■ 投稿レビュー アクション 40
Power Rangers: Beats of Power the Ruins Of the Lost kingdom
CHRONICLE (2)
ミクものがたり PUNKSNOTDEAD Tess
夕闇の前奏曲 Roguelight Verminian Trap RainyTower Rock Bottom

【 Power Rangers: Beats of Power 】

Power Rangers: Beats of Power
レビュワー [ DECOすけ野郎 ]
ジャンル [ ベルトスクロール・モーフィン・アクション ]
作者 [ Merso X さま ]
容量・圧縮形式 [ 168.5MB・ZIP ]
製作ツール [ OpenBOR Engine ]
言語 [ 英語 ]
配布元 ダウンロード先

ゴーゴーパワーレンジャー♪(伴奏)

【It's morphin time!!(さあ変身だぜ)】

日本の特撮(主に「ジュウレンジャー」等)アクションシーン部分とアメリカの学生ドラマをミックスさせたサバン社の「パワーレンジャー」。
そのパワーレンジャーの海外での大ヒットがスーパー戦隊シリーズを救った(視聴率低下で打ち切りの危機だった)という話は有名ですが、細かいことは抜きにして、これはスーファミ/メガドライブ時代を意識したキャラゲー(ファンゲーム)です。

キャラを選択し、敵を全部倒したら次の箇所に進むという、オーソドックスなベルトスクロール・アクション形式になっています。
操作はCがジャンプ、Zがキック。十字キーで移動です。
特定の時間が経過することによりゲージが溜まり、Xで必殺技を出すことが出来ます。

前半では、生身の姿で戦います。
近距離だとパンチが可能ですが、近すぎると相手が飛び道具を使ってくる、複数の敵にボコられる可能性もあるので、まずは初手ジャンプキック、そこからパンチで倒すというのが戦法の基本となります。
途中で変身タイムがあり、画像取り込み&ボイスつきの変身画面が出たあとにパワーレンジャーとなって後半&ボス戦を戦うことになります。
ボスはかなり威力の高い飛び道具を使ってくるため、ヒット・アンド・アウェイ戦法で戦いましょう。

特定の面では、ダイノゾード(守護獣)、もしくはホワイトタイガーゾード(ウォンタイガー)に乗り込み、大型ボスと戦います。
慣れない最初のうちは相手に集中攻撃を食らう可能性が非常に高いです。
最初はかなり苦戦するでしょう。ならべく距離を取り、ジャンプをしまくって避けていきましょう。

【操作キャラ概要】

ジェイソン・リー・スコット / レッドレンジャー(ティラノレンジャー)
リーダー格の白人。空手の達人で運動神経抜群の好青年だ。実際の中の人も、5歳から格闘技をやっていて、テコンドー黒帯、柔道黒帯という強者だ。

ザック・テイラー / ブラックレンジャー(マンモスレンジャー)
サブリーダーの黒人。陽気でお調子者、バスケなどのスポーツやダンスが得意。
ヒップホップやダンスを組み合わせる格闘スタイルで戦う。苦手なものは蜘蛛。

ビリー・クランストン / ブルーレンジャー(トリケラレンジャー)
頭脳枠の白人。博識で当初は眼鏡をかけていたが、途中から何故かなくなっていた。

名前は当時サバン社が海外で英語版を出したアニメ(「オネアミスの翼」「超時空世紀オーガス」「宇宙の騎士テッカマンブレード」等)やパワーレンジャー(ノンクレジット)で吹き替えをやっていた、ブライアン・クランストン(「ブレイキング・バッド」「ゴジラ(2014)」等に出演)から取られた。

トリニ・クワン / イエローレンジャー(タイガーレンジャー)
頭脳・格闘枠のベトナム系アメリカ人。ビリーが難しい言葉を使ったときは分かりやすく解説してくれるだけではなく、格闘技(主にカンフー)の達人でもある。バレー部所属。

キンバリー・ハート / ピンクレンジャー (プテラレンジャー)
「ゴーグルV」で言うところのゴーグルピンク枠(新体操部所属で、新体操スタイルで相手と戦うため)
一時期ビリーと体が入れ替わってしまったが、どうにか元に戻った。

