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■ ぷちわらの冒険

タイトルのぷちわら
作者[ MIYA さま (おまる工房) ]
ジャンル[ パズルアクション ]
容量・圧縮形式[ 882KB・LZH ]
使用ツール[ HSP ]
ダウンロード 作者様HPへ

(補足)
2011.08.28:DL先をVectorに変更。

跳ねるぷちわら 堪えるぷちわら 踏ん張るぷちわら 喜ぶぷちわら くつろぐぷちわら 紅く染まるぷちわら

レビュワーハマリ度グラフィック サウンド合計総合判定
ES 10/10 7/10 8/10 94/120 B
一馬 10/10 8/10 6/10
ckck 6/10 9/10 8/10
ナンセンス♪マハラジャ 8/10 7/10 7/10

 《 ES 》  ハマリ度:10 グラフィック:7 サウンド:8

神は、か弱き人間に『知恵』を与えた。

ハマリ度:10/10
体験版ということで、ステージ数は少ないものの、それでも十分遊び応えのあるボリュームです。
つーか、私だけ全ステージクリアしてません。
グラフィック:7/10
決して悪いわけではないが、ステージ一つ分を640×480の一画面に収めているため、こじんまりとした感じは否めない。
正直、このまま320×240に縮小すると、キャラが全く見えないのである。(上のキャプは、ほぼ原寸大)
サウンド:8/10
OPのレトロ感あふれるリズムは、この世界に引っ張るに十分過ぎるものである。
その他の楽曲も(現時点では3曲しか入っていないが)ステージの雰囲気にあったものがチョイスされていて、聞いていてとても楽しい。

フリーアクションゲームの主人公は、実はかなり高性能なキャラばかりが揃っています。
例えば、宇宙空間に生身で投げ出されてもポーカーフェイスを崩さない謎の生物
例えば、その脅威の加速力と耐久性を、希少生物の捕獲のみに使用する幼女
例えば、本来、泳ぐためのバランスをとる耳で自分の何倍もの大きさの深海魚をぶちのめす烏賊

そこ行くと、今作の主人公である「ぷちわら」は、かなりスペック的には劣ります。
何しろ、攻撃手段が全く無い。ボタンでできる操作はジャンプのみ。そのジャンプも、上昇・下降中の攻撃判定は全くありません。
かの「スペランカー」でさえ、護身用のマシンガンを所持しています。かの「カラテカ」だって、徒手空拳で悪の秘密結社を壊滅させるほどの実力を持っています。
そんなスペックのぷちわらが、山あり谷ありのこの世界をどう生き抜いていけばいいのでしょうか?

心配要りません。力が無くとも、知恵があります。

高速で襲い掛かってくる蛇が厄介だ!? 袋小路まで誘導してやればいい!
ジャンプで越せない針山がある!? 利用できるものは敵でも利用しろ!
高いところへ進めない!? そこにエレベータ(針天井)があるだろう!

一見困難に思えるステージでも、知恵とひらめきを持ってすれば、必ずクリアすることができます。

…と行きたいのですが、そこはパズルであると共にアクションでもある今作、手順を暗記するだけではなかなか越せないステージも多いです。
「ぷちわらの冒険」の舞台は、草原・鉱山・工場などと言ったエリアに分かれており、各エリアによって、傾向と対策は大きく異なります。
ある所では、手順をしっかり踏んで、ヤクモノを正確に誘導しなくてはいけません。
ある所では、パズル的思考よりも、足を踏み外さないような反射神経が求められます。
場合によっては、ゴール前の足場一つを作るために、延々と遠回りしなければいけないステージさえあります。

アクションとパズル、どっちも得意という方は希少だと思います。かく言う私はどっちも苦手です。
ゲームの基本はトライ&エラー。残機システムやコンティニュー制限は無いため、どんどん失敗し、その中から解法を見つけていきましょう。
幸い、シンプルなシステムゆえに、理不尽な死というものは無く、何が原因で失敗したかが分かりやすくなっています。

このゲームはまだまだ開発途中。これからどう化けるか、かなり期待しています。

 《 一馬 》  ハマリ度:10 グラフィック:8 サウンド:6

後楽園棒人間の世界で僕と握手!

