■ 投稿レビュー アドベンチャー 27 | ||||
ヤンデレラ | 渋谷わらしべメイド | オオカミと赤ずきん | 日常侵食ホラー つぐのひ | ミノルカブルー・アンブレラ |
なりそこないスノーホワイト (2) | スクッテー | ゆめしぐれ | ソラモなキ | まことメビウス |
レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ エロゲー風ヤンデレホラーアドベンチャー ] 作者 [ CHARON さま ] 容量・圧縮形式 [ 90MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 トライアングル・ラブです
【あらすじ】
主人公、やたろーは引きこもりのイケメン男子(しかし、この歳にもなってアレだという)。
かつての親友だったものの、疎遠となってしまったほのか。
そして、小学生時代に転校してしまったひなたと再会する。
3人で過ごす幸せな毎日。しかし、それも(やっぱり)長く続くはずがなく、やがて悲劇が襲いかかる。【概要】
毎度おなじみCHARONさんの作品です(ここで紹介するのも5度目です)。
作風もいつも通りな感じになります。バイオレンス度では、一番かもしれません。基本的には「3日目の選択肢」でエンディングが分岐します。
トゥルーが2つ、バッドエンドが1つです。
ここでお約束。バッドエンドは、話の流れ的には「一番最後」に見た方が良いでしょう。
無論、一番平穏なのがバッドエンドだというのは「それはどうなのか」とおもったのですが、実際にそうなんだからしょうがない。セーブポイントもいつもと同じです。エンディングですが、やたろーが選んだからトゥルーになった、選ばなかったからバッドになった、というのはある程度納得はいったのでした。
でも、そんな理不尽な理由でひどい目にあわされたかねーよ!と思ってしまったのも事実です。俺 :うっひょー!今回のサービスシーンはいいもんだねェーッ!ヒヒヒ・・・
作者:ここから先はダメです
俺 :あというわけで、エロスの後にはやはりというか、痛々しいことになります。
今までの作品の要素をぶち込みまくった、まさに「エロゲー風ホラーADV」というのにふさわしい作品でした。ヤンデレ要素も十分にありました。
管理人コメント本来のギャルゲーならば、各日の夜シーンでどちらに遭うかでフラグを立てていくのですが、それを一切すっ飛ばし、ある選択1つだけでED分岐するあたりが、まさに「ヤンデレ」です。
(それ以上に、多数の選択肢による細かい分岐はRPGツクールではやりにくいと言うシステム上の問題もあるのですが)
私としても、BADは一番最後に見るのをオススメします。ギャルゲー的には「特定人物とのENDではないからBAD」なのですが、その特定人物とのENDが…アレだもんなぁ。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ 渋谷でメイドがわらしべ交換をするADV ] 作者 [ イオリ さま & てい さま & もも さま ] 容量・圧縮形式 [ 37.8MB・ZIP ] 制作ツール [ 吉里吉里2/KAG3 ] 言語 [ 日本語 ] ダウンロード 渋谷でメイドがわらしべ交換・・・。タイトル通りです。
正直渋谷は何も分からないシュンと申します。
主人公の知人である芽衣が誕生日プレゼントを落としてしまい、何故だかは知らないが物々交換で良い物を手に入れよう!という流れになる。
そして物々交換の先にある衝撃の真相は・・・。舞台は渋谷。芽衣はメイドカフェのアルバイトでメイド姿。そしてわらしべ交換・・・
こんなにタイトル通りで分かりやすい作品もそうそうありません。
何故か主人公の名前が明らかにされず、登場人物の説明が全くありません。
2013年エイプリルフール企画なのですがその理由が分からず、どこに嘘が隠されているのか?と思っていたら・・・。
全ての真相はED1、2で明らかになります。しかし・・・そのEDにノーヒントで行き着くのは非常に難しいでしょう。
ブログにも一応ヒントはありますが、これでED1、2を見るのはまず無理です。
幸い検索すれば攻略情報を載せているサイトがあります。実際自分もそれを使ってクリアしました。
公式通販で攻略本も販売されているので購入も検討してみるのもいいでしょう。
攻略情報だけではなく、人物紹介や渋谷MAP、短編集なども掲載されているようです。
物々交換をしていた頃は何が言いたいのだろう?と思っていました。
それだけに、真相に辿り着いたときは本気で驚きましたよ。何で・・・何でですか・・・!
