■ 投稿レビュー アドベンチャー 55 | ||||
ガンビャス帝国の謎 | 徒花の館・蒼 | 絆輝探偵事務所 | 指切りエンシェント | リボン性小康群 |
ハイガト | 萌えろ!ざわざわ青春日記 | わたしとうどん | HIDDEN... | ミノニヨクシティ |
レビュワー [ おもち ] ジャンル [ 博物館で解説されたいゲーム ] 作者 [ pinetea さま ] 容量・圧縮形式 [ 25MB・ZIP ] 製作ツール [ WOLF RPGエディター ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 架空の古代帝国の解説を博物館で聞くゲーム。
3ルート合計10分ほどの短さながら、失われた帝国へのロマンが感じられます。
解説員によって解釈の仕方や捉え方が違うので、どの話も新鮮です。
ただ展示品が10ほどしかなく物足りなく感じるかも。
しかし全体の雰囲気や静けさが二度と蘇らない古代帝国をよく表しており、余韻を心地よく感じられるのだと個人的に思っています。時間があればパッとやってみてください。
管理人コメント本作のストーリーは、教授と助手の解説を伴いながら、発掘物を観察していく、ただそれだけです。
ただし、解説役の教授と助手はいずれも、良く言えば情熱的、悪く言えばエキセントリックでマッド。自身の研究成果について、私見を区別せずまくし立ててくれます。
「あれっ、でも3ルートって言ってたよね。もう1ルートは?」と皆様お思いでしょうが、もう1ルートは教授と助手の2人の解説を散々聞いた後に解放されます。3ルートをコンプリートすると、本作がかなりの皮肉を効かせた「物語」であることがよく分かります。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ 完全殺す側。殺人鬼の殺戮ゲーム ] 作者 [ 雪月花 さま ] 容量・圧縮形式 [ 129MB・ZIP ] 制作ツール [ RPGツクールMV ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 12歳以上推奨 ] 配布元 感情も理由も知らない。ただ殺すのみ。
殺戮ゲームを始める側、参加する側と来て、次は仕掛ける側になりました。
今回の主人公は前作にも出てきた紅刃の腹違いの兄。こっちもやることは大体変わりません。
どんな立場になろうとも悪意は変わることなく続いてきます。貴方たち本当に人間ですか・・・?
ひどいイジメを受け続け、自殺しようとしていた花野優作(はなのゆうさく)。それを止めたのは殺人鬼・音霧蒼刀(おときりあおと)。
蒼刀は「命と引き換えに自殺に追い込んだ4人を殺してあげる」と言う取引を提案し、花野はそれを引き受けます。
こうして彼は準備を整え、殺戮の館を作り、4人を抹殺する計画を立てるのでした。
殺戮ゲームの舞台を整え、本番で相手を殺すのが目的です。
ポイントを使って仕掛けを施し、ゲームを優位にしたり、殺すまでの準備を整えていきます。
即死ポイントという仕掛けもあり、条件を満たせば一撃で相手を殺せますが、その分ポイントも多く使います。
殺す相手のプロフィールには行動のヒントが隠されているため見ておきましょう。
相手の行動を確認し、いかに少ないポイントで確実に殺せるかがポイントになります。
エンドは相手を殺した数で分岐します。具体的なことはゲーム内で示されているのでそちらを見たほうが良いと思います。
やることは相変わらず狂気に満ちています。確実に殺すため演技まで使う蒼刀・・・ある意味凄いですね・・・。
あるエンドでは更なる狂気が垣間見える展開になっており、見る者を唖然とさせるはずです。悪意は廻り続けるものなのでしょうか。
イジメられた側の人物の立ち絵は用意されておらず、逆にイジメた側の人物の立ち絵はちゃんと用意されているあたり、制作側の悪意が伺えます。
ここで紹介ページに書かれている一文を抜粋します。
「これは復讐ではなく、報復ではなく、殺人鬼による悪意に満ちた物語。」
つまりは最初から「殺す」だけであり、余計な感情は要らないとしたということでしょう。
実際の殺人鬼もそういう理由なのか・・・は分からないですが、本当にそうだとしたら怖いどころの問題では無いと思います。
そういえばこのシリーズ、紅、蒼があるということは他にも色があるのでしょうか。確か紅刃に仕える悪魔の名前が・・・。
管理人コメント本作を見ると、前作までに出てきた「頭のネジが壊れた人間」(当然、紅刃と蒼刀も含む)と、本作のターゲットとなる「ただのクズ」はやはり異なるキャラだということがわかります。