【まめちしき】

「パワーレンジャーの次を担え」とサバン社はメタルヒーローシリーズ(スピルバン、メタルダー、シャイダー)を再編集、日常パートを差替えた「VR Troopers」、同じく仮面ライダーBLACK RX、ZO、Jを再編集、日常パートを差替えた「Masked Rider」(パワーレンジャーとのコラボ回もあった)もヒットさせようとしたのですが、どちらもパワーレンジャーほどの人気を得られることはありませんでした。

特に、「Masked Rider」はてつをがモブとして出ていたり(「BLACK RX」3話『RX対風の騎士』から流用)ファービー7割引みたいなファーバスという謎動物(主人公のペット)が出てきたり、リボルケインがビームになっていたり(米国の子供番組は規制が厳しいため、刺す、殴るなど暴力を連想させる行為はアウトになる)、あれだけカッコよかった変身シーンがかなりチープになっていたりと、いろいろ変わりすぎな内容になっていました。一番原作に近いのが牙隊長ゲドリアンのウザい演技だけだったというのが・・・。


 管理人コメント

本作で利用している「OpenBOR」とは、サンプルゲームの時点で著作権など知ったことかを敢行した「Beats of Rage」の改良バージョンです。
本作「Power Rangers: Beats of Power」で利用している画像も、元々はSega Genesis(メガドライブ)やSNES(スーパーファミコン)で販売されたパワーレンジャーの格闘アクションからブッコ抜いたものです。
ちなみに、DECOすけ野郎氏は説明を省いていましたが、「Power Rangers: Beats of Power」などの現在のOpenBORでは、↓↓や↑↑で緊急回避ができるようになっています。ただし、暴発すると痛い目にあうので、基本はジャンプや歩行での軸ずらしをしっかりと行いましょう。

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【 the Ruins Of the Lost kingdom CHRONICLE 】

the Ruins Of the Lost kingdom CHRONICLE
レビュワー [ SMD ]
ジャンル [ オンラインアクションRPG ]
作者 [ 灯(TOMOSHIBI) さま ]
容量・圧縮形式 [ 700~800MB・ZIP ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ 有料パッチも用意されているが、無料の基本パックでも十分遊べる ]
配布元 ダウンロード先

ハマリ度:9 グラフィック:9 サウンド:7

面倒な手続きが不要なオンラインアクションRPG

ハマリ度 9
最初のころはかなりハマります。しばらくすると悪い意味でハマリます
グラ   9
フリーゲームとしては最高レベルのグラフィック
サウンド 7
サウンド自体は非常に良いが、一部サウンドの使いまわしが多いです。もうすこしバランスよくなれば◎
残念ながらボイスなどはありません。
・レベル上げが面倒
このゲームでは、1キャラあたりLVカンストまで最大100*(1+2+3+4+5※職業の数)=1500レベルも上げなければなりません。
※これは極端な例です。一つの職に絞って100レベル上げてもたぶんなんとかなります。
レベル上げは効率の良い稼ぎ方が決まっているため、同じミッションを何度も繰り返すことになります。
※有料パッチのミッションは、無料パッチと比べレベル上げの効率がいいです。
・素材集めがマゾい
モンハンなどでもよくあることですが、強力な装備を作るのに必要な素材の入手確率が低すぎます。
これが、同じミッションを何度も繰り返すことにつながってしまいます。
※基本パックは有料パッチと比べればかなりマシです。
・雑魚戦が単調
雑魚は数ばかり多いですが、攻撃頻度が低くほとんどは無視できます。
広範囲スキルで一気に雑魚を倒すのは爽快ですが、ただの草刈りのようで少々単調すぎる気もします。
中にはガード、高速移動、補助解除などをする面倒な雑魚もいて煩わしいです。
・モンスターの使いまわしが多い
ほとんど行動パターンの変わらないただの色違いの敵が多いです。
ボスも属性違いの水増しが目立ちます。
※特に有料パッチ。有料パッチには新規モンスターも少しはいますが、ほとんどは色違いモンスターです。
・一部のスキルが効率に大きな影響を与える
 武器に属性を付与するスキル、防御を犠牲に攻撃力を上げるスキル、攻撃を一定回数無効化するスキルなどは、有無で効率が大幅に変わります。
 スキルを習得するために、面倒なレベル上げをする必要があります。
・ほとんどオフラインゲーム
さまざまな理由により、オンラインプレイはあまり人気ではありません。
◎で述べたようにオフラインプレイでも問題なくプレイできるので、これはそれほど問題ではありません。
ただし通信環境は必須です。
・基本パックだけでは装備が弱く、他プレイヤーとのアイテム取引などもできない。
装備が弱いといっても、基本パックのミッションをする分にはほとんど問題ありません。(難易度選択も可能です。)
アイテム取引は、そもそもオンラインが流行っていないので期待できません。
よってこれはほとんど問題ではありません。

