■ 投稿レビュー アドベンチャー 50
くり抜きカボチャの孤独 ハッピーハッピーハロウィン めるてぃんぐ♥あいすくりぃむ ウサチースカ! サマーナイトミラクルミッション
ジギ オレンジアワーグラス 第4章 オレンジアワーグラス 第3章 オレンジアワーグラス 第2章 オレンジアワーグラス 第1章

【 くり抜きカボチャの孤独 】

くり抜きカボチャの孤独
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 女性向け・短編ハロウィンほだされノベル ]
作者 [ 虚構製造社(雨ガエルさま) ]
容量・圧縮形式 [ 35.5MB・ZIP ]
制作ツール [ NScripter ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ 12歳以上推奨(ふりーむ!より) ]
配布元 ダウンロード先

悪魔が人間に絆(ほだ)されてしまう、その時まで。

 色々と予想を裏切る作品を作っているあの作者様がハロウィンを基にした作品で登場です。
ジャックランタンをメインにハロウィンの説話に色々とアレンジを加えているようで
やはりあの作者様のこと、バッドエンドが本当に怖くてですね・・・。恐れ入ります。

 泉のほとりに一人佇む、女性の悪魔・フラン。
のどかな時間を楽しむ彼女に、後ろから声をかけてくる者がいました。
振り向くとそこに居たのは、昔、気紛れに地獄の炎を分け与えた事のある、人間の男。
ジャックという名のその魂は、フランに『自分を助けて欲しい』と頼み込んでくるのですが……

一度手を差し伸べた人間に、悪魔がうっかり絆されるまでの、数日間。(紹介ページより抜粋)

 悪魔と人間(の魂)の会話を見ながら悪魔の心の変化を探っていきます。
ハロウィンにちなみ、今作の選択肢は全てある2択で構成されており、最後の選択肢はそれまでの選択を全部正解しないと出ないようになっています。
全問正解か全問不正解か、それ以外かで3つ(バッド、ノーマル、グッド)のエンドに分岐します。
最終的にはグッドエンドの後日談や元にした話の補足を含めた後書きを見ることが出来るようになります。

 今作は「悪魔が人間に絆されてしまう」という過程を描いたものになっています。
しかしバッドエンドでは話がとんでもない方向へ進んでしまっています。悪魔の心は動かないばかりか・・・?
最後のスチルとフランのセリフと相まって絶望に打ちしがれることでしょう。どうしてこうなったのでしょうか・・・。
一方のグッドエンドと後日談では・・・果たして2人はどんな道を歩むのでしょうか?
このグッドエンドとバッドエンドの温度差・・・やはりこのサイトの作品ならではですね。


 管理人コメント

GOODとBADで相当に温度差が激しい物語ですが、「ジャックが最も恐れているものは何か」という観点で見ると、この2つのENDはまさにそれを二極化された結末だと分かります。
ただし、それが分かったからと言って、実際の攻略法の手助けにはなりません。選択肢の正解はほぼノーヒントで、2^4の選択肢を逐一メモるか、作者様HPにある攻略法を見ない限り、まず判明できないでしょう。

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【 ハッピーハッピーハロウィン 】

ハッピーハッピーハロウィン
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 皆にお菓子を配るハロウィンゲーム ]
作者 [ イシル さま ]
容量・圧縮形式 [ 70.2MB・ZIP ]
制作ツール [ RPGツクールMV ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

たまにはこういう大きな事件が起こらないハロウィンもありですね!

 ハロウィンからちょっと遅くなってしまいましたがここでハロウィンのゲームを。
難易度は低め、怖い展開などは起こらないので安心してプレイできます。プレイ時間も1~2時間程です。
どちらかというとそのほんわかとした雰囲気を楽しむ話です。お邪魔キャラとかもいますが、それでもほのぼのしてると思います。

 猫の魔族、ミラーシャはカボチャが大好き。育てたカボチャで家具を作ってしまうほどです。
ハロウィンの夜、友人のむにゃんこからお菓子を要求されたミラーシャ。ミラーシャはお菓子を用意しておらず、むにゃんこから悪戯として「町の人全員にお菓子を配る」と宣言されてしまいます。しかもお菓子は自分で作って自分で配らなければなりません。
こうしてミラーシャのハロウィンが始まることとなりました。