本作は、デスゲームを仕掛ける側として、デスゲームの醍醐味である「仲間割れ」を意図して起こせる仕組みになっています。…というか、仲間割れを仕向けることが本作の攻略の第一ポイントになっています。
本作のターゲットは誰も彼もがクズ…欲望に忠実な人間です。ゲーム開始時から手に入れているメモを参照すれば、どこを刺激すれば意のままに動かせるかが分かるので、しっかりと見ておきましょう。
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レビュワー [ りなしゃん ] ジャンル [ 探索ホラー推理ゲーム ] 作者 [ Little氷華 さま ] 容量・圧縮形式 [ 640MB・ZIP ] 製作ツール [ WOLF RPGエディター ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 流血・グロテスクな表現 あり ] 配布元 ハマリ度:9 グラフィック:10 サウンド:9
次々に現れる謎を解き明かし、真相をつかめ!
大学で平凡な学校生活を送っていた主人公:夕霧ヒカルは突如、身に覚えのない殺人事件の罪で逮捕され、死刑判決を言い渡される。
しかし、警察の捜索もうやむやで、なぜ彼を逮捕したかの理由も曖昧であった…。
彼は獄中に入れられ、そこで探偵を名乗る女性:中曽根望彩と出会い、ある約束を交わし、脱獄させるのであった。
そして獄中から何とか脱出し、彼の無実を証明すべく、証拠となる物を調べるために事件現場である氷華荘の現場へ向かった。
そこには驚きの真実、そして驚きの展開が待ち受けていた…。
【システム】
難易度は3つあり、私は「ノーマル」でプレイ致しました。
序盤では集められたヒントをもとに、プレイヤー自身が自ら推理していくといった流れから入り、推理に失敗しても大丈夫なので、安心してよいと思います。
また、ストーリー重視のプレイヤー向けに、推理を飛ばすという親切設計もなされている。
「!」のマークがあるところを探り、手掛かりを見つけるというのが基本なのですが、マークのないところを探ってもアイテムなどを拾える場合があるので、探索がより楽しめます。
操作性が問われる場面もいくつかあり、Cキーを利用して連打や長押し、コマンド入力など様々。
更に中盤に入ると、敵に追われるアクションに入るようになり、体力ゲージとダッシュ機能が追加されるようになります。
体力が0になると当たり前のようにゲームオーバーになり、ダッシュのスタミナゲージが少なくなると走れなくなるため注意が必要です。
【見どころ】
雰囲気ホラーの推理ゲームといった感じの作品です。
上記に書いた通りプレイヤー自身が推理するシステムにはなっていますが、推理後はキャラが自動的に正解の推理回答を述べるようになっています。
シナリオは基本的に一本道で進んでいきますが、最終的にエンドが2つ存在し、そこから分岐が始まります。
探索中心でしたが、探索している際のキャラの会話でクスっとするところがあり、キャラの個性がとてもよく描かれているといった印象です。
システムやシナリオ展開が面白く、そしてグラフィックが更に作品の魅力を引き立てており、全体的に纏まりのあるというのが素晴らしいと感じています。
そしてクリア後もまだ謎が残るという点から、これこそ謎が謎を呼ぶ作品であると考えています。
管理人コメント本作は、絆輝(ヒカル)による探偵パート、望彩(みあ)による探索パート、そして後半の怒涛の追いかけっこモード、色々なアドベンチャーが楽しめます。
ヒカルと望彩はそれぞれ得意ジャンルが異なる凸凹コンビで、それがストーリーとゲーム性の二転三転となり、緊張と思考をガンガンと刺激してくれます。
後半に出てくる改造人間の正体など、本作内では畳まれない伏線も数多くあります。外伝「絆輝探偵事務所Sidestory」も配信されているため、合わせてお楽しみください。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ ヤンデレギャルゲー ] 作者 [ ベルカゲ(鈴音 さま & 収納 さま) ] 容量・圧縮形式 [ 46.2MB・ZIP ] 制作ツール [ 吉里吉里2/KAG3 ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 15歳以上推奨 ] 配布元 約束は守るもの。でも、破ったからといってその仕打ちは・・・。
今回はヤンデレギャルゲーです。ここのサイトは色んなジャンルで参加していて面白いですね・・・。
まともな終わり方をするエンドは1つも無いことを最初に伝えておきます。それほど残酷なお話です。
確かに約束は守るものだろうとは思いますがそれでも・・・限度というものがあるはずです!
