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不思議な世界の観光日記 ソリアの秘宝

【 不思議な世界の観光日記 】

不思議な世界の観光日記
レビュワー [ ナナナナ ]
ジャンル [ 隠し要素いっぱいのワクワクするゲーム+ほんわかした不思議なお話 ]
作者 [ ナナナナ さま ]
容量・圧縮形式 [ 581MB・ブラウザゲーム ]
製作ツール [ RPGツクールMV ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ 現在、ダウンロード版は無し (2023.10.15) ]
配布元 配布元

自作ゲームのレビューをして欲しいです!

ここからプレイ出来ます↓
https://www.freem.ne.jp/win/game/27809

どんなゲームなのかの紹介動画はこちらです↓
https://www.youtube.com/watch?v=2_BwhWNAJMc&ab_channel=%E3%83%8A%E3%83%8A%E3%83%8A%EF%BC%A0%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AA%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E8%A6%B3%E5%85%89%E6%97%A5%E8%A8%98

よろしくお願いいたします。


 管理人コメント

不思議な世界の観光日記 本作は、いわゆる「初めてツクったゲーム」…できること・やりたいことを、細々と、そして目いっぱい詰め込み、そして現在進行形で詰め込み続けている作品です。
その方向性も千差万別。開始直後のUndertaleパロ、難易度選択はドラクエ5パロと、パロディ要素も豊富。
ミニゲームも加えたマップ数はさらに豊富。しかも、隠し通路も豊富。上記画面のメインメニューを経由してミニゲーム画面やストーリー集に行くかと思いきや、実は意外なマップ同士が繋がっています。
初心者の館から「7つの玉を捧げる祭壇」マップに繋がったり、そこから更にストーリー集マップ→BAR(お金を使って要素開放などをする場所)→…と、雰囲気は正反対ながら、「ゆめにっき」的な摩訶不思議なマップ構造をしています。更には、乱数次第で見れる隠しマップも…。
ちなみに、操作可能なマップは素材アイテムが様々な所に埋まっています(地面に落ちている他、壁に埋まっていたり、各種オブジェクトの中に入っていたり)。素材アイテムは、序盤に開放できる調理・畑などで大量に使用する上、「ここで集めてくれ!」的に用意されている調理室前の畑よりも効率的に手に入ります。「色々といじる」が各所で求められ、そしてそれが楽しめる仕掛けになっています。
「一部マウスしか効かない操作があるため、基本はマウスで操作して」とありますが、一部ミニゲームはマウスではプレイしにくい例(ループマップのため、マップ境目方向をクリックすると、逆方向に進むなど)もあります。ゲーム内では「切り替えるの面倒でしょ?」と言及されていますが、より快適なゲームプレイのために、適宜切り替えていきましょう。

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【 ソリアの秘宝 】

ソリアの秘宝
レビュワー [ SSS ]
ジャンル [ ローグライクカードゲーム ]
作者 [ konoe さま ]
容量・圧縮形式 [ 27.4MB・ZIP ]
製作ツール [ Unity ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 配布元

Transfarに定評のあるKonoe氏の新作ゲーム。
プレイヤーは冒険者となってダンジョンの奥にいるドラゴンをしばきに行くのが目的となる。

ゲームシステムはSlay the Spireの系譜のカードバトル。
手札はエナジーを払って効果を発動するか、効果を使わずに1エナジーに変換するかのどちらかに使える。なので、使いたい札のエナジーコストのために優先度の低い札をエナジーにして戦うというのが戦闘の基本になる。

序盤は楽に勝てる敵ばかりだがゲームが進むとより手ごわい敵が出るため、敵を倒した時に得られる札でデッキを効率よく強化していかなければ勝ち進めない。回復機会は限られているので防御をおろそかにするのは良くないが、ガード不可やカウントダウンなど速攻で倒さないといけない敵もいるので、バランスよくデッキを育てないといけない。

ゲームバランス的にはゴールドシステムがほとんど機能していないのもあって、強い札と弱い札がはっきりしすぎている感じは受ける。初見殺しがいくつかあり、死んで覚えないといけない箇所が数か所ある点は覚悟して挑んだほうが良いだろう。隠しエンディングがいくつかあるが、わざと負けたりしないと見れないものもあるので、ゲームだけ楽しみたいならわざわざコンプリートする必要はないかもしれない。

操作説明はやや独特。ゲーム中にQを押すことで参照できるので最初は目を通しておくとよい。

手探りで定石をつかみつつ、良いデッキを作って踏破する楽しさは系譜からしっかりと受け継いでいる。慣れないうちはなかなか勝てないかもしれないが、最善手を打ち続ければ90%以上は勝てるバランスになっている。一度のプレイは長めでも15分ぐらいで終わるので、トライアンドエラーもそこまで苦にならず、試行錯誤を楽しめる。上記した注意点を除けばよいゲームだと感じたので、気になる人は遊んで確かめてほしい。


 管理人コメント

「序盤は楽に勝てる敵ばかりだが」という評価に「ホンマか!!!???」と疑問符が出るほど、本作には運やミスで死ねる要素が数多くあります。
確かに序盤の小型敵は初期デッキでも楽に勝てますが、うっかり大型敵の「ウィッチ」に逢うと『死』が見えます。ナイフ(攻撃力4)2本・ブレード(攻撃力10)1本しか火力のない初期デッキでは、強制ネズミ化の発動までにHP68を削り切るのは至難の業です。
中盤になると、小型敵でも「2ターンに1回、攻撃力14の大ダメージを放つ」無茶な性能になってきます。HP強化できる休憩と、デッキを成長できる戦闘がバランス良く配置された構成になるように祈りましょう。幸い、ゲームオーバーでもクリアでもプレイ時間は短いため、リセマラは楽です。

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