 流れとしては カボチャを育てる→家具を作って売る→お菓子の材料を買う→お菓子を作って町の住人に配る という感じです。
カボチャの育成を早める肥料の素材を入手するため森にも行くことが出来ますが、蛇に触れると家に戻されてしまいます。蛇をかわしながら集めましょう。
住人はどのお菓子でも受け取ってくれますが、特定のお菓子を渡すとセリフが変わり、喜んでもらいます。なるべくそちらを狙いましょう。
エンドは2種類。エンドの分岐は「好感度」で決定されます。住人が喜ぶお菓子を渡しておくと・・・?
ここで注意点・・・ですがそんなにも気にしないで大丈夫かもしれません。参考までに。

 「ハッピー」がタイトルに付くだけあってお邪魔キャラもいるものの明るい展開となっています。
一方のエンドも十分にハッピーですが、もう一方のエンドになるともっとハッピーな出来事が起こります。
ハロウィンを題材にした作品というのは暗いイメージがあるものも多いと思いますが、こういうのもアリじゃないかと思いますね。


 管理人コメント

カボチャの完成には(現実時間で)数分かかり、ゲーム展開上としては割と長めです。待っている間にキノコを集めることになりますが、私の場合、「家具を作れる」ということを知らず、キノコを換金アイテムとして扱っていました。
家具を作れるようになるのは、プレイ後しばらく経ってから。家具の換金効果はキノコとは段違いで、お金は主に家具を道具屋に売って稼ぐことになります。
材料を揃えるにも注意が必要です。ほぼ全てのお菓子作りに必要な砂糖と牛乳は高価なので、これを優先的に確保する必要があります。家具を作れるようになれば、街とカボチャ屋敷の往復でも充分にカボチャが育つので、森に立ち寄って割と難易度高めの避けゲーに挑むのは最小限で済むようになります。
誰にどんなお菓子を渡せばいいのかは、「話をする」であからさまなヒントが出てきます。たまに来るお邪魔キャラにさえ気を付ければ、それほど苦労はしないでしょう。

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【 めるてぃんぐ♥あいすくりぃむ 】

めるてぃんぐ・あいすくりぃむ
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 先輩に攻略される?されない?落とされ型GL恋愛ADV ]
作者 [ Shadow's Silhouette さま ]
容量・圧縮形式 [ 41.9MB・ブラウザゲーム ]
制作ツール [ ティラノビルダー ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ DL版もあり、作者様HPからどうぞ ]
配布元 ダウンロード先

それはアイスのように溶けてしまいそうな恋なのでしょうか?

 色々と問題(?)があるルタンティール女学園を舞台にした話です。
ここの学園を舞台にした作品はいくつかあります。その中には自分がレビューしてない作品も含まれていますので
興味があれば・・・と言いたい所ですが、この作品以外は欝要素だらけであるので人を選ぶかもしれません・・・。

 大福 雪美(名前変更可)は半ば強制的にルタンティール女学園に入学させられました。
男好き(?)で女の子には興味のない彼女にとってこの学園生活は退屈そのものでした。
そんなある日、先輩の六手 爽(ろくて さわ)と一緒にいるところを爽のルームメイトである
三十 壱(みとお いち)に目撃されてしまいます。
その後、「一週間で先輩を落とせたら王子を譲ってもいいがダメだったら自分が王子役を貰う」という趣旨の条件を出されます。
どうやら爽と壱は演劇部で王子役を巡って争っているようで・・・?

 主人公が「先輩に落とされるかもしれない」という奇妙な一週間を過ごします。
今作の選択肢は計5回、全て2択で、「攻略対象に対する主人公の感情を決定する」というのが特徴です。
どちらを選んでも直後の展開に影響はありません。正しい方を選べば好感度が上がり、7日目から好感度に応じて3つのエンドに分岐します。
一番良いエンドであるED3の場合、他のエンドとは7日目冒頭の展開が大きく異なるのでそれを参考にしてください。
ここだけの話、好感度が上がる選択肢にはパターンがあるみたいですよ・・・!

