■ 三代目レビュー シミュレーション
A Dark Room DotWar Plants vs Zombies

【 A Dark Room 】

ジャンル [ 放置型シミュレーションRPG ]
作者 [ Michael Townsend さま (doublespeak games) ]
容量・圧縮形式 [ DL不要 ]
言語 [ 英語 ]
配布元 ダウンロード先

ある日、あなたは目覚めた…

A Dark Room あなたが目覚めたのは、何も無い部屋。
手探りで見つけ出したのは、ほんの少量の薪(wood)のみ。
……寒い……。
あなたが最初にできる唯一のこと、そして最初にすべきこと、それは、薪に火を灯し(stoke fire)、明かりと暖を確保すること。

A Dark Room 明かりで照らし出された外は、うっそうと茂る森。うなり声を上げる動物(creature)が跋扈する、暗くて危険な森である。
……チャンスだ……!
木を集めれば(gather wood)、できることは数多い。trapを作成し、引っかかった動物の肉(meat)、毛皮(fur)などの素材を集めることができる。
そして、あなたは一人ではない。木を大量に集めれば、別の小屋(hut)を建てられる。どこからともなく同胞たちが集い、あなたの資材集めを助けてくれる。

そこから、このコロニーの文明は急速に進歩していく。
初めはノロノロと木を集めることしかできない同胞たちも、施設を建てるたびにできることが増えていく。
lodgeを建てればhunterとなり、肉(meat)や毛皮(fur)を一定周期ごとに集めてくれる。
肉を餌(bait)にして、trapの効率を上げることもできる。
食用肉(cured meat)やなめし皮(leather)の作成、交易による上位素材の取得など、次第にあなたではできないことも覚えていく。

A Dark Room ある時、あなたは集落の外の世界を知るだろう。そこは、周辺の動物など比べ物にならないほどの凶悪な場所。
武器であるbone spearを携え、外の世界を旅していく。
ただし、最初に行ける範囲はごくわずか。一歩ごとに水(Water)と食糧(cured meat)を消費するため、持てる荷物の少ない序盤では、周りの数歩程度しか観測できない。
しかし、その数歩の中でも収穫はある。石炭と鉄鉱石が手に入る鉱山があるのだ。
このときには、同胞たちは鍛冶の技術まで習得している。頼りないbone spearからsteel swordに乗り換え、大量の荷物を運べる装備まで作ることができる。

外の世界は、あなたに謎を教えてくれる。明らかに知性を持つ敵たち、遠くの世界で手に入る「alien alloy」なる物体…。この世界は何なのだろうか…。それは最後に明かされる。

<ES的蛇足>
攻略の手助けとなる同胞たちだが、任命する仕事には注意が必要である。
特に、中盤のcured meatを作成する際は、バランスを考えないと詰まる可能性が高い。
cured meatの作成には、meatと大量のwoodが必要となる。薪拾い(gatherer)が集められるwoodは1人あたり10秒に1本。cured meatの作成には10秒当たり10本ものwoodを消費してしまう。
遠征、および後半の炭鉱、鉄鉱で必要となるcured meatであるが、調子に乗ってこっちの人員を増やすと、すぐにwoodが切れてしまう。前述の通り、woodは建造物の建設に必要不可欠な素材であるため、再び集めるのに余計な時間が掛かってしまうのは、攻略上マイナスとなる。
攻略を早くするには、一次素材であるwood, meat, furを集められるgaterer, hunterに人員を入れること。
村画面にある人員名や部屋画面のstoreにある素材名にマウスカーソルを合わせれば、素材の蓄積量・消費量が分かる。収支を考えて人員のバランスを取ることが攻略の手がかりとなる。


(補足)
2015.06.19:現在、日本語版がプレイできます。リンク先を日本語版に変更。

↑ページ先頭へ / <【SLG】INDEXへ / <<トップページへ

【 DotWar 】

DotWar 戦闘画面
ジャンル [ RTS(戦闘のみ) ]
作者 [ しっぽ さま ]
容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ]
備考 [ Twitterアカウントの取得を推奨 ]
[ アカウントが無くてもプレイ自体は可能 ]
Play ダウンロード先

