■ 投稿レビュー シミュレーション 20
キングオブキングスG+ 勇者カンパニー Roads to the Crown エイシェングラートの姫将軍 東方妖精SRPG

【 キングオブキングスG+ 】

キングオブキングスG+
レビュワー [ SSS ]
ジャンル [ ファンタジー戦略シミュレーションゲーム ]
作者 [ きょるかん さま ]
容量・圧縮形式 [ 40MB前後・自己解凍EXE ]
言語 [ 日本語・英語 ]
配布元 配布元

キングオブキングスG+はFC時代の名作であるキングオブキングスを元に、様々な改良を加えられた戦略シミュレーションゲームである。
ゲームの目的は相手の城にいる敵の王を倒す事で、そのためにお金で様々なユニットを雇い街を占領して収入を増やし敵を倒して盤面優位を取っていく、いわゆる大戦略系のゲームである。
ユニットにはコスト・移動力・敵ごとの相性等それぞれ個性があり、状況に応じて最適なユニットを呼び出すことが勝利への秘訣となる。
ストーリーモードはチュートリアルも兼ねており、ゲームを遊びながらユニットの性能や扱い方を学んでいける作りとなっている。
個別マップを単体で遊ぶことも可能であり、多陣営のバトルロイヤルや同盟戦なども可能な為色々なシチュエーションを楽しむことが出来る。
マップエディットツールも別途付随されており、自分でマップを作って遊ぶ事も可能だ。

UIはマウス操作とキーボード操作の両方が可能となっており操作性は悪くなく、ゲームバランスも良好。戦略シミュレーションゲームを遊びたい・試してみたいと思っている人にお勧めしたいゲームだ。

掲示板の方では有志による追加用のマップや音楽のアップロードも行われているので、さらなるボリュームが欲しくなったらそちらの方を見てみるのも良いだろう。


 管理人コメント

「ストーリーモードはチュートリアルも兼ねている」と、シミュレーションゲーム全体で考えれば簡単な難易度にまとまっていますが、それでも「知識0で挑んでも勝てる」難易度ではありません。
ゲーム内では「操作方法」「ユニットの特色」「仲間を増やす方法」などの説明文は何一つないため、知識0で挑むと「初期表示のユニット『キング』を前面に出して瞬殺される」ひどい目にもなりかねません。
プレイ前に必ず「ReadMe.chm」を確認しましょう。ここに書いてあることをなぞれば、確かにストーリーモードの攻略は簡単です。「キングは基本城から動かさず、ユニット雇用に専念する」「土地の占領はファイターなど極一部の兵士しかできない」「ゴブリン>エルフ>ハーピーの3すくみ」「防御効果の高い(しかし移動しにくい)マスに停止する」など、マニュアルから学べる知識は数多くあります。

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【 勇者カンパニー 】

勇者カンパニー
レビュワー [ 通りすがり ]
ジャンル [ 買収トレードゲーム ]
作者 [ okamotoドット絵 さま ]
容量・圧縮形式 [ 188MB・ZIP ]
製作ツール [ WOLF RPGエディター ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

資金を調達したりかけひき技を駆使し、会社を買収していく【買収トレードゲーム】です。

『ロマンシング サ・ガ3のミニゲーム』と書くと伝わる人もいるでしょうか。

元のミニゲームと比較しても再現度は高く、違和感のない仕上がり。
更に元ネタには無い要素が加えられており、ただのクローンでは終わらせないという意思を感じます。

UIはかなり洗練されている印象で、プレイしにくさを感じることがありません。
メニュー画面やトレード画面・カットインなどのドット絵も非常に美しく、作品に彩りを添えてくれます。

こちらを状態異常にする相手のかけひき技が凶悪なので、そこは注意したいところ。

クリアまでは2時間ほど。さくっと遊べるボリュームです。


 管理人コメント

本作は、ロマサガ3のミニゲームに過ぎなかった「トレード」を洗練させ、独立した1作品として遜色ない仕上がりにした佳作です。
本作で特徴的なのは、ストーリーを進めて傘下企業が増えるごとに広がる戦略にあります。時には、特定企業を落とすのに、別の企業のスキルを使えば楽になるなど、攻略手順も考える必要があります。
単純に「勇者ウルフたちの企業系サクセスストーリー」としても楽しめる作品になっています。