 管理人コメント

レビューの通り、やりこめばやりこむほど不満点が出てくるのはMMOの常ですが、本作は「さわり」であるストーリーモード単体でも楽しめるクオリティを持った作品です。
カメラ回しの面倒くささこそありますが、操作は快適と言ってよく、今現在なら大抵のパソコンで問題なく動かせるのも魅力です。
ストーリーモード単体でもボリュームは高く、チュートリアル的な主人公と、最初から強い主人公の2パターンが楽しめます。

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【 ミクものがたり ~ユメとたいせつなもの~ 】

ミクものがたり
レビュワー [ kokoko ]
ジャンル [ 本格2Dアクション ]
作者 [ peposoft さま ]
容量・圧縮形式 [ 501MB・ZIP ]
ダウンロード ダウンロード先

今回紹介するゲームは、「ミクものがたり ~ユメとたいせつなもの~」です。
このゲーム、本格的な2Dアクションゲームです。

peposoft様の前作品である崩壊村は、アクション性の高さが高く評価されました。
今作もそのアクション性の高さはそのままに、より洗練された作品となっております。

グラフィックや音楽、キャラの挙動や細かいSEまで、大変作りこまれておりながら、非常に軽く動作するので、PCが古い方でも楽しめます。

親しみのあるキャラクターが、絵本のような世界を冒険する本格的2D横スクロールアクションゲームです。
個人的には、近年稀に見る良作ですので、是非遊んでみてください

ミクものがたり


 管理人コメント

「崩壊村」や「GIGADEEP」など、カプコン系ACTのリスペクトが目立つpeposoft作品ですが、今回の「ミクものがたり」は、サブウェポンの使い分けなど、「悪魔城ドラキュラ」系のリスペクトが見える作品です。
アクションステージも仕掛けが多くなり、ステージ1の納豆ステージからして、シーソー・チクワブロックといった仕掛けがテンコ盛りになっています。
しかし、体力には余裕があるよう設定されているため、(少なくとも序盤は)楽に越せます。色々な仕掛けを楽しむつもりでトライしましょう。

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【 PUNKSNOTDEAD 】

PUNKSNOTDEAD
レビュワー [ DECOすけ野郎 ]
ジャンル [ パンクアクション ]
作者 [ moosh さま ]
容量・圧縮形式 [ 2.9MB・ZIP ]
製作ツール [ Game Maker ]
言語 [ 英語 ]
配布元 ダウンロード先

破壊的衝動!破壊的イノベーション!それがパンク!

イェー!今日もイカれたゲームを紹介していくぜー! まずはこちら!何故か全年齢対象になっている(何故かFamily Friendly扱いに)
が、小さい子供には危険すぎる内容になっている!
時代は1979年、車を運転していた主人公は人の大軍に巻き込まれ
動けなくなったので、邪魔するやつらを全員ぶちのめすことを決めた、
といういかにもパンクなストーリーだ!