140文字で、短いブログ的な広報から、チャットのようなコミュニケーションまでこなすWebサービス・Twitter。何よりの特徴は、OAuthを利用した他のWebサービスとの連携。
気に入った発言をバックアップする「Favorite」をまとめ、また、それを利用してTweet以外の主張もできる「ふぁぼったー」
Replyをつなげない限り、一つ一つがブツ切れになっているTweetを編纂し、一つの記事にできる「Togetter」
ちょっと前には、Tweet内の語句・つぶやいた時刻などから、Twitterユーザーの発言傾向を判別する「教えてこの子 ツイート君」が話題になりました。
そんな中、先週(2009.06.14~2009.06.19)、ある一つのTwetterサービスが話題になりました。様々なTwitterユーザーのアイコンを陣形に見立て、RTS的戦闘を楽しめるWebゲーム「DotWar」です。

DotWar 説明
DotWar アイコン作成画面
DotWarのルールは、「三国志大戦」「LOV」と同様。与えられた兵士で、自分の陣営にある3つのクリスタルを防衛します。
相手のクリスタルを完膚なきまでに破壊するか、60秒の時間制限の間にダメージを少なく抑えられた方が勝者となります。
DotWarの主役である兵士たちは、用意したTwetterアイコンのRGBのバランスに対し、8種類に分かれます。
  • 灰(RGBがほぼ一緒)…一般兵:能力のバランスが取れていて、全ての兵種に対処可能…とあるが、はっきり言って器用貧乏。下手な数と強さでは、どの兵種にも一方的に潰される。
  • 赤(Rのみ突出)…近接兵:動作はとろいし、遠距離攻撃力もないが、近寄れば無双級の攻撃力を発揮する。中盤の逆転、防衛の両方に使える。
  • 黄(RとGが多い)…砲撃兵:遠距離攻撃と大群へのカウンターに特化した兵。同型の緑と比べて連射力は劣るが、接近前に殲滅できるので、ある無しで結果の変わる場面も出てくる。
  • 緑(Gのみ突出)…射撃兵:黄と同じく遠距離兵だが、攻撃間隔が早いため、牽制力が強い。攻撃力もそこそこで、防衛・攻撃の両方に役立つため、一時は「最強」との説もあった。
  • 水色(GとBが多い)…奇襲兵:素早く脆い、まさに「クリスタル奇襲用」の兵。トロい兵種ばかりのアイコンならば速攻でカタを付けられる。開始時のアドバンテージを得るためにもオススメ。
  • 青(Bのみ突出)…魔法兵:威力は弱いが、相手の動きを停止できる。近接・遠距離全ての兵種に対して有効なのも利点。
  • 桃色(BとRが多い)…防盾兵:相手の接近を跳ね返す能力と、高い防御力を誇る。トロい近接兵を安全に運ぶためにも、クリスタルの死守にも役立つ兵種。
  • 黒(RGBが全て0)…人形兵:全く動けないが、近接兵に対して強威力のカウンターを返す。桃色と同じく防御専用の兵。
  • 白(RGBが全て最大値)…空き:兵種にはカウントされない部分。ただし、空きが一定値になると、兵種の強さにボーナスが付く。フルにアイコンを埋めるよりも多少の空きを作った方が勝ちやすい。