『ゆーびきりげーんまん、
うそつーいたらはーりせんぼんのーます』
何故か付き合う度に恋人が弱り、毎回別れる羽目になる風太。
そんな風太はある日後輩である月子に告白され、付き合う事になった。そのまま月子と一緒に帰ったその日、幼馴染の花に声をかけられる。
一緒にいて何故か違和感のある月子、様子のおかしな花。
そんな二人との日々。(紹介ページより抜粋)
話としては・・・選択肢ありのノベルゲーですかね。それほど選択肢は多くありません。
選択肢によって好感度が上昇し、それに応じてエンドが3つ。さらに条件を満たすともう1つエンドがあります。
一度エンドを見るとヒントコーナーが追加され、最終的には答えそのものを見ることが出来るので詰まることは無いでしょう。
最初はヒロイン2人だけが悪いイメージがありましたが主人公も大概でしたね・・・。
まるで女心を理解しない主人公にネジがぶっ飛んでるヒロインが重なり無茶苦茶な展開になっています。
小話も1つを除いて理解し難い内容になっており、この作品の狂気が伝わってきます。
あ、その1つは座談会みたいなものなので最後に見ることをオススメします。
またキャラ紹介で遊んでる項目が確認できます。それ・・・情報として必要なのでしょうか?
それにしても一番良い結末と思われる行動がアレであると考えると・・・やはり悲惨な話だったことが分かります。
他にも手はあるでしょうよ・・・と思ってしまいますが本人がそれで良いと言うのならば仕方が無いのかもしれません・・・。
管理人コメント今回のお話は、かなり短くなっています。その分、「黒い」ベルカゲらしさも濃縮されており、登場人物3人全員が何らかの形で狂っています。
ENDのコンプリートは、さほど苦労はしないでしょう。1週クリア後に表示されるヒントを見れば、大体の攻略法はわかるはずです。3つのENDを見れば、おまけを含めて大体コンプリートできます。
ただし、その展開は全て狂気に彩られています。くれぐれも当てられぬよう。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ ゆめかわ男の娘の日常(ここまで全て自称)ADV ] 作者 [ 正午の夜/喫甘展(ポン太16歳オス さま & 献科 さま) ] 容量・圧縮形式 [ 57.3MB・ZIP ] 制作ツール [ RPGツクール VX Ace ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 15歳以上推奨 ] 配布元 現実から逃げても過去は変えられない。そんなお話。
この作品・・・ちょっとストーリーが分かりにくいかもしれません。雰囲気を楽しむのならまあ問題ないとは思いますが。
色々調べて話を進めていくだけですが、それだけでもこの作品が伝えたいことが分かるかと思います。
タイトル表記ががかなりややこしいので注意してください。「症候群」ではなく「小康群」ですよ!
