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■ 月夜に響くノクターン Rebirth

タイトル
作者 [ ショウ さま ]
ジャンル [ 異世界ファンタジー育成系ADV ]
容量・圧縮形式 [ 113MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクールXP ]
必須ソフト [ RPGツクールXP RTP ]
備考 [ カンパウェア(現在準備中) ]
ダウンロード ダウンロード先
レビュワーハマリ度グラフィック サウンド合計総合判定
ES 9 /10 10/10 9 /10 141/150 A
777 10/10 10/10 9 /10
赤松弥太郎 9 /10 10/10 9 /10
駄々甘 9 /10 10/10 9 /10
テリー 10/10 10/10 8 /10

 《 ES 》  ハマリ度:9 グラフィック:10 サウンド:9

弱いからこそ、強くいられる。

本作のストーリーは、スタンダードな現代日本のファンタジー…誤解を恐れずに言ってしまえば、中二くさいものです。
「かつては最強」という設定にもかかわらず、バトル中の強さどころか、イベント中の力関係までも脆さが見える主人公・レヴィエル。か弱くてドジっ子で、にもかかわらず世話焼きであるが故にレヴィエルに付きまとう、見方によっては非常にウザくて足手まといなヒロイン・ルナ。
その他出て来るキャラクターは、ステロタイプな性格の者ばかりで、初登場の瞬間からラストの運命さえ読めてしまいそうです。

最も、本作ほど手の込んだ作品ならば、このステロタイプな設定は、決して短所とはなりえません。ステロタイプとは、転じて言えば王道。魅せ方一つで、ちゃんと感動的なストーリーとなるのです。

■ 演出・グラフィック面

本作のグラフィックは、私のみならず他のレビュワー全員が10点満点を付けたことから分かる通り、多数の素材屋さんが書き下ろした美麗な素材が、よりどりみどりです。特に、フェイスグラフィックを担当している流々牙 氏は、他の作品にも使われているフリー素材を提供しており、それら(例:春風戦機エイプリオン)とのイメージのギャップに驚愕しました。
しかし、本作で特筆すべきは、それら美麗なグラフィックではありません。そのグラフィックをどう見せるか、作者・ショウ さま自身の演出力こそ素晴らしいのです。
イベントの動きに合わせ、走る・振り向く・手を伸ばす言った細かい動きを行うドットキャラ、一枚絵のシーンでさえ、背景・キャラ・前景と細かくレイヤーを分け、仔細な制御を加えていることが分かります。
また、フェイスグラフィックと立ち絵・イベント絵は、それぞれ担当者が異なります。しかし、実際に見る限り、少々絵のタッチが違うなとは思いますが、違和感は全く感じません。ショウ さま自身が、キャラクターに確固たるイメージを持ち、グラフィッカーの皆様に余すことなく伝えられる実力の持ち主だということが分かります。(最も、これは本作に「リメイク前」の作品があることも一因かと思いますが…。)

■ RPG面

さて、本作はストーリーこそ現代日本のライトファンタジーそのままですが、RPG自体の難易度は、かなり高い部類に入ります。ショウ さま自身が「魔壊屋姉妹。を参考に作った」という、Brave Levelシステムが、その要因として挙げられます。
本作の難易度は、レベル制限さえ考慮しなければ、割とヌル目です。Brave Levelギリギリであっても、ザコ戦ぐらいなら、「魔壊屋姉妹。」ほどにはきつい消耗ではありません。

本作で問題となるのは、Brave Levelギリギリで、Bossに挑戦するときです。弱点を見極め、使い魔の布陣を考え、時には「五輪書」で覚えたスキルをリセットすることも考慮に入れなくては、とても勝てません。多少Breve Levelを越えたところでも、油断すれば即殺レベルの強力スキルを放ってくるBossも、日常茶飯事級に存在します。…つーか、中盤以降のBOSSは、ほぼ全員そんな敵です。

「スキルを覚えなければ、レヴィエルとルナのレベルは上昇しない」と言うシステムを逆手に取り、使い魔を育てることに重点を置くのが攻略の第一歩ですが、そこで問題となるのは使い魔のHP。使い魔は戦闘不能になると、回復の余地無くデリートされる上に、村などの特定の回復ポイントに戻らぬ限り、素材は壊れたまま再召喚ができなくなります。育てたい使い魔は、時にはレヴィエル以上に大切にHPを管理しなくてはいけません。