例えば、以前の私ことES@激辛のアイコンアイコン1は、バックが灰色で、それ以外は全部赤みが掛かった色ばかり、即ち、ALL近接かつ非常にトロい…最弱と言ってもいいぐらいの性能でした。青・緑・黄系統の多いアイコンだと、こちらがクリスタルにたどり着くまでにカタを付けられるし、同じ赤系統でも、白が多いと、一方的に無双されてしまいます。
その弱点を補い、なおかつ、現在の長所である「中盤からの一発逆転」をより生かすために、アイコンに改造を施しました。
まず、バックの灰色はバッサリ削除して真っ白に。弱点である遠距離と速攻を補うため、青・緑・黄を入れ、その中でも、対速攻と赤兵のエスコートのため、桃兵は特に重視して配置いたしました。
その理念で作ったのが、現在の私のアイコンアイコン2です。絵心の無さを脇にどければ、バランスが大きく強化され、勝率も段違いに伸びました。
ただし、このアイコンも決して最強とはいえません。緑系統のアイコンには相変わらず不利ですし、「白背景に文字」と言うアイコンだと、兵一つ一つの能力が高いため、押し切られてしまいます。

このゲームがここまでの人気を得た理由は、プレイ時間の短さと、プレイヤーの腕が勝敗を決しないイーブンさだけではありません。先ほどのように、兵種によって有利・不利がハッキリしているため、「神の一手」が生まれない、少なくとも生まれにくい構造になっているのです。
アイコンをカスタマイズし、それを自分のPC上にダウンロードする機能もあるため、「強い陣形」を作って無双する…と言う手もあります。が、「Twitter上の発言人を判別する」アイコン本来の役割が放棄されると言う、本末転倒な事態になりかねないので、ホドホドに抑えておきましょう。

Twitterでの話題は流れるのが早いため、このレビューの掲載時ですら下火となっていますが、知ってるTwitterユーザーのIDを入れるだけでプレイできるので、参加人数が減っても対戦できる人口が減るなんて心配はありません。
ただし、対戦結果をTweetする際には、厳重な注意を。デフォルトだと、対戦者のアカウント双方にMentions(@を付けた相手に「貴方へのTweetですよ」とお知らせする機能)を送信するようになっています。決して、対戦者へのあおり目的で使用することのなきよう、冗談の通じる相手にのみ利用するようにしましょう。 なお、Twitterアカウントが無い方でも心配ありません。先述の通り、DotWar内に自分なりのアイコンを作成する機能やサンプルアイコンがあり、アカウント登録をしなくても楽しめる仕組みになっています。

参照リンク:Togetter - まとめ「DotWarの最強アイコン」

↑ページ先頭へ / <【SLG】INDEXへ / <<トップページへ

【 Plants vs Zombies(Web体験版) 】

PvZ01
ジャンル [ 防衛シミュレーションゲーム ]
作者 [ Popcap ]
容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ]
備考 [ 製品版(Windows用)・税込 \1,980・日本語版あり ]
[ 製品版(iPhone/iPod touch用)・税込 \350・英語版のみ ]
ダウンロード ダウンロード先

植物 V.S. 元・生物 庭園の大決戦

以前、extracks氏より紹介のあった「Peggle」、ハイテンションなベートーベン 交響曲第九「歓喜の歌」と、ハイテンションなビーバー(ジャーラーン!「ヤバい!」)で有名な作品です。その「Peggle」を製作したPopcapが送り出す「Plants vs Zombies」(以下PvZ)が、今回私の紹介する作品です。

PvZ02 「PvZ」は、攻撃ユニットである植物を配置し、画面右から迫り来るゾンビを撃退する防衛系SLGです。ただし、過去に当サイトで取り上げたTower Defense系とは少々異なります。道は複雑には入り組んでいませんし、道は左右に走る進行ルートのみです。ゾンビは(特殊なユニットを使用しない限り)、その横方向のルートを右から左にひたすら直進していきます。

…何があろうとゾンビは直進するのなら、途中においた植物たちはどうなるのかって?
喰われます。
喰い尽くされれば、ユニットは消去され、今まで注ぎ込んだ太陽(PvZにおけるユニット建設費用)は全てパー。その上、防衛線を維持するために新しいユニットを立て直さなくてはなりません。逆に、「Wall-nut」など、あえて喰われることでゾンビの足止めをするユニットを利用することが、攻略の基本となります。

