■ 投稿レビュー アドベンチャー 56
夏祭りとおばけやしき 七ツ怪 (2) 霧雨が降る森 (2)

【 夏祭りとおばけやしき 】

夏祭りとおばけやしき
レビュワー [ りなしゃん ]
ジャンル [ 探索ホラー脱出ゲーム ]
作者 [ moge-moge-kun さま ]
容量・圧縮形式 [ 187MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクールVX Ace ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

ハマリ度:7 グラフィック:8 サウンド:9

お祭りの先に待っていたのは、謎に包まれたお化け屋敷…

家族とともに遊びに来た夏祭りは屋台や多くに人で賑わい、おいしいものを食べ、金魚すくいをし、そしてお参りをし…。
そんな楽しい日々w過ごしている間、導かれるように奥へ進むと、そこにはお化け屋敷があった。
奇妙な妖怪と不気味な蜘蛛たちが巣喰うその屋敷で、閉じ込められ彷徨う灯花と霧と出会う。
トラップや襲い掛かるお化けたちから逃げた途中で見つける新聞記事の内容。
そして灯花と霧が一体何者なのか…。
進んでいくうちに隠された謎が徐々に明らかになってくるホラーアドベンチャーです。

【システム】
お化け屋敷という事で基本的には一本道で進んでいくようになっていますが、思わぬところに仕掛けがあり、即死なものもあるため注意が必要です。
謎解きも様々で簡単なものが多いが、間違えば即死につながることも多いため、謎解きも慎重に解かなければなりません。
追いかけ要素や隠れるイベントも存在しますが、思わぬトラブル(?)が生じたときは正直驚きです。
進行していく度に表示される一枚絵はギャラリーとして収集できるというのも楽しみの一つとなっています。
エンドは合計4つとなっており、最終的にどういう結果で終わるかはあなた次第です。

【見どころ】
明るい夏祭りから暗いお化け屋敷にいくという温度の変化から、ほどよい不気味さが表現できており、絵本の読み聞かせなどで残虐な表現もされていますが、
出会ったキャラクターとの掛け合いからどことなく愛らしさが伝わるような感じがする作品となっております。
所々に手の影が伸び縮みしたり、目が動いていたり、窓の向こうの提灯や天井の蜘蛛が歩いていたりなど、マップの表現にもこだわりがあるようにも感じられました。
また、夏祭りで購入したアイテムがどういう結果で彼らを導くのか…。そこも大きな見どころの一つとなっています。

夏祭りとおばけやしき 夏祭りとおばけやしき
夏祭りとおばけやしき 夏祭りとおばけやしき

 管理人コメント

本作で特徴すべきは、序章の朗らかな夏祭りのシーンと、本番のお化け屋敷の落差にあります。
道中のホラー演出も…時には主人公の命に関わるものも…さることながら、このお化け屋敷を生み出したものの正体が更にホラーを強めてくれます。
END分岐はほぼ終盤の選択肢のみですが、道中の隠し要素をコンプリートするとなると、序章の夏祭りのシーンからかなりのやり込みを要求されます。

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【 七ツ怪 】

七ツ怪
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 学校探索ホラーADV ]
作者 [ 戸塚 さま ]
容量・圧縮形式 [ 32.3MB・ZIP ]
制作ツール [ WOLF RPGエディター ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ 12歳以上推奨 ]
配布元 ダウンロード先

三度怪異に巻き込まれる少女・・・ってこれシリーズ物だったんですか?

 ここのサイトの作品をレビューしないわけにもいかないのでこちらもレビューします。作者さんがちゃんと見ていてくれるのかは分かりません。
この主人公の作品はシリーズになっていたのですね。同じ主人公ということ以外に共通点はほとんどないですが
「どこからでも楽しめるように」ということらしいので好きな順番で見ていけばいいと思いますね。

 相沢ひよりが通う天蓋高校。ある日、ひよりは用具室で少女が倒れているのを見つけます。
そこにあったのは黄色と赤の2つの箱。少女に頼まれ一方の箱に触れた途端少女がひよりを突き飛ばし、箱は破損してしまいます。
(どちらの箱を選ぶかはプレイヤーが決めます)
破損した箱から出てきたのは学校の護り神である「狛黄(こまき)」or「稲紅(いなこ)」でした。
それと同時に学校は怪異に巻き込まれることとなります。しかも欠片を取り返さなければならず、その欠片がひよりの中にもあることが分かります。
こうしてひよりは護り神と一緒に怪異を解決するための探索をすることになるのでした。

