■ 投稿レビュー RPG 38
シャッフルクエスト 人類滅亡後のPinocchia ラハと百年魔法石
~the endstory~
ざくざくアクターズ
雛鳥フェアリーテイル デュエリストでも恋がしたい! 金のなる木

【 シャッフルクエスト 】

シャッフルクエスト
レビュワー [ SSS ]
ジャンル [ ステータス吟味RPG ]
作者 [ 干し草屋 さま ]
容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

生成されるキャラクターの強さがランダムに変わるRPGにおいては、最強のキャラクターが出来るまで延々とキャラクターを作りなおす光景が見られるが、本ゲームは特にその要素をフィーチャーしたものとなっている。

ストーリーはよくある勇者魔王のアレである。大事なのはそこではない。
本ゲームの肝はステータスを再分配する「シャッフル」にある。
これを使うことで自分や敵やNPCの能力・魔法の威力と消費MP・武器道具の効果量がランダムに入れ替わってしまう。
「シャッフル」自体は常に消費なしで使えるため、すべての敵を打ち倒せるだけの強さが得られるまで延々と能力操作を続けるのが基本となる。
粘るに粘って作った最強の勇者であらゆる敵を粉砕するのはある意味ではRPGらしくあり、そういったカタルシスを楽しむゲームデザインとなっている。


 管理人コメント

本作で言う「シャッフル」とは、ウィザードリィなどのようにサイコロで決める乱数ではありません。「本来はスライムのHPだったものがラスボスの攻撃力となる」など、元々データベースに設定されている値を入れ替えたものになります。数値にカーソルを合わせると、その数値が本来は誰のどこの値だったのか表示される仕組みになっています。
そのため、プレイヤーのステータスだけを見て「こんだけ強けりゃ大丈夫」と安心はできません。一歩踏み出した瞬間、スライムの攻撃力と素早さが9999になっている可能性すらあるのです。「シャッフル」は戦闘中には使えません。生き残るためには、常に全ての数値を見渡す必要があるのです。

↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ

【 人類滅亡後のPinocchia(ピノキア) 】

人類滅亡後のPinocchia
レビュワー [ SSS ]
ジャンル [ SFアンドロイドRPG ]
作者 [ 饗庭淵 さま ]
容量・圧縮形式 [ 150MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクールMV ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ RPGアツマールでプレイ可能 ]
配布元 ダウンロード先

本ゲームは、30日という限られた時間の中で、資源を集めアンドロイドと呼ばれるロボ娘を増やし先に進んでいくSFRPG系ゲームである。

探索によってアンドロイドの製造や各種アイテムの製造に必要な資源を集めて戦力を増強していくのが基本になるのだが、敵の殺人機械との戦闘になれば資源の損耗を避け辛いようになっており、資源収支が黒字になるように上手くやりくりしていかなければならない。
本ゲームにおいてはアンドロイドのHP回復は基本的に高コストの回復アイテムを使うことになるため、戦闘用消費アイテムを使って被ダメージを抑えたほうが安くつくことも多い。
消耗品が切れた状態で探索を続けるのは高い危険を伴うため、資源の製造物への振り分けと、探索の引き際を見極めるのが重要となってくる。

日数制限自体は緩い為、安全なプレイを心掛けている限りはクリアは難しくないゲームバランスとなっている。
システム面でRPG好きの人にプレイしてほしい作品だが、個性に富んだアンドロイド達は全員が健気で献身的で可愛らしいので、ロボなおにゃのこ大好きという方にもお勧めしたい。


 管理人コメント

本作では、饗庭淵 氏お得意のミステリアスでボディーがグンバツの女子はあまり出しゃばらず、シリアスなサイバーパンク+ポストアポカリプスなノンフィールドRPGとなっています。
本作で回復アイテムに頼りきれないのは、製造コストの高さに加え、「ダメージが大きいほど回復量が下がる」「ダメージがかさむと命中率が下がる」という要素が入っているためです。そのため、通常のRPG序盤のように「死ぬギリギリまで耐えてから回復」という手法は、かえって効率が悪くなります。
そのため、「新型アンドロイドの設計図を手に入れる」などの様々な機会でアンドロイドをスクラップ&ビルドする必要も出てきます。命無き状態を経由するため罪悪感を感じるかもしれませんが、本作に限っては、アンドロイドのスクラップ&ビルドは宿屋+クラスチェンジの代用と割り切ってもいいでしょう。最初に部品を手に入れるイベントが「機能停止したアンドロイドの解体」である点からも、そのことを推奨している気がしてなりません。