 今作は「主人公が先輩に落とされるかどうか」が鍵となっています。
如何にして主人公が先輩に攻略されてしまうのかに注目です。
悲しいエンドは1つも無く、一番望ましくないエンドであるED1もこれはこれで1つの結末でしょうか。
冒頭とED3のラストの話の内容の違いにも注目です。似たような文章なのですが・・・。
全てのエンドを見ると読めるショートストーリーも合わせてご覧ください。あの人の出来事が分かるかも・・・?


 管理人コメント

END1~3ともに、「愉快な方の」Shadow's Silhouetteらしさが出た展開になっています。一見わかりづらいEND1の選択肢も、分かれば単純な選び方になっています。私は3回目で気づきました。
END1の冒頭文を踏襲した〆は、私の目から見ても上手い構成だと感じました。皆様もぜひ全ENDを見てみましょう。

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【 ウサチースカ! 】

ウサチースカ!
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 耳の大きいウサギ族の少女と周囲の人たちの話 ]
作者 [ まっふら さま ]
容量・圧縮形式 [ 45.7MB・ZIP ]
制作ツール [ YU-RIS ]
言語 [ 日本語 ]
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別に耳が大きくたっていいじゃないですか! 1つの個性なんだもの!

 一応は「乙女ゲー」というジャンルに分類される作品でしょうか。
確かに男性キャラとの交流によって話が進んでいるのはそれらしい感じがします。
ただ、恋愛要素は思った以上に少なく、「恋愛の一歩手前」といった箇所で終わってしまいます。
それよりも自分の耳にコンプレックスがある主人公がどう向き合っていくかに注目してみるのが良いかもしれません。

 ミルクラビト族のウサチースカは何故か耳がやたらと大きいのが特徴の女の子。
彼女はその長く大きい耳のせいで周囲の人たちにからかわれ続けていました。
とうとう自分の耳を切り落とそうとするウサチースカでしたが・・・。

ウサチースカ! ウサチースカ!

 耳が大きいことに悩んでいるウサチースカと彼女に関わる人たちの話です。
選択肢自体は簡単ですぐに全てのエンドを見ることが出来るでしょう。
ルートは大きく分けてワガママな坊ちゃんのサフィラスと、主人公のことを差別しないたびびとさん。2人のどちらかに分岐します。
そこからさらに2つずつエンドが用意されています。
話の展開から考えるとたびびとルートが正史でしょうか。サフィラスルートから始めると良いと思います。
まあその辺は各々の判断に任せましょうか。基本的にどちらが先でも楽しめますので。

 耳が大きいだけで理不尽な扱いを受け、自分でも嫌になってしまうウサチースカ。
自分の耳を切り落とそうとする辺りどれだけ苦しんでいたかが分かると思います。別にそこまでしなくたって・・・。
一貫してそのことがテーマになっており、ちゃんと向き合う展開だって用意されてます。
一方のルートでは主役じゃないキャラも登場の機会があることにも注目です。忘れ去られないのは良いことですね!
あと主人公の母親(ママチースカ)、どのルート、どのエンドでも存在感出ていました。
また音楽にも注目です。作品内で聞くことも可能なので興味があるのなら是非じっくり聞いてみてください。


 管理人コメント

序盤の理不尽な扱いに比べ、お話自体はまっとうな童話になっています。既読箇所も分かりやすくなっていますし、Ctrlキーでスキップもできるため、4つのENDのコンプリートはそれほど難しくはないでしょう。
果たして、序盤では謎ばかりの「たびびと」の正体は、序盤から剣呑な雰囲気を漂わせるサフィラスの真実とは…? 1時間もあればコンプリートできるはずです。読み進めてみてください。

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【 サマーナイトミラクルミッション 】

サマーナイトミラクルミッション
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 現代中二恋愛脳怪奇短編AVG ]
作者 [ 華里 さま ]
容量・圧縮形式 [ 21.7MB・ZIP ]
制作ツール [ RPGツクールVX Ace ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

ちょっと待ってください・・・まさかこんな展開になるなんて!?

 「根暗系の主人公がクラスの女子に人気の男子と仲良くなるために色々挑戦!」という展開かに思われます、ですが・・・?な話です。
きっとどこかおかしい箇所に気づくはずです。そしてその予感は的中するはずです。
ちなみに乙女ゲーとするには恋愛要素は少なめです。その代わりにあるものは・・・?