七ツ怪 七ツ怪

 怪異だらけになってしまった学校を探索していきます。そこには謎解きが色々な所に用意されています。
対処を誤るとゲームオーバーになる箇所があり、何も知らないと簡単に終わってしまいます。
ヒントはあちこちに存在します。一見関係無さそうな資料でもヒントになっていることがあります。
紹介ページにもヒントがあるのでそちらも参考にしてみましょう。
エンドは5つあり、ほとんどは選択ミスで起こるもの。一番良いエンドを見るにはあるアイテムを残すこととある場所に辿りつくことが必要になります。

 ひよりの衣装を着せ替え出来る要素もあり、衣装はエンドを見るたびに追加されていきます。
どちらの護り神を選んだかで会話や謎解きの一部も変化します。ストーリーに変化はありませんが両方見るのが良いでしょう。
それにしてもこれほど怪異に巻き込まれる辺りひよりに何かありそうだというのは自分も思いました。
もしかしたら何か特別な力があるのかもしれませんね・・・。そういった点は果たして明かされるのでしょうか。


 管理人コメント

コメントすべき点は、すべて私自身のレビューで語りつくしてしまったので、こちらでは軽く触れるだけに留めておきます。
現在は、「禍代の神子」シリーズの続編「禍代の神子-勿忘草-」を製作中で、こちらの「天蓋奇譚」シリーズもまだまだ続きそうです。

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【 霧雨が降る森 】

霧雨が降る森
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 探索型ホラーゲーム ]
作者 [ 真田まこと さま ]
容量・圧縮形式 [ 88.1MB・ZIP ]
制作ツール [ RPGツクールVX Ace ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ 12歳以上推奨 ]
配布元 ダウンロード先

その約束は叶えて良いものなのか。叶えてはいけないのか。

 随分と前の作品ですがこちらもレビューさせてもらいたいと思います。
ホラー要素は少なめで、話を追うことが重視されています。主人公たちはどんな思いを持って行動するのでしょうか。
ちなみに、全てのエンドに「約束」という言葉が付けられています。その通りに約束が重要になってくる話です。

事故で両親を亡くし天涯孤独になってしまった主人公。
ある日、彼女は両親の部屋から『阿座河村』と書かれた一枚の写真を見つける。
写真には父と母、幼いころの自分……そしてまったく覚えのない祖父が写っていた。
(――もしかして、両親の故郷なのだろうか?)
主人公は寂しさと期待を胸に、両親の面影を探すため『阿座河村』へと向う。

だがそこは、主人公が決して行ってはいけない――“約束の場所”だった。
(作品紹介ページより抜粋)

 主人公の神崎シオリを操作し、自分や故郷に関する謎を解き明かします。
それほど難しくは無いですが、目印になるものが少なめで、次に何をすれば良いかわからなくなる可能性があります。
中盤に追いかけられ要素がありますが、その状態でとあるアイテムを探さなければならない箇所があるため、ここが一番難しいでしょう。
捕まっても何回かは防いでくれるので一発でアウトにはならないのは幸いです。
エンドは5つあります。しかしバッドエンドばかりで完全に救われるエンドは1つしかありません。
生きて帰ってきても救いが無いと言う展開が多く、それ故に全員救われる結末もあるのは嬉しい限りです。
後日談とかもあれば更に面白くなれたでしょうね・・・。折角救われたのならばその先も見てみたい気がします。

 キャラについては前回のレビューで触れられた通りなのですが、自分から言えることはやはり須賀にあると思いますね。
何故か会話をすることが出来ず(というより喋ることが出来ない、声は聞こえている)、筆談でコミュニケーションをとっています。
シオリとはまったくの無関係に思えた人もいるでしょう。しかし実際には・・・ここは自分で確認してみると良いと思います。
一番良いエンドにおける須賀の表情にも注目してください。
それにしてもそんな約束をしていたとは思いもしなかったですね・・・。相当重い運命なのに乗り越えられたことが素晴らしいくらいです。


 管理人コメント

本作のリリースから5年近くが経ち、1stレビューからも4年以上が経ちました。そんな現在、同作者の次回作「殺戮の天使」のアニメ化を機に、本作もスマフォでプレイできるようになりました。
「ニコニコゲームマガジン」からアプリをダウンロードすれば、すぐさまプレイできます。
改めてプレイしてみても、雰囲気とストーリーには圧倒されます。ただ、その雰囲気のために画面が暗くて見づらいシーンが多いのも相変わらずでした。
ダウンロード版でもMV移植版をプレイしたいところなのですが、「殺戮の天使」のアニメ化とSwitch移植でご多忙の現在ではやはり難しいのでしょう。

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