操作は簡単。Zがパンチで↑ボタンがジャンプ。あとは左右で操作。
パンチすれば勝手に相手は吹っ飛んでいったり、街灯が破壊されたりする。
たまに、街灯を破壊したいと思うこと、あるだろう?無い?
いや、そう思う時があるはずだ。
このゲームはそういう願望をも叶えてくれるということだ!

緑色の奴が銃弾みたいなものをぶっ放してくるから気をつけることだ。
一発で死ぬ。気をつけて避けるしかないが、たくさん人がいるから
自分の位置を常に把握しておく、これが一番大事とも言える!

あとは、特定数人を倒したら次の画面に移動できたりもします。


 管理人コメント

ちなみに、敵側の唯一の攻撃と言える「緑の銃弾」ですが、落ち着けば充分対処できるものです。オーソドックスにジャンプで避けてもいいし、攻撃をあわせれば、逆に跳ね返してこちらの攻撃に出来ます。
ただし、問題は「落ち着いて対処できない」ほどの敵の量。ステージが進むにつれ、敵が攻撃に転化する早さも量も増していきます。当たれば一発死なので、そこまでの爽快感を楽しむか、動体視力を鍛える方向か、どちらかの楽しみを見つけてプレイするのがオススメです。

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【 Tess 】

Tess
レビュワー [ JAKE ]
ジャンル [ 短編ACT ]
作者 [ GIRakaCHEEZER さま ]
容量・圧縮形式 [ 9.3MB・ZIP ]
製作ツール [ Java 1.7 ]
言語 [ 英語, 日本語, etc... ]
ダウンロード ダウンロード先

ハマリ度:8 グラフィック:9 サウンド:8

アクション性は正統派ながら、その内容は…

Tess

Tessは海外製の短編アクションゲームです。
日本語にも対応しています。

アクションゲームとしてはシンプルかつ直感的にプレイできるデザインになっています。
与えたダメージの合計が表示される、敵を倒すとエネルギーを落とすなど、洞窟物語に類似する点も多く見られます。
しかしこのゲームの最大の特徴は、静かに狂った独特の世界観です。
主人公を含めたあらゆる人物のあらゆる行動が根本から狂っていたりどこかおかしかったり、意味深なオブジェクトがあったり。
アクションよりも、こうした不思議な雰囲気を楽しむのが本当の目的と言えるかもしれません。
とはいえアクションゲームとして必要な要素は揃っており、そちらの面でも十分に楽しめます。
ちょこちょこと隠し要素もあり、実績解除といったやりこみ要素もあります。

最後に。
ESCキーでメニューが開けるのを忘れないようにしましょう。

Tess


 管理人コメント

プログラム仕様のせいか、私のパッドのせいか、このゲームの挙動、やたらに滑ります。また、洞窟物語とは違い、ショットは上には撃てないので、死角から敵を排除するのが難しくなっています。
死んでしまうと、セーブ箇所からやり直すばかりでなく、せっかく排除した敵キャラまで復活してしまいます。アクションゲームが成り立つためには仕方ないペナルティとは言え、数分単位の苦労がパーになるのは本当につらいものです。少一時間落ち着かないと再プレイが出来ません。

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【 夕闇の前奏曲 】

夕闇の前奏曲
レビュワー [ DECOすけ野郎 ]
ジャンル [ 乗り物いっぱい・○○センスアクション ]
作者 [ O松 さま ]
容量・圧縮形式 [ 8MB・ZIP ]
製作ツール [ VisualC++、DXライブラリ ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ ゲームの地下室→夕闇の前奏曲 からダウンロード ]
配布元 ダウンロード先

青年は 自らを戦争に身を投じる・・・ 壮大な規模のビッグ・アクション!

