用している分ビットレートの低さが強調されているようにも思う。

 最後に、以前のレビューについてお詫びを致します。
 冒頭で挙げた作品について、実はメガネの女の子がちゃんといたことに、つい最近気がつきました。しかも金髪お下げにメイド服です。
 レビュー文中でも触れたとおりプレイ環境が悪く、やり込む余裕がなかったことが原因の誤認でありますが、その誤認によって数々の罵倒をしてしまったのは事実であり、弁解のしようもありません。
 もはやレビュー本文が定着してしまっているため、敢えて訂正せず、この場を借りて陳謝いたします。関係者の皆様、読者の皆様、そして同士諸兄、誠に申し訳ありませんでした。

 ちなみに本作はばっちりメガネがいます。しかしNatalieのメガネコスはありません(血涙)
 「リソースをいかにやりくりするか」が肝の「魔壊屋姉妹。」に対して、本作はドンパチ賑やかな作品ではありますが、どちらもバトルフィーバーの皆さんにはオススメできる作品ですので、どうぞお楽しみください。

 《 REN 》  ハマリ度:9 グラフィック:10 サウンド:9

イラスト

Lanceの無線機は魔法の無線機
呼んだものがなんでも飛んでくる
(※一部嘘が含まれております)

ハマリ度 9
バフもデバフもドンドコかけまくるのが定石なのに
どの効果が残っているかを視認できないRPGはだいたいレベルを上げて物理で殴る羽目になる僕には
敵味方ともにバフもデバフも状態異常もHPも一画面で常に確認できるインターフェースは完璧すぎました。
しかも効果がいつ切れるかもすぐわかるんです。
左脳が無いんじゃないかってぐらい記憶力が無い僕でもレベルキャップや敵の大火力を乗り越えてNormalクリアできました。
幕間の寸劇や道中の小ネタなんかも楽しかったです。

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