――昔のことを忘れても、現在は過去の続きでしかないのでした。(紹介ページより抜粋)
ここはとある魔物屋敷。「人間ちゃん」という成人女装男子のとある日常を綴ります。
何かが起こるかもしれないし起こらないかもしれない。そんな4日間。
人間ちゃんを操作して話を進めていき、彼の日常を探っていきます。
読み終える時間は30分~1時間くらい。ストーリーの分岐は無く一本道。アクション要素や謎解きもありません。
但しスチルには普通に進めては手に入れられないものがいくつかあります。CGリストに条件が書いてあるので探してみましょう。
話を進められるポイント以外にも調べられる箇所は多く、日によって反応が変わることも多いので色々調べて見ましょう。
所々に性的表現のあるセリフが用意されており、それも平気で発してきます。苦手な方は注意が必要です。
垣間見える過去話にも不穏な空気が漂ってきます。まさかそんな仕打ちを受けていたとは・・・。
そんな過去があっても前向きに・・・ということは無く、主人公は現実逃避しているだけにも見えてきますね・・・。
もっと現実を見なければ何も変わらないことが伝わってくるような気がします。
管理人コメントOPを見るだけでも、不穏な点がしばしば見えてきます。魔物を愛する「人間ちゃん」、首には絞殺痕のような痣がある「人間ちゃん」、それ以外にも、我々人間のモラルでは推し量れない出来事ばかりで構成されています。
話の進め方も、CGの集め方もかなり親切なヒントがあるため、展開に詰まることはないでしょう。純粋で異常な愛の物語をお楽しみください。
- (補足)
- 2023.06.28:リンク先を「ふりーむ!」に変更
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レビュワー [ ぬい ] ジャンル [ 軍隊×考察ホラー ] 作者 [ Studio 六 さま ] 容量・圧縮形式 [ 184MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクールMV ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 推奨年齢:15歳以上(猟奇・バイオレンス表現あり) ] 配布元 組織から命を受け、とある前線基地へとやって来た主人公・ハイガ。
しかし、ハイガを迎え入れた108偵察部隊は何処か普通ではなかった。
表向きは親しげに接してくるものの、時おり不穏な言動を見せる兵隊達。はたして彼らの正体とは…?謎に満ちた建物内を調査して、隠された真実に迫るホラーアドベンチャーゲーム。
軍隊×考察というテーマの通り、考える事をすっごく楽しめる作品です。
猟奇的な事件の記事、差出人不明の手紙など、基地の中に散りばめられた品々が秘密を解き明かすカギとなります。
また、兵隊と出会った際に何を尋ねるかも重要になって来るのですが、これがおもしろい!選んだ言葉によって新たな謎が増えたり、思わず笑ってしまったり、不安を煽られたりと様々な展開が起こります。
フロア上にある雑貨や家具にも多くのメッセージが隠されており、調べているとストーリー上では語られないマル秘設定が判明することも。エンド分岐に関わる情報は、書類や封筒といったアイテムになって落ちているので分かりやすいです。逆に、隠し場所は簡単すぎず・難しすぎない絶妙な難易度なのでコンプリート欲を刺激されます。
あなたも、次々と奇妙な現象が起こる基地の中で、個性豊かな兵隊達と生活を共にしてみませんか?
なお、『ハイガト』には一周目をクリアした後に追加要素が待ち構えています!
主人公の軍服や装備を変更出来るお着替えモード。更に、新しく行けるようになる場所も増え、めちゃくちゃ愉快なイベントまで開放されます。
全てを遊び尽くすには2回以上周回する必要がありますが、スキップ機能と常時ダッシュ機能が搭載されているので回る事がとても楽です。最後になりますが、スピンオフにあたる『ロミーとクリスマス』。続編となる『ハイガト2~FOREST~』をプレイした後に再び本作をやり直すと、また違った目線で主人公達を見られるかもしれません。
一つの作品に色々な楽しみ方が詰まっているハイガトシリーズを、ぜひご体験下さい!