【概要】

シリアスなゲームかと思いきや、まさかのギャグテイストに溢れる懐かしいゲーム。このPCエンジンらしさ(往年のハドソンっぽい感じ、わかるかな)がとても良いですね。
繰り出される○○センスギャグ(ハイセンスorナンセンス、人によって取り方が違う可能性もあるので)と程よい操作性、そして考えられたゲームデザインといったところがこの作品の魅力とも言えるでしょう。難易度は比較的易しいですし、乗り物などの救済処置もあるので、最後まで進めていきましょう。

【基本操作】と【基本技】については省略。ここを参照に。
http://tezukuriburogu.web.fc2.com/top/game/yuyami/yuyamidl.html

【キャラ説明など】

操作するのは、本気目杉(まじめすぎ)たかしです。マジメかと思いきや、プロレス技を会得していたり、身体能力抜群なイカれた野郎です。国体に出れば、優勝間違いなしなのではないのでしょう。あとは、いろいろ出ています。たくさんいます。

ステージも、街中、高速道路、海外、雪山、お化け屋敷に遊園地などいろいろあり、移り変わりを見ていくのも楽しいです。

【ボス戦】

面の終わりにはボスがいます。一定のダメージを与えると時々ひるむときがあり、赤く点滅したその場合のみボスを捕まえることができます。もしも勝てない場合は、他のエリアから乗り物を持ってくることで優位に進められるでしょう。3面のボスは、戦車で行くとすごい雑魚でした。

【乗り回すか、乗られてしまうのか】

ステージ内にある「乗り物箱」を壊すと乗り物が出てきます。Aキーで乗り降りが可能です。既に乗り物に乗った状態で箱を壊すと、クリが出てきて乗り物の体力を回復させます。体力ゲージが0になると乗り物は壊れてしまいます(悪霊以外)。受験生・・・栗・・・意味深ですね。

戦車:
大砲を進行方向と斜め上に飛ばせて、さらに一定期間ホバリングできるという既存の戦車の概念を打ち破ったスーパー戦車。攻撃力は高いが、ジャンプ力が無い、移動が遅いのが弱点。これが本来の意味での受験戦争だ!

バイク:
ダッシュで敵をなぎ倒し無敵状態になれる、既存のバイクの概念を打ち破ったスーパーバイク。反面、針・溶岩の上だとダメージを受ける、足場が少ないところではあまり意味が無い、と言う点で弱点。↓キーを押すと、チリンチリンと鳴らせますが、特に意味は無いです。

悪霊:
透明化で無敵になったり、一定時間浮遊出来るという空中ではめっぽう強い既存の悪霊の概念を打ち破った、意外と可愛い悪霊。4-2や5-1などで使うと効果抜群です。体力回復(消滅しちゃうけれど)もあるという優れもの。これだけ体力はたかしの状態そのままなのと、特に攻撃補助が無いのが弱点。

カッパ:
2段ジャンプができて、飛び道具の魚を投げられる既存の河童の概念を打ち破ったファンキーなカッパ。上方向攻撃が唯一できます。たかし君は歩かなくて済むものの、カッパスウィングにより頭に血が集中してしまうのが弱点。河童レボリューションを巻き起こせ!

【クリア後のおまけ】

一度クリアしたら、ハードモードに挑戦してみるのはどうでしょうか。
タイトル画面であることをすると出てきます(説明書にその方法は書いてあります)


 管理人コメント

手作り感満点の見た目と○○センスの詰まったギャグ満載のストーリーとは異なり、ダッシュ攻撃からの派生技、多彩なビークルなど、豊富なアクションが楽しめ、操作性も良好と、中々の秀作です。
横に長い戦車やバイクは、かなりギリギリまで崖の上にせり出すことができます。逆にこれを利用してギリギリまで機体を前に出してからジャンプしないと、距離が足らずに落ちて一発死のステージも存在します。バイクが初登場する1-3は、ダッシュの暴発でジャンプできずに滑り落ちてしまう例も多く、中々の初見殺しです。

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【 Roguelight 】

Roguelight
レビュワー [ DECOすけ野郎 ]
ジャンル [ 2Dローグライクアクション ]
作者 [ Daniel Linssen さま ]
容量・圧縮形式 [ 6MB・実行ファイルを直接ダウンロード ]
言語 [ 英語 ]
配布元 ダウンロード先

炎をたよりに、どんどん進め

ローグライクゲームに、2Dアクションゲームの要素をミックスさせたゲームです。
毎回ランダム生成されるダンジョン内を、炎の矢だけを頼りに進めていきます。最下層にいる大ボスを倒せばゲームクリア。