 黒森夏夜(名前変更可)は地味で根暗でオタク系女子な中学2年生の主人公。
そんな時、夏の終わりの林間学校で肝試しが行われることになりました。
主人公はクラスで女子に人気の蘇芳夏来(すおうなつき)とペアになりました。
自分で作ったミッションをクリアするために主人公は行動を起こすことになるのですが・・・。

 まず、ミッションをクリアするための行動を2択の選択肢で決定し、正解ならば次のシーンへ進めるという流れです。
間違えた場合も直前まで戻ってやり直せるので心配いりません。但し、そこには罠があるので気をつけてください。
全ての選択肢をクリアすると後は一本道。ある出来事を除き普通に話は進んでいきます。
しかし・・・そこからが本題。怒涛の展開・・・と言えばいいでしょうか?
まず判明する事実、次に主人公の身に起こる出来事、更に驚愕の真相まで明らかになります。
これ以上のことは・・・ネタバレになるので伏せておきましょうか。
最後までクリアすると見られるおまけシナリオも合わせてご確認ください。簡単な話じゃないことが分かりますよ・・・!
最終的には大どんでん返しの末にある人物が「それで本当に良かったのですか・・・」な展開になりますが、
本人が良いならそれで構わないでしょう。ツッコミを入れる隙もありません・・・。
あと最後のミッション、それで成功したことになってるのですかね・・・。


 管理人コメント

シュン さまもたびたび強調し、本作の醍醐味でもある「怒涛の展開」、私も芯から味わいましたが、正直言って「何処からだ…何処から『怒涛の展開』とぼかさなければならないんだ…!」という感想です。
Good Endの条件なのか、Good End時に明かされる「ミッション」の真相でしょうか、真なる結末の事なのでしょうか…。
それほど、「怒涛の展開」はめまぐるしく展開します。皆様もおいて行かれることなきよう。


(補足)
2023.06.28:現在、本作品は配信終了となっています。

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【 ジギ 】

ジギ
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 探索型ホラーゲーム ]
作者 [ いるあんこ さま ]
容量・圧縮形式 [ 37.5MB・ZIP ]
制作ツール [ WOLF RPGエディター ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ 15歳以上推奨 ]
配布元 ダウンロード先

蔑まれた少女に待ち構える、「ジギ」とは一体・・・?

 『ヒメゴト』の続編に当たる作品です。まずはそちらをプレイしましょう。
今作も雰囲気は相変わらずです。「どうして彼女ばかりこんな目に・・・」とさえ思ってしまうほどです。
タイトルの「ジギ」は「児戯」のことのようですが・・・それにはどんな意味があるのでしょうか?

 ツバキはいなくなったディアを探していました。するといつの間にか奇妙な場所に迷い込みました。
ここは一体どこなのでしょうか?何故かツバキの辛く悲しい過去ばかり暴かれていくのですが・・・。
肝心のディアは果たしてどこにいるのでしょうか・・・?

 今回は立体的なマップを移動して探索と謎解きを行うことになります。
ゲームオーバーになる箇所もあるので注意してください。追いかけられ要素もありますが難しくは無いはずです。
謎解き自体は難しくないものの、どこを調べればいいか、何をすればいいのかは分かりづらく、
同梱されている攻略ヒントを見たほうが分かりやすいでしょう。

ジギ ジギ

 さて、ツバキが辿り着いた場所は一体何なのでしょうか?
ツバキの過去に関することがやたらと多く出るのですが、それはどういうことなのでしょうか?
前作でも判明することでしたが、ツバキの身に起こったことはどう考えても理不尽で救いがありません。将来もお先真っ暗・・・な感じです。
ディアと出会ったことでそんな運命も少しは変わってくれるだろうと信じています。


 管理人コメント

今回は短編作品ということで、謎解きも「隈なく調べる」レベルで解けるものです。しかし、細かく書き込まれたマップは「隈なく調べる」のレベルを否応なく上昇させてくれます。
画面にうっすら見えるレベルのオブジェクトが実は重要なアイテムだったりと、ホラーを盛り上げるための画面の暗さが探索の仇となる場面もあります。
今作単体で見ると、単純でありながら所々に謎を残した終わり方ですが、その一部は前作「ヒメゴト」で触れている箇所でもあります。前作も併せてプレイしてください。

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【 オレンジアワーグラス 第4章 】

オレンジアワーグラス 第4章
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 紅茶とタイムスリップのノベルゲーム ]
作者 [ NiceNetNeat(水連真澄 さま、他) ]
容量・圧縮形式 [ 115MB・ZIP ]
制作ツール [ 吉里吉里2/KAG3 ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

願い。想い。全ての解決のために、決断した行動とは・・・?