物々交換の先にあるあまりにも残酷な真実と結末に愕然としました。
主人公と芽衣の関係。あまりにも悲しすぎる結論。そして・・・。
ED1にのみエピローグが存在します。これは是非見てもらいたいです。
本当に予想だにしない真相が待っています。そこまでに至る話が物々交換。実はちゃんとした意味を持っています。
物々交換の先に待っている結末を楽しんでくださいね。
管理人コメント物々交換の対象は多く、すなわち、「交換する/しない」の選択肢だけでも多数存在することになります。その中で13種類に及ぶENDを探すのは、とてもヒント無しでたどり着けるものではありません。
少なくとも、我々が「エイプリルフール企画のフリーゲーム」として想像する代物とは桁違いなほどのADV的攻略法を強いられます。
そして、その中で探り当てた真相は…ぜひ、自分の目で見てください。攻略法を知った上でも確実に驚くはずです。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ 童話赤ずきんパロディ短編ギャグADV ] 作者 [ 琥珀ひつじ さま ] 容量・圧縮形式 [ 6.15MB・ZIP ] 制作ツール [LiveMaker] 言語 [ 日本語 ] ダウンロード 「赤ずきん」って・・・いやおばあさんが・・・。
赤ずきんの秘密よりおばあさんのインパクトに驚いたシュンと申します。
詳しくは後述。赤ずきんがおばあさんのお見舞いをする、ただそれだけの話・・・と思っていたら
オオカミが早くも赤ずきんの前に現れたり、「道草をしてはいけない」と言われているのに道草したり、
おばあさんのインパクトが凄かったり、赤ずきんにはある秘密があったり。
特におばあさんは初見では間違いなく驚きます。是非ご確認を。選択肢が1つだけあり、内容は道草するかしないか、というもの。結末は全く異なるものになります。
ここは紹介サイトで推奨されている順番で見ることをオススメします。
お楽しみは最後にとっておくものですよ~。どこかずれてる(?)赤ずきんのお話を楽しんでくださいね。
管理人コメントおばあさんの正体といい、ヘタレなくせに外道なオオカミといい、とにかく「赤ずきん」を題材に笑いをとってやろうという姿勢が見えます。
しかし、赤ずきんの秘密を知るENDでは、悔しいことに感動します。私としても、TRUE ENDは後に見ることをオススメします。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 連作短編ホラーアドベンチャー ] 作者 [ シアン さま ] 容量・圧縮形式 [ 6.4MB(1話), 10.8MB(2話)・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 現在第一話・第二話公開中 ] 配布元 日常が 音を立てて 崩れていく・・・。
ある日、ふりーむを漁っていたらこのようなゲームと出会ったわけです。
「何なんだ、この新人は!?」
そうしたら、どうやら「Lost Maria~名も無き花~」の作者と同一人物だ、ということを知りました。
そうか、それならばこの怖さも納得ですな・・・。
(ソースはVector)
そして、これがRPGツクール2000作成だということに驚きだよ!本作は、基本的に「いろいろ動いていく」ことで話を進めていきます。
そして、ストーリーというものも特にあるわけではないです。理不尽系、と言うべきか。第一話は一本道、第二話では少々分岐があります。
内容はネタバレになるのであまり触れられませんが、日常が徐々に「何か」により侵食していき、最後にはーーーというのが基本的なプロットです。
その正体が、原因が、語られることはありません。
次の日が、やってくることは無いのですから・・・夏にふさわしい逸品といえるでしょう。基本的に、2作品合計でもとても短いですし、暑すぎる夏に涼むのも良いかもしれません。
