■ 投稿レビュー アドベンチャー 53
イミゴト 創作活動の神さま 徒花の館・紅
真冬の蛍 ライブラリウム 親愛なる○○へ

【 イミゴト 】

イミゴト
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 忌み子と母親の見る夢は【探索型ホラー】 ]
作者 [ いるあんこ さま ]
容量・圧縮形式 [ 58.6MB・ZIP ]
制作ツール [ WOLF RPG エディター ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ 15歳以上推奨 ]
配布元 ダウンロード先

忌み嫌われることに果たして終わりは来るのでしょうか。

 同作者の過去作品と関わりが多い作品です。これ単体でも楽しめますが余裕があれば目を通しておくと良いでしょう。
見た目だけで忌み嫌われるのは本当に許せないことだと思います。見た目が違っても同じ人間ではないのですか?
新たな登場人物も加わり、あの人物との対面もあって2人にどんな運命が待っているのでしょうか?

 ツバキとディアは本当の親子ではないですが親子のような関係。そんな関係を10年の間続けてきました。
最近、ツバキは夢で怪物が出てくることに悩まされてきました。しかも怪物は現実にも出てくるのです。
ディアにも言えず一人で抱え込んでいたツバキはまた夢の世界に辿り着くのでした。

イミゴト イミゴト イミゴト

 今までの作品と同様謎解きが主体の探索を行いますが、今回はちょっと長めです。
謎解き自体はそれほど難しくないものの、ヒントが分かりにくい部分が多く、苦戦するかもしれません。
謎解きの答えのメモが同封されているので詰まったときは見てみるのが良いでしょう。
追いかけられ要素や時間制限イベントもあるので注意してください。謎解きに比べれば・・・難しくは無いはずです。
エンドはバッドとトゥルーの2つ。エンド分岐は3回ある選択肢で決定されます。その後条件を満たせば特定の場面で選択肢が出るようになり、トゥルーエンドに進むことが出来るようになります。
詳しいことはこちらも同封されているエンド分岐のメモを見てみましょう。

 やっていることは・・・まあ相変わらずです。言葉の1つ1つに重い意味が加わっていると感じますね。
話を進めていくうちに差別されることの辛さとか神様についての悲しい事実とか・・・色々と厳しいのですね。
今作ではカリンという少女も登場します。2人の運命を左右する重要なキャラですよ!
ツバキとディアの関係が如何に脆いものか分かったり、ある人物と決着を付けたり、他にも様々な出来事が待っています。
バッドエンドは救いようがありませんが、トゥルーエンドは
ちなみに作者の作品は同じ世界観を共有しています。単体でも問題ない作品ばかりですが他の作品に目を通しておくともっと楽しめる要素があります。興味があれば見返してみるのも良いかもしれません。


 管理人コメント

本作は、「ネガイゴト」「ヒメゴト」「ジギ」と続いたシリーズの集大成となる作品です。
一応、「前作を見ないと分からないストーリー」は無いものの、「前作を踏まえた演出」は所々にあるので、前作をプレイしてからの方がいいでしょう。
本作は、劇中でのヒントが少なめで、正直言って、攻略メモ無しでのクリアは至難です。追いかけっこや謎解きの誤答など、訳の分からないうちにGAME OVERになる箇所も多々あるため、セーブもこまめに取っておきましょう。

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【 創作活動の神さま 】

創作活動の神さま
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 創作活動に憧れる女の子と、創作活動の神さまが出会うほっこりノベル ]
作者 [ 一限はやめ さま ]
容量・圧縮形式 [ 28.8MB・自己解凍方式 ]
制作ツール [ RPGツクール VX Ace ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

創作するのはホントに難しいことなのです。

 選択肢無し、キャラの操作無しのツクール製ノベルです。・・・どこかで見たという人、今回は明るい話ですよ!
テーマとなっているのは「創作」。「1つの作品を作ること」に重点が置かれています。

 小説を書くのを諦めようとした栞佳(しおか)の前に現れた発想の神、アルシェラ。
発想の神と会って話をした栞佳は再び作品に向き合うことを決めます。
果たして栞佳の作品は完成するのでしょうか?

 前にも言った通りこの作品は選択肢無し、キャラの操作無しのツクール製ノベルです。
システムに関してはセーブロードやバックログなどがある一般的なノベルゲームとシステムに差はありません。
とはいえツクール製なので演出をスキップ出来ないなどの問題もありますが・・・。
早速本題に入りますが、栞佳の創作をアルシェラが見守る・・・というのが主な流れです。
「相手の創作に関わってはいけない」という決まりがあるのでそういう展開になるのでしょうね。
場面によってはちょっと辛いシーンもありますが、基本的にはほっこりとする話なのでご安心ください。
別に創作しても状況が大きく変わるわけではありません。それでは何のためにモノを作るのか・・・と思ってしまいます。
でも・・・これで良いのかもしれませんね。何かを達成できたという気持ちがあれば十分と思いますから。


 管理人コメント

本作は、創作の苦しさと素晴らしさを描いた作品です。基本的に栞佳とアルシェラの会話劇で進むため、手軽に読むことができるでしょう。
shiftキーでメッセージスキップもできますし、それ以外の移動などの演出は少ないので、手軽に読み進めることができます。
本作は明るいお話ですが、同作者は他に「共依存論」という作品も公開しています。こちらはマルチエンドで、物語は暗い雰囲気の中進んでいきます。いろいろと読み進めてください。

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【 徒花の館・紅 】

徒花の館・紅
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 殺人鬼の少女による心理戦ゲーム ]
作者 [ 雪月花 さま ]
容量・圧縮形式 [ 407MB・ZIP ]
制作ツール [ RPGツクールMV ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ 12歳以上推奨 ]
配布元 ダウンロード先

殺人鬼は再びゲームに臨む。今度は挑戦者として。

『徒花の館』の続編となる作品です。今回は主人公がゲームに挑戦する側となります。
今回は主人公達の関係者も登場し、ラスボスがあのキャラ・・・やっぱり一筋縄ではいかないようです。
それにしても・・・主人公が殺人鬼になった理由って、まさかそのことが原因だったのですか!?