 紅茶とタイムスリップをテーマにしたこの作品も第4章、ついに最終章です。
叶えたい願い、届かない想い、それらの解決に向かってどんな行動をとることになるのでしょうか?
それにしても鈍感過ぎませんかあの主人公・・・。そりゃ皆も茶化すわけですよ・・・。

 もうすぐ卒業式。カフェ部では「叶えたい願い」について話が進んでいました。
マスターが叶えたい願いはどんな方面へ向かっているのでしょうか?
そして卒業式の日、全てを解決するために悠が取った行動とは・・・?

オレンジアワーグラス 第4章 オレンジアワーグラス 第4章 オレンジアワーグラス 第4章

 ついに最終章となり、話の解決へと展開が加速していきます。
過去でも決着をつけるための作戦が実行されることになります。
果たしてその作戦とは一体何なのでしょうか?
本筋とは関係ありませんが、鈍感にも程がある悠とそれに対する周囲の反応には笑いました。
これほど分かりやすいのにどうして気づかないのでしょうかね・・・皆もからかうわけですよ・・・。
全てを解決するため、最終的に出した結論とは?どんな行動を取って悠は解決へと導くでしょうか。
これで話は完結していますが、もっと続きが見てみたい気もしますね。


 管理人コメント

4章も通していれば、皆様も気づくでしょう。本作がとても「優しい世界」であることに。
4章も引っ張ってきた「手紙」について、悠を初めとするカフェ部は、どのような結論を出すのでしょうか。
私からは何も言いません。ただ、ハッピーエンドにはなります。

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【 オレンジアワーグラス 第3章 】

オレンジアワーグラス 第3章
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 紅茶とタイムスリップのノベルゲーム ]
作者 [ NiceNetNeat (水連真澄 さま、他) ]
容量・圧縮形式 [ 92.5MB・ZIP ]
制作ツール [ 吉里吉里2/KAG3 ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

文化祭と真相へ向かって話は大きく動き出すことに・・・。

 いよいよ第3章。ここまでくると話も本格的に動き出します。
第3章は文化祭がメインの舞台。それだけではなくカフェ部に届いた妙な依頼にも注目です。
過去でも今まで明かされなかった出来事も明かされることに・・・!?

 文化祭まであと1週間。掲示板に名無しの依頼が張り出され、悠はその人物の特定を任されることになりました。
タイムスリップ先でも意外な真実が判明し、悠は大いに悩むことになります。
そして文化祭が始まりました。カフェ部は「大正喫茶」をテーマにして店を開きます。
その後明らかになる名無しの依頼人の正体とは・・・?

オレンジアワーグラス 第3章 オレンジアワーグラス 第3章

 文化祭と過去での真相と名無しの依頼人を中心に話が進んでいきます。
文化祭もそうですが、真相や依頼人についても意外な展開になっていていよいよ話は動いていくのか・・・と思います。
驚きましたね・・・真相がこんなにも悲しいものだとは・・・。名無しの依頼人の正体にも注目です。
次が最終章。ここまでくれば話も収束へと向かっていきます。
一体どのようにして解決へと導くのでしょうか・・・!?