弱点を知り、効果的な使い魔を育てても、Brave Clearのためには、一瞬の気の緩みが命取りとなります。少しでも勝率を上げるためにも、育成計画から謎解きまで、全てを知り尽くすようなハックが大切であり、また、醍醐味でもあります。

■ まとめ

本作が、私のみならず、下のレビュワー全員が「傑作」としている所以は、ゲームの歯ごたえと親しみやすさを両立し、なおかつ分割している点にあると、自分は考えています。
親しみやすさの要因は、もちろん王道なストーリーにあります。ステロタイプであるが故に、何を考え、どんな感情を持っているかが分かりやすいキャラクターたちは、私たちの感情移入を大きく助長してくれます。
歯ごたえの点については…今更説明するまでも無いでしょう。謎解きにしても、戦闘にしても、ピンチ(全滅含む)は何度か招いても、決してくじけさせることのないバランスやモチベーションキープ要因をキッチリ揃えています。

 《 777 》  ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:9

見ろ!2003がゴミのようだ!(ネタです)

イチオシレビューはこれが初めてです。
個人的にRPGよりはアクションが好きですがね。

最初に言っておくと、実はあまりプレイできてません(ぇ)
「プレイするのはもう少し後でいいや」とか言ってたら気づけば締め切りまで1週間でしたから(ぉ)
まあ、ストーリー面やキャラ面のレビューは他のうまい人に任せます。
僕としてはシステム面を推していきたいですからね。

戦闘はサイドビュー形式。
攻撃の際には敵も味方も躍動感あふれる動きをし、魔法などのエフェクトも実に綺麗で見てて楽しいです、ホント。
ツクール2003が完全に見劣りしてしまいます。スクリプトの力は偉大ですな。
戦闘ではこのゲーム独自の要素「錬気」というのがある。
「錬気」は言わばスキルごとに設定されているATBみたいなもの。これが溜まって初めてその技を繰り出すことができる。
錬気ゲージがないスキルならばいつでも使うことができるが、ほとんどのスキルには錬気が設定されており、強力なスキルをバンバン使うというのは難しい。
また、戦闘で使うスキルは8つまでしか登録できない。レヴィエルのターンになればターン消費無しでスキル編成が可能だが、
控えにあるスキルは錬気が常に0になってしまうので、表に出してすぐに使用というのはできない。

もう一つ外せない要素が「使い魔」だ。
モンスターがたまに落とす「コア・オブジェクト」というものを使えば、該当するモンスターをそっくりそのまま召喚できる。
ただし、「そっくりそのまま」という点に注意。召喚するモンスターのステータスはザコ敵として出てきたときと全く変わらない。
耐久力の低いモンスターだとボス級の敵の攻撃で瞬殺されるくらいなので過度の期待は禁物。
だが、基本一人旅のレヴィエルにとってザコでも仲間は用意した方がいい。
耐久力の高いモンスターを壁にするもよし、後ろに置いといてアイテム係とするのもよし。
「ソーサリー」というアイテムで能力を底上げしたりスキルを覚えさせたりすることも可能。
また、弱いモンスターは特殊なスキルを覚えているものもいる。
最序盤で出てくる「フライニー」というモンスターは紙同然の耐久力だが、経験値・獲得金上昇のスキルを覚えているので、連れ歩くのもいいだろう。

このRPGでは様々なダンジョンを巡るわけだが、それぞれのダンジョンには「Brave Clear LV」というものがある。

このLVは一種の目標であり、このLV以下でクリアすればいいことがある。ええ、「いいこと」が。
当然、このLVでクリアするのはなかなか辛い。
使い魔は一度に4体召喚でき、一度に戦闘に出せるのは2体までだが、その使い魔が全滅することも珍しくない。
使い魔とて、ある程度は守っていかないとレヴィエルに攻撃が集中して大変なことになる。
回復アイテムは多めに用意し、戦略や使い魔の種類も考えて挑みたい。
幸い、このゲームはLVは好きなタイミングで上げることができるので、ボスに挑む前にひたすら金やアイテムを稼ぐというのもあり。

この他にも、アイテムの練成やアイテム図鑑。謎解きが苦手な人のために仕掛けをぶっ壊すことができたり、いろんな要素が散りばめらている。
2000などでは真似できない表現の豊かさはさすがと言わざるを得ない。
ただし、XPやVXの宿命としてファイルサイズはかなりのもの。だが、それだけの価値もあるので是非ともプレイしてほしい。