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【 Roads to the Crown 】

Roads to the Crown
レビュワー [ サリアの護主 ]
ジャンル [ ターン制戦術シミュレーション ]
作者 [ 蘭太郎 さま ]
容量・圧縮形式 [ 468MB・ZIP ]
製作ツール [ SRPG Studio ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

主人公レックスが最初から恐ろしく強いのが特徴のFE型シミュレーションRPGです。

レックスは未熟な王子でなく、FEなどではお助け上級者クラスが持つレベルの能力です。
もちろん、主人公なので成長もします。
女2人の側近もかなり強くなります。
ゲームオーバーになるのは、この3人がやられた時だけで、他の仲間は倒されても次のステージで復活します。
途中セーブもできます。

なら、レックスが突撃するだけで無双できる楽勝ゲームなのか。
まったく違います。

多くのステージのボスや道中の中ボスは、レックスだけがまともに戦えるバランスで設計されています(初見高難度でプレイ)。
勝敗条件もレックス1人だけでは達成できなくなっていきます。
遠距離の状態異常つき魔法や弓矢が飛び交い、騎馬のレックスには騎兵特攻の武器が立ちはだかる他、レックスが忙しくて出撃できないマップもあります。敵も味方も所持スキルが多く、確認するのに一苦労します。

ストーリーも国家論を振りかざした大河系。
章の合間では仲間たちのコミュニケーションがやたら多くて飽きさせません。

これまでのSRPG Studio作品の中で、ストーリーも難易度も長さも最高クラスでないでしょうか。


 管理人コメント

シミュレーション要素の無いRPGならば「硬いキャラに攻撃を集中させる」はセオリーですが、本作のようなシミュレーションRPGでは「突出して1人だけが強い」のは、むしろ難点になります。敵AIが平然と王子をすり抜けて後衛を殺しに行ってしまうのです。
本作のパーティは、比較的硬い前衛よりも、とてつもなく脆い後衛の方が多く揃っています。その後衛も、回復役の魔導士・サポート役の吟遊詩人といった重要な役どころは1人しかいません。欠けると大幅に戦力がダウンするどころか、欠けた時点でゲームオーバーとなるマップばかりです。
そんな厳しいバランスの序盤でも、後半よりは難易度は楽になっています。前半のうちに、王子以外のキャラ…特に後衛をきっちり育てておきましょう。

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【 エイシェングラートの姫将軍 】

エイシェングラートの姫将軍
レビュワー [ サリアの護主 ]
ジャンル [ シミュレーションRPG ]
作者 [ 白鷺 さま ]
容量・圧縮形式 [ 114MB・ZIP ]
製作ツール [ SRPG Studio ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

当ゲームは、システムが極めて特徴的なSRPGです。

まず、剣槍斧の攻撃キャラが近接攻撃すると、相手の全能力が2下がります。
効果は重複するので、四方を囲まれると能力が8下がります。
そうなると、どんなに強い味方も敵もあっさり沈んでしまいます。

武器の3すくみの他に、属性の3すくみもあるのは他でもみられますが、源聖闇の属性3すくみは極端で、属性持ちのキャラは2つの属性に耐性を持つ一方、弱点の1属性で叩かれたら大ダメージです。そのため、属性持ちの味方の配置をじっくり考慮しなければなりません。
そこに歩兵特効を含む様々な特殊兵器まであります。

このほか、攻撃速度の差による連続攻撃が発生しません。
そのため、どちらも一方的に相手を殲滅できず、長期戦になります。
敵の数も味方の出撃人数も極めて多く、野戦する終盤は大熱戦です。
更に、支援効果の影響が極めて高く、それなしでは戦えません。

高難度となると、ボスだけ貰える経験値が異様に高いのも特徴です。
囲んで経験値を稼ぎたいですが、ターン制限の壁が無情に阻みにきます。
もちろん、このゲームはHP0で死亡し、復活しません。