(補足)
2018.05.08:ダウンロード版もプレイできるようになりました。

↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ

【 ラハと百年魔法石~the endstory~ 】

ラハと百年魔法石
レビュワー [ だるま ]
ジャンル [ RPG ]
作者 [ kotonoha* さま ]
容量・圧縮形式 [ 136MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクールMV ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

前の2作がレビューされているのに、3作目がレビューされていないだと!?
よし、レビューだ。

あ、その前に。
2018/2/4現在、作者のHPが閉鎖されてます。 広報部長のTwitter(https://twitter.com/rahaandsary)によると、

2018/1/21
===
【お知らせ】ラハシリーズ含む蒼木ことり(kotonoha*)作ゲーム公式サイト(言葉の書庫)が昨年末で終了した件につきまして、何とか復活できないかと非常に多数のお手紙をお寄せ頂いています。
たぶん難しいと思いますがもし復活した際には改めてご案内いたします。
===
2018/1/31
===
閉鎖されている各シリーズのサイトドメインの復活について……。問い合わせた所、復活手数料が数万円単位でかかる模様……。フーバルト先生の安月給じゃ無理ね?
===

・・・何、だと。。。

ゲームをプレイしたい人は、以下からダウンロード可能です。
1作目:https://freegame-mugen.jp/roleplaying/game_4617.html
2作目:https://freegame-mugen.jp/roleplaying/game_5165.html
3作目:https://freegame-mugen.jp/roleplaying/game_5593.html

ふぅ。これでやっとレビューできる。

まず、パーティ。なんと、男1名、女3名というFF5のようなハーレムパーティです。しかし、何故だろう。いまいち、うらやましい感じがしません。いや、寧ろ、お疲れ様と言いたいくらいです。

では次に登場人物の紹介です。
1.フーバルト先生
 はっきり言って、いまいち使えない。
 属性魔法がないというのは辛いです。
 本当に戦闘魔法講師なの?です。
 う~ん。ヘイトスかけて壁役になってもらう?男らしく、女の子を守ると言うことで。

2.ミーシェ、、、困った。敬称が不明だ。ミーシェさん、ミーシェ様、、、ミーシェたん。。。よし、ミーシェたんで。
 居ないと戦闘が大変です。
 リピートは俊敏性の調整が必要です。ベカでも調整できるのでやりましょう。
 性格なのですが、いい子だと思います。本当に。

3.サリィ大先生。
 はっきり言って、化け物です。理由は、見れば分かる。
 いや、もう、本当に意味分からん。
 このゲームの1作目では、まだぎりぎり普通の範囲内だった気がするが。どこに行ったの?
 このゲームの1作目、2作目ともに変な人が多いよね。写真撮影を0.0007秒でやったり。2作目の主人公の発情発言とか。そういえば、2作目の主人公。ポカルでルクシエ学院長のどこを攻撃したのかものすごく気になっています。
 ミーシェたんのTwitter(2017/10/15)を見ると
 ===
 ポカルを改造した特殊な攻撃だけに、ダブルポカルやトリプルポカルを使えるのは、確か魔物と一部の使い魔だけのはずよ。
 ===
 あれ、サリィ大先生。ダブルポカル使えてないかい?
 ・・・。
 ???

