■ 投稿レビュー アクション 43
Roguelight (2) Cuckoo castle

【 Roguelight 】

Roguelight
レビュワー [ ヴァ九段 ]
ジャンル [ ローグライクアクション ]
作者 [ Daniel Linssen さま ]
容量・圧縮形式 [ 7MB・実行ファイルを直接ダウンロード ]
言語 [ 英語 ]
備考 [ カンパウェア・ダウンロードリンククリック時に支払い画面が表示される ]
配布元 ダウンロード先

ハマリ度:9 グラフィック:9 サウンド:8

暗闇へようこそ!

Rougulightを一言で表すなら、*くらやみのなかにいる* でしょうか。

この作品は毎回地形の変わる地下ダンジョンを探索するアクションゲームです。
「自動生成ダンジョンを行く横スクロールアクション」ですね。このサイトでは「スペランキー」などが該当します。

自動生成系は殆どの場合死にゲーなのですが、例に漏れずこの作品もそういった方向性。
明りの少ない地下の中を、体力を削りながら飛び込む作品となっております。

システム自体は、攻撃・ジャンプ・移動のみ。装備品や道中でのパワーアップアイテムなどはありません。
ダンジョン内にあるのは、主人公を強化できるコインと、唯一の武器である矢と、回復アイテムだけ。
ここで一番特徴的、かつ、この作品を攻略する上で最も大きなポイントとなるのが、主人公の唯一の攻撃手段である弓矢ですね。

このゲーム、弓矢には当然の様に弾数制限があります。無くなれば攻撃ができません。
が、ところどころにある灯りを除けば真っ暗なダンジョン内で、主人公が視界を確保するアイテムでもあるのです。
全て使い尽してしまえば、ほぼ何も見えないダンジョン内を無策でうろつくことになってしまう。
後半になればなるほど光源は減り、弓矢が必要な場面は増えてくる。敵を倒すのに使いすぎても、灯りを確保するのに使いすぎても、今度は真っ暗闇と、敵を倒せない状態に陥る。
自動生成なのでマップ内を暗記する事もできません。

弓矢の使いどころを慎重に考えつつ、コインを集めて主人公を強化しましょう。
そうしているうちに難易度はぐっと下がってきます。
すると、今まで難しすぎて進めなかったステージも簡単に進めるようになります。

難しそうだなあ、と思う方も居るかもしれませんが、なあに、大丈夫です。死にゲーとは言いましたが、このゲームは他の類似する物とは違い、アクションのテクニックではなく弓矢の使いどころを考えてすすむ戦術が物を言うゲームです。
アクション苦手な方でも楽しめるでしょう。きっと。


 管理人コメント

4年近く前の1stレビューに記載したとおり、初期値の「矢の最大値が3」というのは、余りにも少なすぎる装備です。
落ちたばかりのlevel 1であっても暗がりは多く、火矢の明かりを利用しなければ、アイテムはおろか罠や敵さえ見逃してしまいます。
松明代わりとなる火矢ですが、攻撃ボタンを離して射撃するのはもちろん、しばらく弓につがえたままであっても火が消えて、明かりの役割を果たさなくなってしまいます。
level 2辺りに進めたのならば、最初の強化は購入できるほどお金は集まっているはずです。とにかく地道な強化でリトライする、それが本作の唯一にして最大の攻略法なのです。

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【 Cuckoo castle 】

Cuckoo castle
レビュワー [ ヴァ九段 ]
ジャンル [ シンプルメトロイドヴァニア ]
作者 [ Richard Lems さま ]
容量・圧縮形式 [ 29.8MB・ZIP ]
言語 [ 英語 ]
配布元 ダウンロード先

ハマリ度:8 グラフィック:10 サウンド:10

懐かしくもあり、真新しくもある。人それを温故知新と呼ぶ

「Cuckoo castle」、このレトロチックな外見をしたタイトル。
その中身を一言で表現するなら、「ゲームボーイ風メトロイドヴァニア」です。

海外のインディーゲーム投稿サイト「GameJolt」にて開催されたコンテストで高い評価を得た本作は、
そのコンテストの趣旨である「ゲームボーイ」の名に恥じないレトロ性と、今現在を感じさせるアクションを持ち合わせた作品です。

内容はいたってシンプル。
城へ入り、探索し、攫われた村人を救出し、仲間を得て、今まではいけなかった所を探索し、ボスを倒し、村人を助ける。
ただそれだけです。
それだけなので、操作もゲームボーイと同じボタン数で完結しますし、サブウェポンなどはありません。

繰り返しますが、サブウェポン、コレクション要素、キャラ育成要素はありません。
プレイ時間はだいたい一時間ちょっとあればクリア可能と、メトロイドヴァニアとしては規模が小さめです。

しかし、代わりにこのゲームの大きな魅力となっている要素。「純粋にボタンを押して敵を倒す楽しさ」が詰まっています。
SEと画面表示のタイミングですね、いいんですよ。この点がこのゲームをプレイするにあたって大きな楽しみのポイントです。

これはゲームボーイ的な表現ではないですが
レトロな中に少しだけ現代的な楽しさを取り込む、という点で幾つかの名作レトロ風ゲームと近い。

ただ「レトロっぽい画面と古めかしいシンプルアクションがあればレトロ風ゲームになる」という風な考えは一切見当たりません。
むしろ、「レトロ」という制約の中でどれほどプレイヤーを楽しませるかを考えて作られている。一方で、現代的だからと言って複雑な操作などは作らず、ただレトロっぽいシンプルなアクションを真新しく設計している。
正しく、「レトロ風ゲーム」のあるべき姿を示していると言っていいでしょう。

ハマリ度:8
アクション性は非常に高く、動かしている楽しさはレトロゲームにあったそれを確実に取り込んでいる。
ボタンを連打して敵を倒しているだけでも楽しく、そういった戦闘面でのバランスのとり方も上手い。
ただし、ゲームの仕様自体はレトロチックなノリが強く、同じ所を行ったり来たりする手間や、仲間と交代する為に一度村まで戻らなければならなかったり、倒した敵が画面切り替えで復活したりと、あえて作られたと思われる不親切要素がちょっと疲れるかもしれない。

グラフィック:10
文句無し。見事にレトロチックな良さが出ていると思う。

サウンド:10
同上。
グラフィック以上にこちらの出来が良い。
特に、敵を倒した時のSEのタイミングが上手く、画面内の描写と相まって
まるでコントローラが振動するかの様な雰囲気を出している。


 管理人コメント

本作は意外と短編です。ラスボスのいる所までたどり着くのに1時間もかからないでしょう。
本作は、3名のキャラクターを使い分け、仕掛けを潜り抜けていくアクションゲームになっています。途中で仲間になる魔女と虫人間は、スタメンの戦士が登れない高所に行ける移動能力を持っています。しかし、攻撃は魔女・虫人間のどちらもクセが強すぎて当てにくく、敵を回避する手段も考えないといけません。魔女のファイアボールは放物線を描くため、間合い調整が必要です。虫人間の爆弾は空に向けて攻撃できないため、コウモリや幽霊などの空中の敵にはほとんど役に立ちません。
移動範囲に難がある戦士は、仲間が増えた以降はほとんど使い道がありません。魔女・虫人間の攻撃のクセをどうやって対処するのかを考えるのが、後半のアクションの主となります。

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