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■ ダンジョンキングと、ミニゲーム集

タイトル画面
作者 [ リィ さま ]
ジャンル [ シミュレーションRPG ]
容量・圧縮形式 [ 9,980KB・自己解凍EXE ]
製作ツール [ シミュレーションRPGツクール95 ]
必須ソフト [ なし ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード不可
0204a.jpg
↑この美少女三人組みが主役!!
0204b.jpg 0204c.jpg
↑一見普通に見えなくもないゲーム画面
0204d.jpg
↑意味もなく存在するシューティング面(ガンシュー?)
*キャプション:上橋

(補足)
2005.04:コンテストパークへのアドレス変更&作者様のページにリンク
2016.04.17:DL先を変更。
2017.08:本作品は、現在ダウンロードできません。
レビュワーハマリ度グラフィック サウンド合計総合判定
上橋 8 /10 9 /10 7 /10 69/90 B
士文 文三 7 /10 8 /10 7 /10
ES 8 /10 9 /10 6 /10
■イラスト:命をふきこまれたもの

 《 上橋 》  ハマリ度:8 グラフィック:9 サウンド:7

むしろパズル

▼内容

ストーリー説明不可能。 ですのでゲーム内容をかいつまんで話しますと、タイトルの通りミニゲーム集でして、フリーダムなストーリーにのせて、各面ごとに「○ターン以内にボスを倒せ!」という指令が下される『不変なダンジョン』シリーズと、全面指令通りにクリアできた場合に遊べる『不変なダンジョンスペシャル』がメインで、それとヤケクソなまでに搭載されているギャグ面で構成されています。
『不変なダンジョン』は、ただタラタラと戦っていれば勝てて、メインであるストーリーが展開するという普通のSRPGとは一線を画しており、とにかく緊張と思考でボス撃破の最短経路を考え抜いていかないとクリアできず、その先に脱力と疲労のストーリーが待っているというちょうど正反対の仕様となっております。
シミュレーションRPGツクールで作られた作品なのですが、理詰めで解いていくプレイ感覚は、むしろ良質のパズルに近いと言えるでしょう。

▼見どころ

作者本人が「シリーズ中最大」と言い切るそのイカレ具合! 「ネタにできるものは全てネタ」と言わんばかりの濃ゆいギャグがSRPGの最大積載量を超えて搭載されておりまして、思いきり笑った後には静かな疲労が待ってます。 作者のリィ氏には『恋愛シミュツク素材で最も笑いをとった漢』の称号を贈呈しても良いでしょう。

あと、そのボリュームもウリの一つ。 最初ミニゲームが8つ遊べまして、不変なダンジョンをクリアすればゲームが増えるのですが、12個(150%)も増え、しかもその中の一つがクリアに6時間くらいかかる『不変なダンジョンスペシャル』でして、ごちそうを食べて「ふう、満腹」といったら「前菜はいかがでしたか」と返されたようなボリューム感を味わうことができます。 (その時点で〆切の関係でダウンしていることも、正確を期すため書いておきます。)

▼辛口批評?

主人公のかわゆい女の子たちがやられた時には、ちゃんと悲鳴が上がるのですが、声でかすぎますよ!!  環境によっては確実に家族に怪しまれますので、個人的には夜中に下半身裸でヘッドホンプレイをなさることをオススメします。

 《 士文 文三 》  ハマリ度:7 グラフィック:8 サウンド:7

「弓の名主」良かったなぁ

えらい久しぶりですな、このジャンルのゲームは。
PC GAMERという雑誌風に言うとTURN-BASED STRATEGY。
日本流に言うと、シミュレーションゲーム。

ということで、一風変わった感じのする今回のゲーム「ダンジョンキング」
なんというか、実にチャレンジ精神にあふれていて、シューティング、アクション、格闘ゲームと、なにやらもの凄そうなミニゲームが並んでいます。
しかし、なんといってもメインは「不変なダンジョン」です。
一見ただのキワモノに見えて、この「不変なダンジョン」はよくできてるんです 。

このゲームは、新しいミニゲームをやるためにパスワードが必要なのですが、このパスワード、「不変なダンジョン」を規定ターン数以内にクリアすると貰えるんです。

これがポイントですね。目の前にニンジンがぶらさがってる状態です。
悲しい、ゲーマーの性というのを刺激します。
ニクイネコイツハ!

 《 ES 》  ハマリ度:8 グラフィック:9 サウンド:6

てぇぇぇぇごわい、SIMULATION!(涙)


…というわけで、今回のイチ押しレビュー、早速行ってみたいと思います…が、このゲーム、まだ最初のステージしかやっておりません(汗)。そんな頼りにならないレビューであることを念頭において、期待しないで見てください。(オイ)

ハマリ度:8/10
手軽に楽しめる短さを保ちながらも、ヘビーゲーマーのやりこみにもちゃんと答えるようになっている。…だが、
個人的にはカンベン。
グラフィック:9/10
素体は、RPGシミュツク、恋愛シミュツクからの画像を引用しているだけであるが、合体、変形、らく顔などを使ってこのゲームの(おバカな)世界観をバッチリ出している。素薔薇しい。
一部の敵の攻撃パターンは、かなり笑えるものに仕上がっているので、そちらにも注目DA!
ミュージック:6/10
いやぁ、さすがにいい仕事です。
…アスキーと音楽堂の皆様は。

こういう「ツクール系」の作品の良し悪しを決めるもの…それは、やはり、どれだけツクールの標準的仕様を超えられるかということにある。
(もともと「ツクール」シリーズの本当の目的とは、そういう製作の喜びを味わう「ゲーム」であったわけだし…といつかの「Tech WIN」で開発陣が言っていた気がする。)
あるものは、市販ゲーム顔負けの重厚かつ感動的なストーリーで、
あるものは、「どうやって作れたんだ!?」と驚かざるを得ないほど凝ったシステムで、
…そしてあるものは、市販では絶対に作れないボケとノリツッコミに満ち溢れたシーンの連続パンチでその評判を確立していったのです。
この「ダンジョンキング(以下略)」も後者のギャグに満ち溢れたゲームとなっております。もうひとつの例を挙げれば、上橋さんが取り上げていらっしゃる「何でも屋セロリー」が有名(?)でしょうか?
もっとも、この「ダンキン」(すでに略称)は、「ギャグ」という一点にとどまらず、「不思議のダンジョン」の「フェイの問題」のように短時間で解決し、効率よく進めていくという「やり込み」という観点においても、すばらしいシステムを発揮しておられます。
…といっても、私ことES、実は、シミュツク作品を遊ぶのは初めてであります。そのため…

「なにぃぃぃ!道具使っただけで1ターン終了だとぉ!?」
「だめだっ!近すぎて武器が届かないっ!」

…などということはもうしょっちゅう…くぅっっ…(思い出し涙)
悔しいので、終了!!

…何っ?「『萌え』について言及はないのか?」だって!?
…あれ…って、ギャグの一部じゃ…?

 《 命をふきこまれたもの 》 

pak.jpg

リィさまのこのシリーズ大好きデス。

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