4.ヤクル先生
 この人も化け物です。いろいろ、やっていることとか。あ、1作目から普通じゃなかったか。
 戦闘では、結構、薬が役に立ちます。全員に回復とか。

さて、次にシステムです。
1.リピート
 直前の魔法を繰り返す。これをうまく使えるかどうかで難易度(というか、倒すのにかかる時間)が変わります。

2.HPが減ると強力な攻撃をするときがある
 FF6のようなもの。狙ってやらないと難しいかもしれない。一度は見てみよう。壁役であり戦闘魔法講師のフーバルト先生で。

3.宝箱の中身がランダム
 面白いシステムだと思います。装備は買えますが、良いものは高いので、宝箱からの入手が出来るのはありがたい。

4.倒した人しか経験値が入らない
 雑魚敵も考える必要があるってこと。

さて、最後にこのゲームの良いところと良くないところ。
良いところは、前の2作とシステムが違うところかな。やっぱり同じだと飽きかねない。
あと、振り返り機能があって、前作(特に1作目)をやっていない人でも出来るようになっている点。まあ、プレイした方が良いと思いますが。

良くないところは、おじさんの個人的な意見ですが、女性達の性格がきついような。。いやぁ、折角のハーレムなのに。なんだろうか。おかしいなぁ。魔物と戦っているくらいですから、怒らせると怖いんじゃないかなって思うんです。HPが減ると暴発ですよね。お酒飲んで暴発とかないですよね。
それから、システムの「4.倒した人しか経験値が入らない」はちょっと問題があって、ヤクル先生は製薬ばかりになって経験地が入りにくいこと。それでも、ボス戦では倒さなくても経験値は入るので、攻略に問題がでることは無いと思います。


 管理人コメント

1作目では「属性と防御魔法への対策」、2作目では「有効な戦術を見つけ出す」、そして3作目である本作では更にタクティカルな戦闘になりました。
「リピート」と「止めを刺した人にしか経験値が入らない」というシステムにより、コマンドの選択…特に素早さの調整が何より重要な戦闘になっています。
何しろ、攻撃順は事前に表示されないため、どの技が「リピート」できるかは、経験および装備などでの素早さ調整に頼るしかありません。
なお、本作のレビューが来た2/4現在では閉鎖されていた作者様HPですが、現在はドメインを別に取って復帰しています。すでに当サイトでもリンク変更は反映済みであるため、安心してダウンロードしてください。

↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ

【 ざくざくアクターズ 】

ざくざくアクターズ
レビュワー [ ソラマメ ]
ジャンル [ 仲間ざくざく型RPG ]
作者 [ はむすた さま ]
容量・圧縮形式 [ 約470MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクールVX Ace ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ Ver.1.32時点のレビュー ]
配布元 ダウンロード先

ざくざくアクターズが2年半ぶりに大規模アップデートされました。その内容を中心に、ゲームの魅力を紹介していきたいと思います。

・ざくざくアクターズとは?
世界に召喚され、その世界の住民に虐げられてきたハグレたちの居場所をつくる為にハグレの少女が王国を立ち上げ、様々な陰謀に巻き込まれながら王国を発展させていく、というストーリーのRPG。
約40ものプレイアブルキャラクターがいながら、性能もキャラクター性も皆個性的で愛着が湧いてきます。
世界観がしっかり作り込まれているのでストーリーに深みがあるのも魅力の1つ。
また、8人パーティで戦うツクールのデフォ戦を生かした特徴的な戦闘システムも面白いです。
音楽の使われ方も上手く、中でもmozell氏の曲とのマッチ具合が素晴らしい。

・大規模アップデート!水着イベントとは?
今回のVer更新で追加されたイベント。
本編+魔王タワーだけでも結構なボリュームがある本作ですが、なんと今回追加の水着イベントだけでも30時間程遊べるというとんでもないボリュームになっています。
イベント内ではこれまでの全キャラクターが水着姿の新グラフィックに差し替えられます。
イベント解禁には、本編クリア後の魔王タワーをある程度進める必要がありますが、まさにそこまでやってきたプレイヤーだからこそ楽しめるような内容になっています。
イベントは3話構成。
ここからはそれぞれの魅力を紹介していきましょう。

・水着イベント1話
本編でも大活躍した召喚士3人組が主人公。
内容は、セクシーイベントをなんとしても引き起こしたいかなちゃんの願いにエステルたちが巻き込まれる、というもの。
3話中最も(というか唯一?)水着イベントらしい内容になっています。キャラクターたちの眩しい水着姿に見とれるとともにはむすた氏の絵の成長ぶりも見て取れます(本当に凄い)。
はっちゃけた雰囲気なのですが、急にシリアス展開になりラストバトルでしっかり盛り上げるという構成は流石。
また1話中に本編で訪れた場所が登場するのですが、そこがイベント用に改めて作り込まれていたのはびっくりしました。