十字キーで移動、Zでジャンプ、Xで弓を構えます。
矢は、すぐに離すと短く飛び、長く押してから離すと直線状に飛んでいきます。
敵を倒し、ランタンに命中させていくことでコインをゲットできます。
矢や体力が少なくなっていったら、落ちてあるものを拾うと回復します。
敵の攻撃に当たる、針に刺さると体力が減っていき、全部ハートがなくなるとゲームオーバー。

詰んだ時用に自爆コマンドもあるのですが、個人的にはあまり薦めません。
というのは、矢がなくなっても勘で進めていけば矢が落ちている可能性もあるからです。
大半は敵に当たるか針に当たって死ぬケースが多いですが・・・。

ゲームオーバー後には、アイテム購入画面が出てきます。
取得したコインを使い、自機や武器のパワーアップすることができます。
ここで注意ですが、コインは次回以降に持ち越せないので、ケチらず購入していきましょう。
購入画面からはEnterでタイトル画面に戻ることができます。

ローグライクゲームには苦手意識があったんですが、これはすらすら進めることが出来ました。
最初は操作に慣れるのも戸惑いましたし、すぐに矢を使い切ってしまい、積んでしまいがちでした。
慣れるまで少々時間がかかりますが、徐々に強化していき、操作に慣れることで自信をつけていく、そういうゲームプレイが肝だといえますね。

本作は、海外のゲーム配信サイトGame Jolt主宰の第三回GB Jamで見事1位を獲得した作品なので、面白さも保証つきだと言えるでしょう。


 管理人コメント

初回プレイでは、矢は最大3発までしかストックできません。すぐに弾切れになるため、操作練習もできない量です。
しかし、このゲームは通常のローグライクのような「死んだらソレまでよ」なゲーム性ではありません。死んだときの持ち越し強化でキャラクターを、死んだ経験でプレイヤー自身を強化していく仕組みになっています。
そうすると、自爆コマンドも「ギブアップ」と言うよりも「早回し」と言う側面の方が強いのかもしれません。コインは次回以降に持ち越せないため、余剰分まで稼ぐのは時間の無駄になるからです。そういった意味でも、初心者には自爆コマンドは薦められません。タイムアタックに挑戦するやりこみプレイヤー向けのコマンドです。

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【 Verminian Trap 】

Verminian Trap
レビュワー [ DECOすけ野郎 ]
ジャンル [ ドットイートゲーム ]
作者 [ Locomalito さま ]
容量・圧縮形式 [ 4MB・ZIP ]
言語 [ 英語 ]
配布元 ダウンロード先

蟲どもを斬滅せよ!

惑星ヴァーミネストへ機体トラブルにより不時着したクルー。
そこから、迫り来る蟲の大群を銃でやっつけていくという「バトルシティー」と「パックマン」などのゲームに影響を受けて作られたドットイートゲームです。

SELECT GAME MODEでは、アーケードモード、対戦モード(○個の旗、もしくは○得点を先に獲得できれば勝ち)が選べますが、基本的にアーケードモードをベースにして説明していきます。
(実を言うと、最大4人までプレイ可能なんです。しかし、一つのキーボードを4人で割り当てて遊ぶというのも考えづらいと思うので、使うのはWSADとスペースキーだけ、と言ってもいいでしょう)

下の面選択では、面を選ぶことが出来ます。ブロックの配置場所も違うので、各面ごとの対処法ですとか攻略法、そういうものにも違いが出てきます。

さて、ゲームの内容です。敵を倒すことにより、Sでスピードアップ、Pでパワーアップしていきます。
一度残機を失うと、すべてデフォルト状態に戻されます。
画面内の敵を全滅させれば、次の面に移行します。出てくる敵には特徴があるので
(移動が遅くなる蜘蛛の巣を吐く、移動速度が早い、数度攻撃を当てないと倒せない、ビームを出してくる、など)
それを踏まえていきましょう。