 《 赤松弥太郎 》  ハマリ度:9 グラフィック:10 サウンド:9

受け継がれてた 運命のSaga

●ルナさんについて

 今回は、ルナさんについてどーしても語っておきたい。
 なぜって、

本当に初めてだ。ヒトに対して。これほどまでに嫌悪感を覚えたのは……

 いや……私は、2度目かな。
 個人的に、こんなにイライラさせられるヒロインは久しぶりですよ。

 まず、第一印象から最悪です。
 勝手にぶつかってきて助けを求めてきた(それなんてギャルゲー)ところまでは、まあいいです。
 その後がいけない。助けてあげたルナさん、かなり強引にレヴィエルを自宅に招待します。

そ、その、レヴィエルさん。宜しければ、私の村に来ませんか? / ウチで寝るところも用意しますので、是非来てください。 / あ、いえ。無理に、とは言いませんが……

「是非」って言ったよね、さっき。

 そして勝手に名乗っておきながら……

ルナ。……ルナ・ウィンストンです。私の名前……。 / あ。ど、どうだっていいですよね。私の名前なんて……。

いや、どうだっていいんだけど。

 ルナさん、レヴィエルの顔色をうかがってはおどおどビクビクしっぱなしです。そのくせ、強引に話を進めてくるからタチが悪い。

レヴィエルさん、何か凄く機嫌が悪かった。気に障ること言っちゃったのかな……。 / 単に構いすぎなのかな。ひょっとしてウザいって思われてる?

よくわかってるじゃん。

 勝てもしない相手にケンカを売って、殺されかける。
 自信もないクセに勝手に首を突っ込んで、結局ビクビクしてるだけ。
 じつに鬱陶しい。
 この時点で私は、人間なんてみんなブッ殺してやるというレヴィエルと完全にシンクロしてます。

思えばずっと、気に食わなかった。

 これが中盤にはいると、さらに鬱陶しさの質が変わってきます。
 レヴィエルの「魔王」なんて恥ずかしい正体が、ルナさんにバレてしまってからですね。
 さっきまでのビクビクおどおどが嘘みたいに、ルナさんは弱みに付け入り、調子に乗ってきます。

ええ、馬鹿なんです、私。だからそんな難しいことなんてわかりません。

お願いだから、開き直らないでください。

 この頃のルナさん、魔王様に対して説教を垂れてやろうとか、教え導いてやろうみたいな、まことに不遜な考えが見え見えです。
 極めつけがこのシーン。

私の血を、吸ってください、レヴィエルさん。それであなたの渇きが癒えるのなら……

 ここを境に、レヴィエルとルナさんの関係は完全に逆転してしまいます。
 このシーン見たときは、ほんとコイツ、何様って思いましたね。
 レヴィエルの弱みを、ものすごく的確に突いてます。

 ……もちろん、大部分レヴィエルの自業自得なんですけどね。
 何千年も生きてるクセに、年相応の落ちつきがない、まるで中二病みたいな言動を繰り返してるから、こんな小娘ごときに見下されるんです。
 他人とまともにコミュニケーションを取ってないから、こうなるんですね。

レヴィエルもまた、厄介な人間に付きまとわれたものだ……

同情するなら、なんとかしてください。

 しかし、一番ストーリー的にしんどかったのは、むしろ終盤でした。
 ルナさんがやっとプレイヤーキャラとして操作可能になる、あのイベントなんですが……
 その虚脱感がひどかったのです。

どうせ×××××が×される直前に××が×って、××っちゃったりしてハッピーエンドかあ

 と、先が見えちゃった気がしたんですよ。
 で、先に進めてみたら実際その通りにイベントが進行しちゃって、なんか、ガックリ来ました。
 ここでこの話が終わってたら、本作に対する私の印象は、かなり悪くなったんじゃないかと思います。

 でも、ここでは終わらなかったんですよ。
 これには正直、舌を巻きました。
 ひょっとしてこのストーリー、かなりスゴいんじゃね ? と、ようやく気がついたんです。

 ……まあ、考えてみれば、当たり前なんですけどね。
 リアリティのないキャラに、本気でイラついたりするわけがないんですから。

●6年の眠りから目覚めて

 クリア後のスタッフルームで、この終盤の展開についてタネ明かしがありました。
 私が、もうこれでエンディングじゃないかと思った展開は、実際リメイク前のエンディングだったとのこと。