・水着イベント2話
世界樹の巫女、ハオと紅茶の神ティーティー様たちが海底探索をしていると海底都市リューグーに連れてこられてしまった、という内容。
登場キャラのチョイスが絶妙で、いつもと違う王国民たちのやり取りを見ることが出来ます。2話を終える頃にはみんな愛しく思えることでしょう。
しかし、一番の魅力はリューグー都市で仲間になる新キャラクター!めっちゃ可愛い上に強い。ボス戦でも大活躍ですし2話は半分彼女の為のようなものです。
アニメーションも技名もセンスに溢れています。是非自分の目でお確かめ下さい。
またリューグー都市がものすごく魅力的。幻想的でいつまでも浸っていたくなる雰囲気、まさに竜宮城に来た浦島太郎の気分でした。
それに対してストーリーは不安感を煽るミステリーチックな内容になっています。このギャップが癖になるんですよねー。ラストの畳み掛けるようなどんでん返しは必見。

・水着イベント3話
水着イベントの大ボリュームと更新までの期間の長さはこれが原因。
内容は秘密結社のヘルラージュが大規模なアジトを作ったために発生した借金を、様々なクエストをこなして返済していくというもの。
全プレイアブルキャラが至る所に登場し、仲間を集めていく感覚はまさにざくアク2と言っても過言ではありません。クエスト制のフリーシナリオがざくアクで楽しめるとは思っても見ませんでした。本編と別枠の会議システムがあることからもその本気っぷりが見て取れます。
各種クエストは本編であまり目立たなかったキャラクターの掘り下げにもなっていて素晴らしい出来のものばかりです。
また、役職システムという新システムが登場します。これがまぁ凄い!
仲間にしたキャラクターのうち6人をそれぞれ役職に就かせることが出来ます。キャラクターごとに就ける役職は違ってきますが、このシステムによって戦闘や会議がさらに面白くなっているんです!
例えば、参謀長はエンカウント時自動で先制攻撃をしたりTPを勝手に溜めてくれたりします。警備隊長はパーティ全体の攻撃力UPや炎耐性UPなどの効果を常に発揮します。運動長はキャラ固有の特殊なスキルを使えるようになります。これらの組み合わせで戦略の幅が大きく広がるんです!
また会議時にキャラ固有の料理を作ってくれる料理長、装備を作ってくれる技術長、資金を稼いでくれるマスコット長もバリエーション豊かで面白い!新鮮で素晴らしいシステムでした。
そして特筆すべきはやはり終盤の展開でしょう。まさかまさかの熱い展開の連続! 奥深いシナリオの妙! その全てが凝縮されたラスボスとの決戦は(強さ含めて)まさに圧巻の一言です。

・最後に
...そういえばこれ「水着イベント」だったよね...?
もはやボリュームやシナリオが凄すぎて「水着イベント」とは何たるかを見失う程の面白さでした。作者のはむすた氏には頭が上がりません。
mozell氏の音楽もとてもいい仕事してました。ラストバトルの書き下ろし曲は是非ゲーム内で聴いてもらいたいです。今回はとある曲がフィーチャーされており、ラストバトルでセルフアレンジがかかったのは鳥肌モノでしたよ。
あまりにもクリア後の喪失感が凄かったので、こうしてレビューを書かせて頂きました。
ちなみに今は公式の設定資料集(なんと短編小説付き)を作成中なんだそうです。まだまだ展開がありそうですね。
皆さんも、是非ともプレイして楽しんでみてはいかがでしょう。


 管理人コメント

「追加シナリオだけでプレイ時間30h」という、本来ならば作品を分けて作るべきシナリオです。なぜ追加シナリオという形にしたのか。シナリオの前提からして「魔王タワーをある程度クリアするまでの知識」を要求される故でしょう。
流石に私は、2年半前のイチオシレビュー時点でも、今回のアップデートが配布開始されてからも、魔王タワーをクリアできるまでのプレイ時間を取ることができませんでした。
はむすた氏の全範囲にわたる技術向上を見る意味でも、かつてハマった「はぐれ」たちの新たな一面を見る意味でも、今回の追加シナリオは久々に「ざくざくアクターズ」を起動する切っ掛けとしては充分すぎる魅力のあるものです。

↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ

【 雛鳥フェアリーテイル 】

雛鳥フェアリーテイル
レビュワー [ ぬるゲーマー太郎 ]
ジャンル [ ノンフィールドRPG ]
作者 [ 青汁 さま ]
容量・圧縮形式 [ 138MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクールMV ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

ジャンルは短編ノンフィールドRPGです。

ストーリー
病気で臥せたお婆さんのために裏山まで薬草を採りに行くが、徐々に不穏な様相を帯びて…といったゲームです。
短いなながらも気持ちよくお話がまとまってました。

「家族」というのは難しいですね。絶対に許されないようなことをされても断ちがたい絆のようなものができてしまう。まさに呪いです。
単純に実は良い奴だったんだよと言われても違和感が残るし、すごく悪い奴だったんだよと勧善懲悪されても納得できない。
こういったものを題材にした作品としては良いバランスの描き方でした。。

ゲーム性
ノンフィールドRPGというとシビアなリソース管理を求められる印象があるのですが、このゲームは少しのリトライでクリアできて、ぬるゲーマーにも安心でした。
その場を調べると主人公が一言コメントを残すんですが良い小ネタでした。こういうのはゲームへの没入感を深めてくれますね


 管理人コメント

本作は短編にまとまっており、取りあえずのENDはたった40歩で到達できます。ノンフィールドRPGで苦労するリソース管理も、本作では戦闘終了時に全快・1歩も動かず戦闘を繰り返す操作の存在によって、かなり楽に稼ぐことができます。物理⇔幻想の対立構造さえ分かっていれば、戦闘自体にもそれほど苦労はしないでしょう。
本作の存在は、ひとえに「裏表が逆転する」ストーリーにあります。ぬるゲーマー太郎氏の言う通り、本作のキャラの行動・動機共に完全に善とも悪とも判断しがたい複雑なものが混ざり合っています。何を想いながら死に、何を想いながら生き続けていくのでしょう。END後も心に残り続ける作品でした。

↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ

【 デュエリストでも恋がしたい! 】

デュエリストでも恋がしたい!
レビュワー [ 通りすがり ]
ジャンル [ カードバトル風RPG ]
作者 [ サワハト さま ]
容量・圧縮形式 [ 1.54MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクール2000 ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

初レビューです。

今回レビューする「デュエリストでも恋がしたい!」は、1~2時間で遊べるカードバトル風RPGです。

カードバトルと言えば、思いつくのが「遊戯王」「デュエルマスターズ」などのトレーディングカードゲーム(TCG)。
数えきれないほどのカードと、そこから生み出される様々なデッキ・多彩な戦術・コンボ、そして対戦相手との駆け引き……などが魅力の、頭脳ゲームです。

とても奥が深いジャンルですが、その分ルールが複雑だったり、カードを覚えるのが大変だったり……ということも。
(自分が昔TCGをはじめたときも、ルールが全く分からず、めちゃくちゃなルールで遊んでいました)

「デュエリストでも恋がしたい!」は、そんなTCGの要素をしっかり入れながら、初心者でも簡単に遊べるように仕上がっています。

例えば、ゲームスタート時。
ルールとかを確認する間も無く、オープニングイベント中にイベントバトル発生! かつ、主人公が持っているカードはたったの1種類だけ!

これでは悩みようがありません。手持ちのカードで適当に攻撃するしかありません。
しかし、このオープニングイベントを何となくこなすだけで、

が分かってしまいます。5分もかからない短さです。さらに、イベント中のセリフ、戦闘を通して、メインキャラ4人の立ち位置、性格、相関関係も自然と掴める設計になっています。
もし最初に、このゲームのルールやらカードの種類やらを文章で説明しようとしたならば5分には収まらないでしょうし、何より初心者に敷居の高さを感じさせてしまっていたはずです。