短い時間でさっくりやるのもよし、見据えて徹底的に攻略するのもよし、です。


 管理人コメント

基本的に、面を進めるほど敵の数も対処しづらさも増していきます。特に、移動速度の速い羽虫がかなりの初見殺しとなるでしょう。
また、「1つのキーボードで4人プレイさせる」と言う特徴上、パッドも使えませんし、キーコンフィグもできません。WASD+スペースと言う、微妙に使いづらい配置で耐えなくてはいけません。
良くも悪くも「あの頃のアーケードゲーム」を再現した作品です。普通に1人プレイでも虫どもを叩き潰しているだけでも、そこそこの爽快感を得られる辺りは、さすが「Hydorah」「Maldita Castilla」と同じ作者と言えます。

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【 RainyTower 】

RainyTower
レビュワー [ コンパッチ ]
ジャンル [ ケモノが宙飛ぶ短編SFアクションゲーム ]
作者 [ 標準誤差StR さま ]
容量・圧縮形式 [ 52MB・ZIP ]
製作ツール [ WOLF RPGエディター ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

いつも皆さんのレビューを楽しみに読ませてもらっています。
このたびはあまりにも自分の好みとマッチするゲームを知ったため初レビューの筆を執ることにしました。よろしくお願いします。

このゲームはマウスで操作する2Dアクションゲームです。
主人公はブースターを背負っていて、マウスクリックするとマウスカーソルがある方向の反対側に進みます。
(あの名作のモノリスフィアと似ているといえばわかりやすいかもしれません)

ストーリーはどういうものかというと
主人公たちは宇宙探検隊でしたが未開の惑星に不時着してしまい、
船を修理するためには資源が必要だ。
その資源は船の近くに生えている巨木の頂上にあるぞ!ということで
ゲームの目的はとにかく上へ上と登ることです。(一部例外有り)

ですがこれが一筋縄ではいきません。
ブースターの噴射方向をちょっと間違えれば自機はあらぬ方向へと飛んでいきますし、地面や天井に激突すればダメージも受けてしまいます。
更にはブースターには温度限界があって噴射し続けているとオーバーヒートして飛べなくなってしまいます。
うっかり足場を踏み外そうものなら残機が減り、残機が無くなればゲームオーバーです。

難しい!最初のステージでは何度も死んでしまいました。
でも難しいばかりではなくて自機の性能を強化していくことができます。
ステージ中に設置されているスクラップという通貨と引き換えにして、モノ○スブースターのようにスローにすることができるアイテムや、体力増強、ブースターの熱量緩和など色々なアイテムを開発していくことができます。

またエネルギーセルというアイテムを買って装備に割り振っていくことで、ブースターそのものの性能や激突時のダメージ緩和性能、残機が回復しやすくなる、武器の威力を上げるなどといった強化をすることもできます。

操作が難しくて何度やってもゲームオーバーになる!と最初は思っていましたが、装備を整えていくことで少しずつ操作が楽になっていきます。

気が付けば操作にも慣れてきて最初のステージを突破することができ、いざ次のステージへ!
・・・なんか画面が下から上に自動スクロールしてくるんですけど?!片道勇者か?!

このようにゲームは進んでいきます。
先に進むと敵が出てきたり自動スクロールが速くなっていきますが、基本操作にさえしっかり慣れてしまえば意外に難しくありません。
自分の場合は最初のステージで詰まった他は特に詰まることなくラストステージまで進むことができました。

さて、本題はここからです。
上述した通りアクションゲームとしてもかなり面白いのですがこのゲームのポイントはそこだけではありません。

このゲーム、キャラクターの掛け合いがすごくいいんです!