管理人コメントメモとして散らばる通り魔殺人事件、兵士のプロフィールにしては違和感のある「タイプ:~」というキーワード、その他、軍事モノとしては明らかに異質な存在が、嫌が応にも考察を深めてくれます。
その分、細かいことを説明してくれないので、BAD ENDは本当に謎のまま終了してしまいます。初回プレイでイイ所まで追いつめてのあのオチは、本当に脱力モノでした。
そういった意味でも、周回を積んで情報を増やしていくのは大事です。
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レビュワー [ おもち ] ジャンル [ ざわざわ恋愛アドベンチャー ] 作者 [ ざわざわ乙女ゲ企画 さま ] 容量・圧縮形式 [ 19.3MB・ZIP ] 製作ツール [ NScripter ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 全年齢 ] 配布元 これは福本作品を愛する人たちが愛により作り上げた愛の作品です。
詳しく言うなら【2ちゃんねる 女向けゲー 一般板「福本伸行作品で乙女ゲー」スレを発祥とした、福本伸行作品を扱った二次創作ゲーム】です。主人公は大学入学を機にざわざわ町へ引っ越してきた女の子。
(名前変更可能、名前によってはキャラの反応が変わる)
新生活をスタートさせる彼女を操作し、一年間、いろんな人と仲良くなっていきます。攻略キャラは13歳~75歳までの総勢12人。
非常に原作を大切にしています。全員が本当にそのまま。
全年齢らしい健全で温かなストーリーが、各キャラの良さを一層引き出しています。表の世界を生きる主人公が裏の世界を知る彼らとどう向き合うのか。
後半にいくにつれて少しシリアスな展開もありますが、逃げることなく立ち向かう主人公の芯の強さは感動しました。
相手の年齢が年齢なので、キャラによっては恋愛というより親愛かな?と思えたりします。どこを見てもファンの愛がこれでもかと詰まっています。
福本作品好きならやって損はないです。ぜひやりましょう。
個人的に、攻略キャラの中に黒沢さんがいたのが嬉しかった。注意事項は以下です。
・説明書をよく読むこと。
・レビューは自由。過度なネタバレ禁止、載せるゲーム画面は未プレイ者に配慮すること。
・実況は禁止のもの、許可を取ればOKなものがある。
ルールを守って楽しくプレイしてみてください。
管理人コメントストーリーは「1か月ごとに逢う人」でルートを設定し、「1か月ごとにほぼ1回ある選択肢」で好感度を稼ぐという単純な流れになっています。基本的に、目当てのキャラと一緒になるように選択すればベストENDを目指せるでしょう。
本作の魅力は、やはり攻略対象の多彩さでしょう。アカギだけで13歳(開始時点)、19歳(鷲巣麻雀時代)、44歳(「天」時代)の3パターンあり、それぞれテイストの異なる物語が楽しめます。
原作よりは平和とはいえ、原作にあった「男のプライドと命を懸けた勝負」「情けなさや無様さも含めた福本キャラの魅力」はきっちりと描かれています。果たして、主人公はカイジやアカギ、黒沢や鷲巣たちとどのような物語を築いていくのでしょうか。
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レビュワー [ おもち ] ジャンル [ ゆったり探索アドベンチャーゲーム ] 作者 [ 横目黒 さま ] 容量・圧縮形式 [ 54MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクールVX Ace ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 「わたしとうどん」
はじめて飛来したものは、皆を狂わすアイだったという。クロく染まる世界をシロくするオウジの物語です。
世界観が独特ですが丁寧な説明はないので想像と推測が求められます。
淡々と進んでいきますが、もの悲しいような落ち着いているような静かな雰囲気がとてもよかったです。本当にシロくすることが良いことなのか…?