その他にも、

など、親切な設計は数多くありますが、このゲームが初心者に優しく、かつ他のTCGと最も異なる点は、

「あくまで基本はRPGのため、敵を倒し経験値を得ることで、レベルアップすることができる」

ことでしょう。

TCGはその性質上、勝敗はデッキの完成度と相手との相性、そしてプレイヤーの腕前(と引き運)に大きく依存します。
しかし、このゲームのベースはあくまでもRPGなので、「カードゲームが苦手でも、いざとなったらレベルを上げて突破する」という戦略が取れる!
この作品には数多くの優れた点がありますが、私はこの点こそ、このゲームの肝なのではないかと思っています。(TCG経験者は、最低レベルクリアとかを狙ってみるのも面白いと思います)

長く語ってしまいましたが、それだけの魅力がこのゲームには詰まっています。
コミカルなカードゲームの世界の中で、あなたもデュエリストになってみませんか。


 管理人コメント

本作は、カードのコンビネーションで無限の戦術が楽しめるTCGというよりも、ドラゴンボールのファミコンゲームのように「コマンドがカードの手札になったRPG」と考えた方が分かりやすいかと思います。
プレイヤーステータスのみならず、スキル・パッシブ・トラップの3種類に分かれたカードも、ストーリーを進めるたびにバージョンアップしていくバランスになっています。
最初は「パンチ」「ダガー」の連発だった展開も、後半には「敵に有利な地形をリセット」「敵の得意攻撃に合わせてトラップをセット」など、有利な装備設定でプレイできます。
逆に言うと、引き運よりもレベル上げ・デッキ構築と言った事前準備の方が重要な戦闘になっています。戦闘でカードを手に入れるたびに戦術が広がるため、野良デュエリストには積極的にデュエルを挑みましょう。

↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ

【 金のなる木 】

金のなる木
レビュワー [ DECOすけ野郎 ]
ジャンル [ 1マップ1ラスボスやりこみ型RPG ]
作者 [ 火筒さしゃ さま ]
容量・圧縮形式 [ 220MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクールVX ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ RPGアマツール版はhttps://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm4666 ]
配布元 ダウンロード先

逃げの切れ目が金の切れ目

1画面、1戦闘でどれだけ掘り下げられるか?というところを徹底追求したRPG。
ストーリーは、あって無いようなものだけどキャラメイク、好みの強化、武器や防具の強化はやり放題なのでどんどんやりこんでいきましょう。

・序盤の注意点
ここで気をつけて欲しいのは、いきなり木の戦闘力強化をしすぎるな、ということです。
木をある程度攻撃すると、木がパワーアップして攻撃がどんどん強力になっていきます。
しかし、防御力が貧弱な初期状態でそれをやってしまうと、積みます。リセットしないといけない。最初は、防御をひたすら繰り返しボーナス箱が出るまで粘りましょう。

・逃げるタイミング
全滅=全所持金消滅、というペナルティは痛い。
所持金は基本銀行即預け、はいいとしてそれではいつ逃げるのか?これが案外むずかしい。
まだ余裕があるだろ、と思っていても木は気まぐれなのでいきなり即死攻撃をしてくる場合もあるし、少し粘ったらレアなボーナス箱が出てきた、ということもあったので、運と勘が大事だということです。

・バランス調整
正直、少し理不尽に感じることもありました。3回連続即死攻撃された時は心が折れた。

あと、最初はある程度火力や体力が多めな戦士や騎士はよく重宝するが、どんどん強くなると追いつかなくなり
魔道士圧倒有利になりがち、なところもちょっとつらい。…僧侶は…使い所が無いね…。
ここは現在調整中とのことなので、今後の改善に期待しましょう。


 管理人コメント

「最初から木を攻撃しない」等の攻略の鉄則は、村長との会話である程度のヒントが得られます。それ以上の情報は、ゲームプレイの中で学ぶしかありません。
それでなくても、木の気まぐれな攻撃は、序盤からプレイヤーを悩ませてくれます。「序盤は防御でモンスターを呼ぶのを待て」とDECOすけ野郎氏もレビューしていますが、「呪い」というその防御をできなくさせる状態異常を放ってくる場合もあります。
序盤は、村長のアドバイス通り「みねうち」と「毒耐性」を覚えさせておきましょう。そういう意味でも、騎士や戦士と言った近接戦闘職は序盤で役に立つ職です。話が進んで魔導士の火力が欲しい場合は、酒場で1000Gを払って雇いましょう。

↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