 ……いやあ、私、恥ずかしながら、リメイク前はプレイしてなかったんですよ。
 あのスラムガイが選外になった、インターネットコンパク最終回のことは覚えてるんですが……なぜか、この作品のことはまったく記憶にないんです。申し訳ない。
 なので、改めて今回、プレイしてみました。
 まだ序盤しかやってないんですが、まるで違いますね。比べると差は歴然です。
 率直に言って、これではイチオシにはならないよな、と思います。
 しかし、両方ともプレイしてみて、発見もありました。

 小学校に入る前だった子どもが、今や卒業文集を書き始めているくらいの時間が経過したんです。
 皆さんの中にも、6年前はフリゲなんてやってなかった、という方も多くいらっしゃるでしょう。
 その6年間、作者さんは、ずっとこのリメイクを温め続けてきたのです。
 ストーリーも、システムも、グラフィックも音楽も、ほとんど何もかも1から作り直す……並大抵の労力ではありません。
 作者さん自身も、この6年間で、つらかったこと、楽しかったこと、色々な経験をしてこられたはずです。
 それでも、この作品のテーマだけは、リメイク前から揺るがず、まったく変わっていなかったのです。

 6年も経てば、描きたいテーマがまったく変わっている人もいます。むしろ、それが当然かもしれない。
 しかし今は、6年かけて同じテーマで作品を作り上げたショウさんの情熱に、脱帽させてください。
 それはきっと、作者にとってこの歳月を賭するに値する、人生のテーマともいっていいもののハズなんです。

ハマリ度 : 9 / 10
 謎解きの多くが経験値の消費で強行突破できるのは、おそらく救済措置なのだろうが、謎解きの喜びを大きく減じている。敵ドロップ主体 + レベルアップ任意 + 低レベルボーナス有の本作では、経験値は常に余っている傾向にある。謎解きを探す前に経験値を消費しなければ解けないと思い込んでしまう危険性すらある。
 マシンスペックの要件はきついが、その分戦闘の中毒性は非常に高い。スクリプト集でツクールXPの発展に貢献してきたショウさんの、まさに集大成。体験する価値がある。
グラフィック : 10 / 10
 個々人の仕事もさりながら、その調和をこそ讃えたい。スタッフ全員の情熱が1つになっていることを肌で感じる。
サウンド : 9 / 10
 安定した選曲センスに、書き下ろしの村の曲をプラス。この村の曲が、本作の印象を決定づけたと言ってもいい。

 最近、昔懐かしの作者さんたちのリメイクが相次いでいますね。
 もはや古参と言われるようになってしまった私としては、素直に嬉しいことです。
 古参の皆さんの今後の活躍を祈りつつ、
 また6年後、今の新人と言われている方たちが古参として活躍していることを期待しつつ、
 今月のイチオシはこれまで。

 《 駄々甘 》  ハマリ度:9 グラフィック:10 サウンド:9

激動(すぎる)の一週間。

片田舎の森の中で世界の命運を決定付ける出来事が……一週間ほどで片がつくと。まあ、主な登場人物が、普通はCRPGでは裏ボスとして出てくるような連中なので致し方なしですか。

素晴らしい、の一言に尽きます。アイテムをもっと沢山くれとか、それに伴って錬金をもっと充実させろとか、
我侭を言い出せばきりが無いですが、ゲームそのものに不満は殆どありません。
ただ、二週目へ引き継げるのが図鑑のみというのは寂しいとは思います。

(執筆時点では隠しボスとアイテム引継ぎを実装したVerがベクターの登録待ち状態でした。)

特筆すべきシステムとしては、ブレイブクリアレベルがあります。
戦闘システムや成長システムとも合わさって、よりゲームを面白くしています。。

サモンナイトシリーズをプレイした事のある方はお分かりでしょうが、示されるレベル以下でそのダンジョンのボスを撃破するとボーナスを得られるというものです。
このゲームでは、一部のボスを除き、雑魚戦でもドロップするアイテムしか貰えませんので、ボーナス目当てでブレイブクリアを目指すと割に合わないと感じるかもしれません。
しかし、このゲームの戦闘はとても楽しめるものなので、ボス戦を目一杯愉しめる指標として絶妙のバランスになっていると思います。

戦闘はATBのような感じになっており、カメラワークと合わせて実にアクティブな戦闘を楽しめます。
MPを消費する魔術や、一度使うとしばらく使用不能になる剣技など様々なスキルが有りますし、隊列や陣形の変更まで駆使した緻密な戦術を取る事もできます。
戦闘はとっとと終わらせてストーリーを愉しみたい人はレベルを上げてしまえば良いですし。