RainyTower

メインのキャラクターは主人公のワサビ君、技師のコーンさん、隊長のホーさんの3人です。
彼らが本当によく喋ってかわいいんです。基本的にはコミカルに、でも決めるべきときにはシリアスに。
ステージ進行中もステージクリア後もおかまいなしにしゃべります。

そしてメインメニューの雑談の項目では条件を達成することで会話イベントが開放されていく仕組みになっています。
ほとんどは簡単な条件ですが中には難しいものもあって意欲をそそられます。

メインのストーリーでも雑談でも、ほとんどの内容が話の筋に沿ったSFチックなものです。
設定がよく練られていてSFとして見ても十分楽しめる内容だと思います。
そしてキャラがよく立っている!特にコーンさん!
最初はゲームが進むついでに雑談を見ていたのがすっかり逆転してしまい、雑談を見るためにゲームを進めたいとすら思うようになってしまいました。
コーンさんかわいいよコーンさん。

エンディングは二つありますが、
ノーマルエンドを見てからのトゥルーエンドは不覚にも泣きそうになってしまいました。

プレイ時間はかなり回り道をしても3時間強とさほど長くはありませんが、まったく飽きの来ない濃密な時間でした。

長くなってしまいましたが総括すると
最初は難しいけど体で覚えると楽になる操作性+設定のしっかりしたSF+かわいいキャラクター
と非常にオススメしたい内容です。
皆さんも是非一度プレイしてみてはいかがでしょうか。

<余談1>
コーンさんはなんとコンコンコレクターというソーシャルゲームにも登場するようです。
このゲームのせいではじめてしまおうかどうか悩みます。

<余談2>
ゲーム本筋とは関係ない謎解きが出題されますが難しくて全然分かりません。
これを読んでいるあなた、どうか解き明かしてください。それだけが私の望みです。


 管理人コメント

本作は、一般的なアクションゲームのイメージ「最初は手軽な難易度にして、アクションに慣れさせる」とは真逆の方向性を取っています。「最初はプレイヤーを弱めに設定し、成長によって操作性を含めた性能をアップさせる」と言う、ブラウザゲームのような仕組みになっています。
そのため、初回はどうしても残機を使い尽くしてしまうでしょう。その残機が「緊急回避ワープ」ではなく「クローンを用意しておく」と言う設定など、愉快な掛け合いの中には、生命軽視ともシュールとも付かない愉快な設定も語られます。ここも、本作の魅力ですね。

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【 Rock Bottom 】

Rock Bottom
レビュワー [ DECOすけ野郎 ]
ジャンル [ 死ぬこと前提落下パズルアクション ]
作者 [ Amy Dentana さま ]
容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ]
言語 [ 英語 ]
配布元 ダウンロード先

ひたすら死んでパワーアップしろ!

どういうゲームかと言いますと、まず一番上の出口を目指す。
しかし、初期能力だとヘボく全然ジャンプしてくれないので、まずは落下死していきましょう。
そうすると、ちょっと高くジャンプでき、多少高いところから落ちても死ななくなります。
しかし、それでも先に進めなくなったら、今度はもっと高いところから落ちて死んで行きましょう。
「どこから落ちれば、こいつを殺すことができるのか・・・」
という逆転の発想が必要なわけですね。

そうすれば、最後にはえらく高く飛べるようになれます。まさしく超人間です。
というわけで、洞窟の出口まで導いてあげましょう。

操作は↑(ジャンプ)、左右(移動)のみ。
黄色い地面はクッションなので、落ちても大丈夫です。
しかし、ギザギザな針は当たると1ミス扱いとなり、体が強化されません。
たまにパワーアップアイテムがあるので見逃さないようにしましょう。

最初は簡単なのですが、途中から細かいコントロールが要求されたり、針や消える床などが出てくるので、対処法を考えないといけないですし、いろいろとややこしくなったりもします。


 管理人コメント

本作は、非常にパズル的要素が強い作品です。どこから落ちれば落下死=パワーアップができるのか、それを考えるのが重要になっているのです。
面が進むと、「トゲ=パワーアップしないのに死亡カウントだけ増える」と言うものすごく厄介なトラップが出てきます。せっかく落下死しようとしても、落下先がトゲだった場合、パワーアップが無効になってしまいます。
序盤の落下死にしても、「落下途中に壁に触れると、勢いが落ちて死なない」と言う仕掛けになっており、少し面が進んだだけで「壁に触れないように落ちる」と言うテクが必要になります。

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