あ、あと15歳以上推奨だということです。そこらへんはどうか守っていただけますよう。
管理人コメント「Lost Maria」時代から培ってきた「目で魅せる」ホラー表現は、今作でも健在です。グラフィックは実写風に変わりましたが、その分、実写らしい恐怖を存分に味わえます。
操作は非常に楽です。ただ単に道なりに進んでいくだけです。ただし、繰り返しの中で徐々に表に出てくる怪異により、決して退屈はさせません。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ 梅雨の季節の出会いを語る一本道ノベル ] 作者 [ おふろ さま & 奇なり さま ] 容量・圧縮形式 [ 42.8MB・ZIP ] 制作ツール [ LiveMaker ] 言語 [ 日本語 ] ダウンロード 雨の日の出会い。そのきっかけは青い傘。
まず最初にストーリー。
いつもの雨の日に、期待して。
思わず呼吸を潜めてしまう。
ページをめくる音に、ため息を混ぜた。そんなことをしなくても、雨音がかき消してくれたでしょうか。
(紹介ページより抜粋)雨はそんなに嫌いじゃないシュンと申します。
この話は2周目からが本番となる作品です。初回プレイの場合、主人公の迎(ムカエ)の視点のみで、ほぼ何も分からずに終わります。
2周目では走(ソウ)と花矢(ハナヤ)の視点の話も追加され、話の全容が明らかとなります。
その話なのですが、主人公が古本屋、狭雲堂(サクモドウ)で良く見かける常連客。名前も年齢も分からない客。
いつも同じ場所にいるのになかなか話も出来ない2人。そこで店員さんはある作戦を立てることに。
ある時、傘を取り違えて・・・。それ以降はぜひお確かめください。
それにしても前2作品とはまた違った作風を見せてくれます。本当に同じ絵師さんなのかと疑うレベルです。
ほのぼのコメディの次はヤンデレ高校生に、その次は梅雨の季節の出会いですか・・・!本当に凄いです。
スチル表示の演出面も素晴らしいし顔グラフィックのフレームが傘だったり、色塗りも梅雨の季節にピッタリで
ストーリーももちろん良いのですがこういった要素でさらに話が引き立てられて・・・とにかく素晴らしいです!タイトルにある「ミノルカブルー」というのは色の一種。何故そんな色の名前が出てくるのだろう?
と思っていたらそういえば主人公は美大生でした。そこまで考えていたのですか・・・。
雨にはこんな出会いを導き出してくれるのだろうか、そんなことを考えながら楽しんでもらえれば。
管理人コメントタイトルにもなっている「ミノルカブルー」は、カラーコードで言えば#008CF0。キャラ絵の背景にある傘とも微妙に異なる色合いです。
ストーリー中、傘が「ミノルカブルー」について触れるのは、美大生の迎のみ。持ち主である走の視点では単に「水色」と表記されます。
そういう2者の視点の違いを楽しむ物語です。1週目だと中途半端なところで終わってしまうため、必ず再度startから始めるようにしましょう。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ 童話風恋愛?ADV(多分女性向け) ] 作者 [ とくな さま & はのあいだ さま ] 容量・圧縮形式 [ 33.4MB・ZIP ] 制作ツール [ 吉里吉里2/KAG3 ] 言語 [ 日本語 ] ダウンロード 本当の「毒」は甘いのだとか・・・。
シュンと申します。
ワガママで素直になれない姫、ビアンカネージュ(通称ネージュ様)。
「姫に嘘はつかない」と言う約束を守り続ける度を越えた正直者の従者、エステリオ。
そんな2人の元へやってきたのは見た目も中身も主人公より美しい義姉、ノクシア。
あっという間にノクシアは人気者となる。従者まで愛想を尽かされ、面白くないネージュ様。
そしてどこかで出会う謎の人物。彼の正体とは・・・?過去にレビューしたあの人も言っていましたが・・・。ネージュ様可愛い過ぎます!