ホームページに攻略も載っていて詰まることはないです。
しかしエンドコンプするだけなら分岐条件を読むだけでいけますが、小ネタも全部コンプリートしたい場合、隅から隅まで攻略見ないと無理です。
一回で全部やり込みたいって人には向きません。
管理人コメント本作の謎解きで重要となる「シロくする」は、最大5回までしか発動できない体力制。回復するには、1日を終えて眠りにつくか、限りある「こむぎこ」を消費するしかありません。
よって、黒いオブジェクトを手当たり次第に「シロくする」のはオススメできません。寝に帰ることもできない場面もあるため、「シロくする」は慎重に使用しましょう。
ストーリー的にも、「シロくする」のを拒否する人、「シラナイ、コムギコカナニカダ」的な危ない香りをにじませる「こむぎこ」、様々な側面があります。小ネタを探る楽しさもより増す構成になっています。
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レビュワー [ おもち ] ジャンル [ ホラー脱出アドベンチャー ] 作者 [ mt.saji さま ] 容量・圧縮形式 [ 93.5MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクールMV ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ ブラウザ上でプレイ可能 ] 配布元 「HIDDEN...」
あいまいなあなたと少女の脱出。マウス推奨の脱出ゲームです。
少女を導いてスイーパーが来る前に一緒に脱出します。難易度が高めなので「ReadMe」のヒントは必読。
(ボタン順番で詰まることが多いらしいですが、自分は適当に押していけました。あとはヒント見ればいけた)
一回が短いので、クリアを目指して何度も繰り返すのはあまり苦ではありませんでした。あいまいなあなたが誰なのか、わかった時にはちょっと感動です。
管理人コメント詰まりがちな6つのボタンを出現順に押す箇所ですが、「大体カーソルがかかってる」程度で押せます。慎重に狙いを定めるよりも、大きくマウスを動かすように攻略しましょう。
本作の難易度が高いのは、タイミングの難しい謎解き、4分しか猶予のないプレイ時間、スイッチとそれで動く仕掛けの間が非常に離れている点、色々とあります。10分掛からない短編だからこそ許されるステージ構成になっています。
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レビュワー [ ソラマメ ] ジャンル [ ほのぼの探索ゲーム(ホラーあり) ] 作者 [ せがわ さま ] 容量・圧縮形式 [ 222MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 自覚してはいけない。
キャッチコピーとほのぼのした雰囲気のギャップに惹かれた作品。基本的にほのぼのしたゲームなのですが、どこか不安を煽る演出が作中に多く見られます。
主人公、ピギュラは雑貨屋さんになるという夢を持ってミノニヨクシティという町に引っ越してきます。そこでヘンテコな住人たち(え?主人公が一番ヘンテコだって?)と過ごしながら雑貨屋さんになるために奮闘する物語。その途中、海の世界や夜市の世界など様々な世界に行くことになります。
ここまで聞くとやっぱり普通のほのぼの探索ゲームのように感じるかもしれませんが、行ける世界の中には結構不安感を煽る世界もありますし、ストーリーを進めていくうちに不穏な空気を所々で感じることもあるでしょう。不穏な空気を感じながらほのぼの生活していくという独特のプレイ感はハマる人はかなりハマると思います。そしてプレイしているうちにキャラクターたちや各世界(一部除く)にも愛着が湧いてくる筈。
主人公の着せ替え要素もあったり、食事をしてキャラクターの過去?を知ってみたり、寄り道要素がたくさん用意されているのもとても面白いです。本編で行く必要のない世界は割とたくさんありますし。いろんな世界をあてもなくぶらぶら歩きまわるのがこのゲームの醍醐味かも知れません。
なおこの作品は以前このサイトでイチオシレビューされた「END ROLL」の作者様の前作にあたります。こちらと合わせてプレイするとより楽しめると思います。
ミノニヨクシティの世界、味わってみませんか?
管理人コメント「END ROLL」では割と序盤からネタバレしていたためレビューでも自重していなかったのですが、本作の物語は深くまで追わないと真相が分かりません。そのため、ここでは「序盤の印象では分からない真相がある」とだけほのめかしておきます。
食事によって開かれる恐ろしいビジョン、隠されたマップ、日の出ている間しか実行できない依頼解決、かなり回りくどいお使いクエスト、序盤から続くフラグ立て、全てを解決しないと「真相」にはたどり着けない仕掛けになっているのです。
ENDに関わるフラグは攻略法が同梱されていますが、ENDに関わらないイベントは作中の情報を積極的に掘り進める他ありません。そのため、プレイ時間は3~4時間は掛かります。TRUE ENDを追うとなると、その1.5倍は掛かるでしょう。