成長システムですが、ブレイブクリアレベルに合わせたものになっており、CRPGでは他に見ないものになっています。
戦闘し、経験値を得るのは他と同じですが、実際のレベルアップはその経験値をスキルの習得、上昇に割り振って、割り振った経験値が一定の値になるとレベルアップするという仕様です。
ブレイブクリアレベルが近いからと敵を避ける必要もありませんし、得られる経験値量も、ダンジョンを一周すればブレイブクリアレベルを超える程度には貰えますので、レベルアップのためにうろうろする必要も殆ど有りません。
万一のためにレベルリセットのアイテムも用意されています。

アイテム図鑑等のやりこみ要素も有りますし、さくっとプレイしたい人はサクッと。
私のように徹底的にやりたい人はそれなりにやり込めるようになっているので、CRPGのライトユーザーにもヘビーユーザーにもお奨めできます。

 《 テリー 》  ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:8

サクサク行こうぜ!

・ハマリ度 10/10
プレイは快適だし、戦闘はいいし、ストーリーは○○病と理屈抜きに楽しい。
RPGの魅力が詰まってます。

■BraveClear~遺跡での激闘編~

月夜に響くノクターン最大の見所の戦闘をBraveClear(低レベルクリア)で紹介します。
ボスの攻略なので、ネタばれが嫌な方は目をつぶって次のレビューまでスクロールしてね。 どうせそっちもネタばれだらけだろうけど

19.jpg

ケーナズ遺跡の結界を守るロックモールです。
ストーリーに全く関係ないポッと出のボス、略して中ボス。のくせ、無駄に強いです。

―第1戦―

1.jpg ここまでお世話になったパーティでまずは戦います。
主人公レヴィエルと使い魔2体です。
※使い魔 仲間の変わりにレヴィエルと戦う召喚獣。
      コア・オブジェクト(敵が落とす)さえ手に入ればいつでも召喚できる。

2.jpg 3.jpg

戦闘開始。
ここで相手の物理防御が怖ろしく固いことに気づく。
画面には見えませんが、相手の攻撃はタネマシンガン的な攻撃で1回で30の大ダメージ。
ポーションがどんどん無くなっていきます。
結局回復アイテムが切れてジリ貧で負けでした。

まぁ、初回で勝つなんてまずまぐれなので、ここからが本番だい。

―第2戦―

これでは勝てないことが判明したので、選択肢的には

  1. パーティを変える
  2. 作戦を変える
  3. あきらめてLvを

とりあえず作戦タイムに入ります。

4.jpg 5.jpg

7.jpg 準備
前回の反省点として、物理攻撃が効かなかった事と、防戦一方に回らざるを得なかった事があったので
使い魔は防御重視。陣形は王宮でも採用されていると噂の鉄壁「ロイヤルガード」。
そしてレヴィエルのセットスキルを剣技から魔法メインに変えて攻撃役に回すという(自称)完璧な作戦。どうだ。

8.jpg
10.jpg
バトル開始。
今回は魔法攻撃が通っている上、回復もほとんど必要無くいけました
Hpが半分になったあたりで、相手が結界を発動。
結界はある一定の条件でカウンターを発動させてくるボス専用技です。
このボスの場合こっちが道具を使って回復をすると炎魔法を撃ってくるので、フルアタックのパーティには回復手段を封じられたに等しいです。
結界を崩すには一定の属性魔法で攻撃が必要。
ゴリ押しで行くことに決定。 結界を無視して攻撃

11.jpg 強っ
結界ほっといたら、攻撃力と素早さが倍増してぎゃあああああ
速攻で抹殺されました。

――第3戦――   実際は負けた回数は両手の指では数えられない  

12.jpg 前回は結界相手になす術もなく負けたので、作戦を「」に変更。
その場でパーティの役割を大きく変えられるのはいい事だ。

13.jpg 14.jpg 16.jpg

初っ端からハイパー魔法詠唱タイム。
心配点は防御力の低さでしたが、圧倒的な火力で乗り切り、結界を雷属性魔法で数ターンで破壊。
弱点を突いたのが効果的だった様子。
その後、反撃もあったものの

18.jpg 念願のBraveClear達成。
物理に耐性がつくアイテムもゲットしました。先にくれよ

・グラフィック 10/10

キャラや戦闘等いい所に力が入っているのがいい。

・サウンド 8/10

かっこいい(ストーリーと同じ意味で)曲が印象に残っています。
確かに、他のゲームとかぶるところはありますが

言わないの!.jpg

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