どうして美しさで勝負しようとするのでしょうか?無駄なプライドでもあるのでしょうか?単に自覚が無(ry最初はまだ良かったです。姫と従者の関係にほのぼのしました。
しかし「謎の人物」と出会ってから物語は一変します。どうやらエステリオと関係のある人物のようですが・・・。
展開によっては誰かが死んだり鬱になったり。ある人物の独白が始まったり。穏やかではなくなっていきます。「スノーホワイト」・・・。主人公の名前もイタリア語で「白雪姫」を意味していて、当然「白雪姫」のような話、と思いきやなぞらえているのはほとんど最初だけ(継母と義姉が来る所辺りまで)で、途中から色々と「童話の恐ろしさ」とか「人間の恐ろしさ」を見せ付けられたような気がします。
特に「毒」については・・・。もちろん、普通に考える「毒」ではありません。
言葉、過去、誤解、そして・・・。人生、そんなに甘くないものです。
恋愛物と考えると拍子抜けするかもしれません。何せ主人公は・・・。
色々な人間の関係性を考えさせられた気がします。そこを楽しんでもらえたら幸いです。
管理人コメント1stレビューでも触れたとおり、この物語は「白雪姫」をモチーフにしていますが、嫉妬に狂うのは「白雪姫」と名づけられたビアンカネージュの方。
話の大半では、その嫉妬するネージュをチャーミングに描いていますが、話を進めるにつれ、その嫉妬は全てを狂わせる「毒」となります。
果たして「毒りんご」で狙われるのは誰なのか、色々なルートを読み進めてください。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 館探索ホラー・アドベンチャー ] 作者 [ 粉粉粉粉粉 さま ] 容量・圧縮形式 [ 23MB・ZIP ] 製作ツール [ WOLF RPGエディター ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 これは笑える悲劇か泣ける喜劇か!?
屋敷探索・避けホラーゲーです。
親友が屋敷に行ったきり戻ってこないので、取り返しに行きます。うぇへぇ。グラフィック
絵は、独自の味が出ていています。
一枚絵やらテキストは、驚かしというよりは「エグさ」で攻めてきます。
ドット絵 えげつないです。
人物画のグラフィックは、後の作品では向上していっている感じですね。そして、「モンスター」(正体はおまけシナリオで明らかに)の絵、イベント絵は荒いもののなかなか怖いですよ。
「エゥゥゥゥヴーーッ!」と発狂しながら襲ってくる時点で十分に怖い。
そして速い!赤い!奴に捕まると、問答無用で即死です。いつも襲ってくるというわけではなく、特定の個所、あるイベントのみに襲ってくるのですが、他の探索系ゲームと違うところは
「特定の回避方法があるので、それをしないといけない」
ということです。
決まった回避方法が分かるまでは、残念ながら数度はやりなおさないといけません。
しかも、とある箇所の謎解きが「ヒント無しでわかるかよ!」という難易度の高さ。
ちょっとそこはもっとどうにかならなかったでしょうか。謎解き
面倒くさいです。ヒントが少なすぎるというか。
作者ページのヒント集を見ずにクリアするのがベストなのですが・・・。
あ、俺?見たよ。
見ずにクリアできるかっつーの!
(当然、おまけシナリオの謎解きでもヒント見ました。「10って何なんだ?」とすごく悩んだけど、あれをヒント無しでやるのは難しいのでは)モンスターの怖さやゲームのテンポを思いっきり損ねているのが、実は謎解き部分なのではないでしょうか?