ハマリ度:10/10
シンプルながら奥深いゲーム性。レスポンスの良い操作性も相まって時間を忘れてプレイできる。
グラフィック:8/10
綺麗で見やすいビジュアル。主張しないが見劣りもしない絶妙のバランスを保っている。
サウンド:6/10
可もなく不可もなくといったところでしょうか。特筆すべきことはありません。

「パズル」というと「独特な操作方法&システム」をまっさきに思い浮かべる方は結構多いのではないでしょうか。
そういった「独特な操作方法&システム」によって生まれた素晴らしい傑作パズルゲームは、市販ゲームフリーゲーム問わず数多くあります。
しかし、「分かりやすさ」、「手軽さ」を求めるライトユーザーの方々にとっては、その「独特な操作方法&システム」こそがパズルゲームを敬遠する最も大きな原因になっているのではないでしょうか。

今月のイチオシ「ぷちわらの冒険」は目新しいシステムもユニークな操作方法もありません。
「シンプルなシステム&操作方法」で奥深いゲーム性を実現しているこのゲームは
普段パズルゲームをしない方にこそプレイしていただきたい作品です。

このゲームはパズルといっても正確には「アクションパズル」に属するものです。
操作は「十字キーとジャンプのみ」という超有名ヒゲ兄弟ゲーをも上回る簡単さで、
システムについてもプレイしながら覚えていけるレベルの分かりやすくシンプルなものになっています。

他に特筆すべきこととしては操作性の良さが挙げられます。
ほぼ思い通りにキャラを動かせるので、プレイ中にストレスがほとんどかかりません。

また、難易度はパズルファンでなくとも解けるレベルで、あまり悩まずにサクサク進めることが出来ます。
ここら辺からもライトユーザーにぴったりのゲームと言えることが出来るでしょう。

まーなにはともあれ一度プレイしてみてください。
セーブ機能も付いているので、忙しい人でも一面ごとチクチククリアしていけます。
疲れたときの気分転換にでも是非。

 《 ckck 》  ハマリ度:6 グラフィック:9 サウンド:8

がんばれ、棒人間。

ハマリ度6/10
ver0.73と開発途中のため、ゲームが「さあこれから」というところで終 わってしまうのが残念。
完成版だったらもっと高得点をつけていたでしょう。
グラフィック9/10
一見雑に見えてしまいますが、ある意味それは布石。
キャラやギミックはかわいらしく描かれ、次第に愛着が沸いてきます。
サウンド8/10
ステージごとの雰囲気にあった曲が使われており、ゲームを上手く盛り上げてくれます。
個人的には棒人間が死んだときの「プギャー」という音が大好き。

はい、今月のレビューは棒人間が大活躍(?)するステージクリア型アクションパズルです。
ゲームのイメージは・・・そうですね、スーパーファミコンソフト、「マリオとワリオ」が近いでしょうか。プレイしていて、少し懐かしくなるような、そんなゲーム。

大活躍と言っても、棒人間が出来ることはあまり有りません。ジャンプやはしごの上り下り、他はブロックを押したりスイッチを踏んだり出来る位。 間違ってもアイテムで巨大化したり、飛び道具で敵をやっつけたり、空を飛んだりなんて出来ません。
運んだり運んだり、 やる気を無くしたりすねたり、 仁王立ち仁王立ちしたりするかわいい奴です。

なので、私たちの頭脳と直感で彼(彼女?)の道を切り開いてあげましょう。難しいステージでは何度もリトライを繰り返すこととなるでしょうが、ゲームが進むにつれて、二人の間にはきっと愛が芽生えています。

システム周りも比較的快適です。リトライ、リタイアがいつでも選べるので、ミスを感じたらすぐにやり直せますし、止めたくなったらすぐにゲームをセーブ・中断出来ます。また、1ステージあたりにかかる時間が短いのも高評価。すいすい進んでスパッと止められます。
難易度も今のところ低めなので、気軽にプレイしてみてはいかがでしょう。

ただ、オプションが未実装なのは痛手でしょうか。フルスク リーン強制というのは多くの方にとってマイナスポイントかもしれません。(贅沢かな)

ハマリ度の部分でも書きましたが、このゲームはまだまだ開発途中。本当にこれから面白くなっていきますので (多分)、皆さん楽しみに待っていましょう。

 《 ナンセンス♪マハラジャ 》  ハマリ度:8 グラフィック:7 サウンド:7

あと少し…もう少し…あ~~~~~~~~

くそぅ…蛇速過ぎるんぢゃ…。よけるとかできないのかよ…。
マリオ系定番アクションゲームを想像してノックダウンされてしまいましたが、ぷちわらは面クリア型のパズル的要素の強いアクションゲームです。

使えるアクションがジャンプとしがみ付きと押すくらいなので頭を使って、クリアせねばなりません。あの箱をあそこへ持っていってからボタンを押して…あのボールはそこへ…とポーズをかけて考え、いざプレイ!!!

だぁああああ!落ちたぁ!ボールにまにあわねー!!!とプレイヤースキルと葛藤しながら楽しんでもらいたい。

十分に及第点をあげられる作品。ただ、ver.073と言うこともあり、プレイできるステージが少ないのが残念。今後に期待したいところである。

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