 管理人コメント

そろそろ「オレンジアワーグラス」の巻きに入る章のためか、今回は依頼の部分は掌編にまとめられ、過去の出来事、キャサリンの事実、大いなる葛藤といった「転機」ともいうべき出来事が一気に襲い掛かる章になっています。
「名無しの依頼」の正体については、すぐに分かると思います。ただ、その真実を見ると、「なんだかんだ言って愛されていたんだなぁ」というのがよく分かります。誰がどんな風に…それは本編をお読みください。

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【 オレンジアワーグラス 第2章 】

オレンジアワーグラス 第2章
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 紅茶とタイムスリップのノベルゲーム ]
作者 [ NiceNetNeat(水連真澄 さま、他) ]
容量・圧縮形式 [ 74.9MB・ZIP ]
制作ツール [ 吉里吉里2/KAG3 ]
言語 [ 日本語 ]
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叶えたい願いと、叶えて欲しい願いと。

 全4章で構成されるノベルゲーム作品の第2章です。
第2章は夏休みの話。過去話も依頼も中々に見ごたえのあるものになっています。
それにしても、叶えて欲しい願いは・・・本当に叶えられるものなのでしょうか?

 高校も夏休みになりました。夏休みになってもカフェ部は営業中です。
マスターの「願い」も叶えてあげたい・・・悠もどうすれば叶えられるか悩んでいます。
そして今回の依頼は「とある人物と勝負して勝ちたい」というものらしく・・・?

オレンジアワーグラス 第2章 オレンジアワーグラス 第2章

 第1章では良く分からなかった過去の出来事が少し分かるようになります。
過去では新しい人物も現れます。この人物は何か過去のことを知っているような感じですが・・・?
依頼については詳しいことは伏せておきますが、意外な展開に驚くはずです。まさかそんな展開になるとはですね・・・。
この章は「次はどんな話になるのか・・・」という立ち位置に近いです。まだまだ詳しいことは分からない状態です。
第3章にてついに話が本格的に動きますよ・・・!


 管理人コメント

今回、レビューを4章別々に分けた理由は、各章が「依頼人の願いと解決」という点で独立している所、そして、今回の話が「依頼人の願いと解決」にしても「30年前より続く願い」にしても、かなり「転」の部分が強い話であるためです。
一見ギャグ回とも思える今回の依頼人、そして何の前触れもなく出てきた「キャサリン」なる人物。それぞれが主人公たちに大いなる転機を与える物語になっています。

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【 オレンジアワーグラス 第1章 】

オレンジアワーグラス 第1章
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 紅茶とタイムスリップのノベルゲーム ]
作者 [ NiceNetNeat(水連真澄 さま、他) ]
容量・圧縮形式 [ 65.8MB・ZIP ]
制作ツール [ 吉里吉里2/KAG3 ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

ティータイムと時を巡るノベルゲームの始まり始まり。

 全4章で構成されるノベルゲーム作品の第1章です。ここからはその作品を順番にレビューしていきます。
第1章ということなのでしょうか、プロローグ的な話となっています。真相に触れるのはまだ先です。
話全体を通じてテーマとなるのは「タイムスリップ」。時を越えて、過去を巡って、一体何を知ることになるでしょうか?

 榎戸 悠(えのきど はるか)は幼馴染の外之内 礼(とのうち あや)に振り回されながらも
これから始まる高校生活に期待を寄せていました。
入学式の翌日。部活動見学の際、北校舎に向かう途中にある橋を渡ったとき、奇妙な体験をした悠。
その後カフェ部の部長と出会い、あれよという間に体験入部をすることになりました。
どうもこの部は普通の部とは違う活動をしているようで・・・?

オレンジアワーグラス 第1章 オレンジアワーグラス 第1章

 この第1章の展開は「カフェ部とはどんな活動をするのか?」と「タイムスリップする条件は?」の2つの点を軸にして動きます。
序盤、悠が紅茶を飲むシーンがあるのですが、実はそれも重要な鍵を握ることになります。
そして判明するカフェ部の活動。一体何をする部なのでしょうか?それは実際に見てご確認を。
これだけだとまだ話の本質に辿り着いていません。最後のマスターのセリフも気になりますが、続きは第2章のレビューで・・・。


 管理人コメント

本作では、全4章にまたがる「30年前より続く願い」と、1章ごとにまとまった「依頼人の願いと解決」の2つの軸があります。
キャラ紹介も兼ねた第1章では、「30年前より続く願い」の部分は軽く触れる程度にして、「依頼人の願いと解決」の方を主軸にしてあります。
OPで「30年前の…」と言われた時には、どれだけ長い話が待っているのかと思っていたのですが、それは、全4章で解決すべき話。1章当たりのシナリオ量は10分もかからないでしょう。

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