一度足止めを食らうと、どうしても怖くなってしまうんですよね。ストーリー
おふざけネーミングセンスとは裏腹に、マトモなものです。
あの屋敷を徘徊する怪物は何者なのか。何故人を襲うのか。
おまけシナリオでは、さらに真相に踏み込む形となります。
果たして、あのあと新たなる悲劇を食い止めることが出来たのかは、プレイヤーの想像におまかせします、ということですかね。ただ、純粋なホラーを求めている方にはちょっと向かないかもしれません。
ホラーやマジメな話かとおもいきや、唐突にギャグになったり、分かる人には分かるネタが入ってきたりと、悪ノリが嫌いな人は投げ出すのでは、という印象を受けました。
シナリオの最後でも、おふざけ要素があるわけですし。仕方ないね。
管理人コメント私も粉粉粉粉粉 さまの作品は、今回の「スクッテー」もあわせて色々プレイしていたのですが、ほとんど謎解きか怪人との追いかけっこで詰まって投げ出してしまいました。
一応作者様のサイトにヒントはあるのですが、作者様がヒントを書いていない所でも詰まるのが困り者。
私が詰まったのは最初の怪人から逃げ切った後。まさか、通常では全く反応しない箇所(=ノーヒント)にアイテムを使わなければいけないなんて、マジで人から教えてもらわなければ気づきませんよ!
それ以外にも、ヒントがある場所と実際に使う場所が地理上も目にする時間軸上も大きく離れている箇所があったりと、「このゲーム、ひょっとして通してテストプレイしてないんじゃないか」と思えるほど気づきにくく、気づいても探すまで面倒くさくなる場面が数多くあります。
ホラーの質は高く、数々の実況動画が出てきているのもうなづける出来栄えです。攻略は実況動画を参照してくれ…という態度なのかもしれませんが、私のように実況動画は大嫌いという人はどうすればいいのでしょうか?
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ 乙女ゲーに限りなく近い夏休みADV ] 作者 [ あき さま ] 容量・圧縮形式 [ 8.80MB・ZIP ] 制作ツール [ LiveMaker ] 言語 [ 日本語 ] ダウンロード この夏の思い出が夢だったとしても。
夏休みの思い出に想いを馳せるシュンと申します。
中学最後の夏。綾音は夏休みに思いっきり遊ぶことにした。
腐れ縁の健司、従兄の敦、幼馴染の弥生。いつものメンバーに新しいメンバーの彰が加わる。
いつもどおりの夏休みだと思っていた。しかし・・・。
はなしぐれのキャラが現代の時代に転生したら・・・?といったコンセプトの作品でしょうか。
事前に「はなしぐれ」を見ておくことをオススメします。この作品単体でも問題ありませんが、おまけの「ゆめうつつ」で「はなしぐれ」の後日談が読めるので、より面白くなります。
健司、敦、彰、弥生に加え隠しキャラの春也の合計5つのエンドが存在し、それに応じて綾音は様々な恋を体験していくことになります。
友達から始まる淡い恋、家族愛の強さ故の深い愛、遠距離恋愛、そして・・・?おなじみの可愛い作風からしてどれも微笑ましい展開になる・・・と思いきや1つだけ後味悪すぎる結末が存在します。
あの男、完全に女心踏みにじっていました・・・。綾音が可哀想過ぎますよ!
それはともかく、本当に作風とストーリーが一致してないのですよ。中学生が歩む道として・・・ね・・・?