システムが考えられている反面、登場人物のセリフ回しは異様に機械的です。
ここまで型にはまり切った棒読みセリフは他で読んだことがありません。
狙ってやっているのなら、それもまた芸ですが。


 管理人コメント

序盤のプレイヤー側4人のみというチュートリアル戦でも、「味方は固めて移動させる(相性ボーナスのあるキャラ同士は特に)」「複数人で囲んで相手にペナルティを与える」を使いこなさないと、かなり手痛い損害を受けるバランスになっています。
特に、味方の乏しい序盤で恐ろしいのは、相手に取り囲みボーナスを与えてしまうこと。そのためにも味方を離さない運用方法が序盤から求められますし、オープニングから繰り返し念を押されます。
その大量にあるシステム説明を「キャラのセリフ」で行うため、「説明臭い会話劇」という短所にもなっているのです。

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【 東方妖精SRPG 】

東方妖精SRPG
レビュワー [ だるま ]
ジャンル [ SRPG ]
作者 [ 東横とこ さま ]
容量・圧縮形式 [ DL不要・ブラウザゲーム ]
製作ツール [ PRGツクールMV ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

チルノ最強へ

このゲームはチルノと仲間の妖精達が霊夢たちと戦うゲームとなっています。
以下、特徴です。

  1. RPGアツマールでは非常に珍しいSRPGです。ストーリーというのはあまりなくて、とにかくSRPGをやりたい人向けという感じがしました。
  2. 東方のキャラが出てきますが、知らなくも特に問題ありません。
  3. 勝利条件は単純に敵の全滅だけではなく、指定されたターン死なないようにする、特定の場所に行くというものがあります。
  4. 各ステージの勝利条件がタイミング(季節)によって変わります。
  5. 例外はあるものの、多くの場合で全滅してもGame Overにはならず、レベルが1上がった状態で拠点に戻されるだけであり、初心者に優しい作りです。
    当たり前のことなのですが、初めてプレイするゲームは誰しもが初心者です。なので、全滅は普通にするんですが、デスペナルティが少ないのがありがたいです。
    他の作者さんも参考にして頂きたいです。
    いやいや、簡単なのはどうも、という人は、難易度を調整可能みたいですが、それよりも魔法「リカバー」(味方1体が3ターン死なない)を禁止すれば良いかと思います。
  6. 攻撃するごとに、攻撃力が上がっていきます。だったら、魔法は不要かなと思ったらそんなことは無く、味方への支援、敵への遠距離攻撃、状態異常、能力低下は魔法の方が優れてます。 良くできてる。
  7. チルノのセリフが広島弁?

以下、出来れば、直して欲しいなぁと思うところです。書いたはいいのですが難しかったらすみません。

  1. SRPGの特徴として、敵が多いと敵の行動だけでかなり待たされます。このゲームでは一部の敵について、遠くにいる場合は行動しないようにはなっています。
    しかし、回復、能力値向上のスキルだけは発動してしまってます。もし、これを止めてもらうことが出来ればやって欲しいです。
    遠くにいる場合に何もしないではなく、回復する必要が無いなら行わない、すでに能力向上が2回行われている状態なら行わないでも良いです。
    あるいは、敵同士の行動については、画面を切り替えずに処理させるというのも1つかなと思いました。
    ただ、このゲームは神鏡学斗さま作のSRPGコンバータMVを使用されている様なので、それ次第かもしれません。


 管理人コメント

消費アイテムが全ユニット共通=装備する必要がない、全滅しても強化して再プレイなど、初心者がSRPGで詰まる要因を丁寧に取り除き、シンプルに楽しめる仕上がりになっています。
それでも、決して雑なプレイができるわけではありません。敵の攻撃力は初回でも3~4発殴られるとK.O.レベルですし、射程や魔法の属性など考える要素も数多く存在します。
また、カメラ移動にクリックが必要な点も地味に面倒です。マウスカーソルを振るだけで周りを見渡すことができず、マップ範囲がどれだけ広いか分かりにくくなっています。私の初回プレイだと、このせいで最奥部にいた敵を見逃して、近くにあった岩を敵と思って殴りに行ってました。

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