こういった壁となるユニットの他にも、「PvZ」には、多数の、本当に多数の種類のユニットが存在します。その数は、途中までプレイできるWeb版では12種類、完全版では40種類以上にまで及びます。そのユニットの中には、ノーマルな直線攻撃を持つもの、設置した瞬間自爆して周囲のゾンビを巻き込むもの、夜間ステージでのみ使用できるキノコ類(夜間は太陽を集めにくい分、キノコ類は安い)などなど、それぞれが独自の特色を持つものばかりです。

PvZ03 また、ステージ構成も、普段の防衛系SLGのように「時間が経つたびに難しくなるけれど、基本の攻略法は一切変わりない」と言うものではありません。ステージごとに、出現するゾンビやステージの状況が異なるため、必要となるユニット・戦術もそれにあわせなければいけません。
ステージは、10ステージごとの章構成になっており、章ごとにステージの状況が異なってきます。Web版では夜間ステージである2章までで終了しますが、完全版にもなると、プールのあるステージなどが追加されます。
最初に手に入るユニットは、あくまで日中の地面ばかりのステージで上手く機能するユニットです。太陽を集めにくい夜間ステージでは、コストの高いユニットは中々投入できません。逆に、夜間ステージで必要不可欠なキノコ類は、日中では(特殊なユニットを導入しない限り)全く動作しません。
また、水上専用のユニットでなければ、プールの上に設置することはできません。ゾンビはプール上も容赦なく攻め込んでくるので、地上ユニットを乗せられる「Lily-pad」を入れなければなりません。
ユニット自体の種類豊富さに比べ、1ステージに持っていけるユニットは7,8種類程度(完全版では、お金を集めるとスロットが増やせる)しかありません。ステージごとに、持って行く最適なユニットを選択することが、様々な意味での攻略の第一歩なのです。

途中途中で、ルール自体が変わってしまうステージまで出てきます。いわゆる変則的な「ミニゲーム」と呼ばれる物です。ただし、このミニゲームをミスって、ゾンビを画面左側に攻め込ませてしまっても、GAME OVERになってしまいます。
最初は「Wall-nutでボウリング」と言う簡単な物ですが、ステージが下ると、「ベルトコンベアでランダムに運ばれてくるユニットのみで防衛する」「墓から出てくるゾンビをモグラ叩き」と言う、普段よりも、そして、普段とは別方面で難易度が高いルールが適用されます。
普段のステージの基本である「適切なユニットを選択する」戦法が効かないものばかりですので、頭の切り替えが肝心です。

このように、とてもWeb上の一記事には書ききれないほど、要素がたっぷりなゲームが「PvZ」なのです。Web版は、その要素の多さにもかかわらず、1~2時間程度あればクリアできるボリュームです。Web版を遊んで、「もっと多くのステージを、もっと多くのユニットを、もっと多くのゾンビを見たい!」と思われた方は、是非、製品版を購入してください。
PC版は\1,980と、ちょっと財布の紐が硬くなる値段ですが、iPhone/iPod touchをお持ちの方ならば、iPhoneアプリ版が\350で購入できます。もちろん、私はiPhone/iPod touch版を購入し、現在攻略中です。
本当は、普段無料のゲームばっかりやっている私では、iPhone/iPod touch版の値段でも「購入」を押すのがためらわれましたが、そんな私を後押ししてくれた(別名:ムリヤリ引っ張りこんだ)のが、PopcapがYoutubeで提供しているオリジナルテーマソングでした。
このオリジナルテーマソングムービーも、歌声・映像の質もさることながら、All Japaneseと言う親しみやすさ、そして、所々英語の歌詞と食い違うと言う突っ込みポイントが、私のハートを掴んでしまいました。
こちらのムービーも、あわせてお楽しみください。きっと、この「Plants vs Zombies」を奥の奥まで知り尽くしてみたいという、まさにゾンビの如き欲求に駆られること、間違いありません。

・プラント vs ゾンビ 日本語ミュージックビデオ→http://www.youtube.com/watch?v=qHWpqSfJTIQ

↑ページ先頭へ / <【SLG】INDEXへ / <<トップページへ