おまけの「ゆめうつつ」の中には恐ろしい展開になっているものも存在します。心して読んで下さい。
夏休みの思い出に隠された様々な想いを楽しんでくださいね。
管理人コメント前作…というか元ネタの「はなしぐれ」では、平安貴族独特の文化が作品のテーマとして流れていました。そういうしがらみの無い現代劇の「ゆめしぐれ」では、やはり恋愛模様も現代に足を付けたものになっています。
それ故に、「1つだけ後味悪すぎる結末」に驚いたの何の…。前作「はなしぐれ」の意外性を持ったサブエンドとはまた異なる味の結末です。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ 人と妖の関係を綴った和風サウンドノベル ] 作者 [ あき さま ] 容量・圧縮形式 [ 7.36MB・ZIP ] 制作ツール [ 吉里吉里2/KAG3 ] 言語 [ 日本語 ] ダウンロード 人と妖は相容れない運命なのか・・・。
人と妖(あやかし)の関係性を考えるシュンと申します。
「日が傾いて来たなら、絶対にあの山に足を踏み入れてはいけないよ。」(紹介ページより抜粋)
夕暮れの日、そんな噂のある山に帰り道を急ぐため男は足を踏み入れていた。
そして男は女の妖に出会う。その妖は男の精気を喰らって生きているのだが・・・。途中はなしぐれのとあるキャラが登場します。また、女がやたらと名前にこだわるなど、「はなしぐれ」と共通する要素や考え、境遇が存在します。先にプレイしておくと良いでしょう。
話の内容ですが、男女の視点が交互に切り替わりながら話が進み、最後の選択肢、男女どちらの視点で見るかによって結末が変わります。
しかし・・・。どちらにしてもやるせない気持ちが残ります。両者ともに幸せになることはありません。
この作風でこんな展開を見せられるとやっぱり辛いですね・・・。そんなに人と妖は相容れないのでしょうか・・・。
しかし、これからの未来に思いを馳せられる、ということでもあります。人と妖(あやかし)の物語。悲しい物語だとしても・・・楽しんでくださいね。
管理人コメントルートは2種類と少ないですが、そのどちらも切ない悲恋を描ききった作品になっています。
時代設定は「はなしぐれ」からいかほど経ったか不明ですが、「はなしぐれ」と同じく中世日本の考え方に根ざした作品になっています。
非常に短い作品ですが、心には何かが残る、そんな作品です。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ メビウスホラーアドベンチャー ] 作者 [ CHARON さま ] 容量・圧縮形式 [ 8.8MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 運命から 逃れることは出来ない・・・
【あらすじ】
隣の席に座っていたクラスメイトの女の子「まこと」。
面識が無く、ほとんど彼女とは話すこともなかった主人公の「わたろー」であったが、ある日彼女は意味深な言葉を残し、翌日に亡くなった。
どうやら、彼女のクラスメイト、「みきお」が彼女を救う方法を知っているらしい。
「メビウスさん」というものが過去をひとつだけ書き換えてくれるらしい。
わたろーは、「メビウスさん」を使い、「まこと」が死ぬ運命を変えようとする。
何度でも、何度でも・・・。【概要】
ああ メビウスの輪から抜けだせなくて♪
いくつもの罪を繰り返す♪というわけで、毎度おなじみCHARONさんの作品です。
作風に変わりはなく、やはりバイオレンスなことになります。血も流れます。救いもあんまり無い感じです。
まさに、現代社会が産み落とした闇!あまりにも冷酷!あまりにも残忍!基本的に「どこで何を調べるか、どう行動を取るか」でエンディングか決まります。
最初は何も調べないで速攻で外に出てみましょう。はい、そういうゲームです。
これはまだジャブみたいなものなので、台所・まことの部屋・父親の部屋を重点的に調べればエンディングは分岐していく、はずです。
バッドエンドは6つ、トゥルーエンドは1つですが一周が短いのでそれほど時間はかかりません。ただ、うっかりしていると「つづきから」を押さずに間違えて「はじめから」を選択してしまうことに。(OPは結構長いです)うっかりしすぎだよ・・・。
あと、セーブはいつものと同じです。この作品唯一の癒しでもあります。あなたのハートには 何が残りましたか?
管理人コメントENDまでの道のりは短く、そこまでに立てるべきフラグも多くて2,3個程度なので、コンプリートにはそれほど手間は掛からないでしょう。
問題は、どのルートも「誰かが死ぬ」ということです。TRUE ENDであってもです。
どのENDも、そうとう血なまぐさく、切ないENDであることを覚悟の上、お楽しみください。