 殺人鬼の主人公、音霧 紅刃(あかば)。相棒の執事、翠が攫われてしまいました。
到着した屋敷で生死を賭けたゲームに挑戦することになった紅刃。同行者も加わり、途中からは翠も合流します。
そこで紅刃は何を見ることになるのでしょうか?

徒花の館・紅

 様々なゲームに挑戦し、最奥にいる敵の撃破を目指します。ゲームは計5つ。
変則的なポーカーや前作にもあったゲームの派生版など、そのゲームの内容は様々。
負けても同行者の黛(まゆずみ)が身代わりとなってくれますが、2度負けるとさすがにゲームオーバーです。ラスボスも負けると同様にゲームオーバーになります。
前作同様相手の行動は固定されているのでどのように行動するかメモを取っておきましょう。
4番目のゲームが初見殺しで、初見ではまず勝てないと思います。それも敵がかなり型破りな方法を使ってきます。
但し、このゲームで負けてもどんな行動をしたかが分かるようになっています。
エンドは3つで、一番良いエンドを見るためには4番目のゲームの勝利とあることをしないでおくのが鍵となります。

 主人公や翠の関係者も登場し、前作より敵を撃破するとそのキャラに関する出来事が判明するというパターンが多く、それも暗い事情が多いのでちょっとやるせない気分になるかもしれません。
特に主催者であるラスボスはとんでもなく重い過去を背負っていることが分かります。
殺人鬼が出てくる割に今作も残酷表現は控えめとなっています。そういう作品が好みの人には向かないかもしれませんが、気軽に楽しめると考えるとこれはこれでありかもしれません。


 管理人コメント

前作では、ほとんど人となりが分からなかった紅刃ですが、今回は挑戦者側となったことで、その一端が分かるようになりました。
対峙する皆様も、無作為に集まった一般人と見せかけて、どいつもこいつも前作同様のひねくれ者ばかり。一体何が目的で、こんなデスゲームに参加したのやら。
その一端も、クリアしていくと分かるようになっていきます。

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【 真冬の蛍 】

真冬の蛍
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 真冬を舞う蛍が描く、光のキセキを辿る物語【探索ホラーADV】 ]
作者 [ 上園千紗 さま ]
容量・圧縮形式 [ 288MB・ZIP ]
制作ツール [ RPGツクールMV ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

とある冬の日、彼は一筋の光に導かれる。

 普通の探索物だと思いましたが・・・明かされる過去に驚いた・・・そんな作品です。
いや・・・こんな過去があるとは思いもしませんでした。詳しいことは語れませんが、
「プレイヤーの想像を裏切る」とは言っておきましょう。

 それはとある真冬の日のこと。雪嶋 蛍(けい)はもう一人の自分であるドッペルゲンガーに遭遇します。
幼馴染の香月 有希と共にドッペルゲンガーを追いかけて辿り着いたのは古びた屋敷。
そこで明かされるとある人物の過去。この屋敷で彼は何を見るのでしょうか・・・?

 屋敷を探索しながらとある人物の過去を探し出していきます。
謎解きは数字入力が中心。重要なヒントが必ずあるのでよく調べておきましょう。
追いかけられ要素もありますが簡単な部類です。その点は安心してください。
分岐がありそうな雰囲気ですがエンド分岐は無くエンドは1つだけです。そういえば同作者のあの作品も・・・。

 今作の鍵となるのはとある人物の過去ととある人物の名前。この2つは主人公に深く関わる重要なものです。
途中見つかる日記で過去が語られていくのですが、その過去があまりにも衝撃的なもの。
「そんな過去を忘れていたのですか!?」と思ってしまいました。本当にこんな過去があったなんて思いもしませんでした。
また、とある人物の名前も注目です。自分は・・・読み間違えていましたね。まさかこう読むとは・・・。
最後の花言葉には心打たれました・・・。そういう意味だったのか、と思えるので是非最後まで見るべきだと思います。


 管理人コメント

本作のキーワードとなるのは「ドッペルゲンガー」、そして「双子」です。この「双子」が蛍とどう関わっていくのか、それはネタバレに当たります。
そして、本作をプレイすれば、その謎は自ずと解けていくでしょう。謎解きは少々知識とメモが必要な難易度ですが、隈なくチェックしていれば解けるはずです。
本作でも、作者ご自身が歌う透き通ったテーマソングが入っています。これを聞くためだけでも、本作をプレイする価値はあります。

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【 ライブラリウム 】

ライブラリウム
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 本格的図書館探索アドベンチャー ]
作者 [ sinononn さま ]
容量・圧縮形式 [ 226MB・ZIP ]
制作ツール [ RPGツクールVX ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

水に沈んだ図書館で、2人が見るものとは。

 水に沈んだ図書館が舞台の探索アドベンチャーです。
途中出てくる本に関する知識などや日本十進分類法については知らなくても楽しめます。
それよりも注目するべきはメインの2人のやりとりですかね。幼馴染同士ならではの会話に注目です。

 いつの間にか水に沈んだ図書館で目を覚ましたマコ。どうやらここは夢の中のようです。
そこには幼馴染のヒロもいました。一緒に探索することとなりましたが・・・。
この世界は何のために存在してるのでしょうか・・・2人に何があったのでしょうか・・・。

 水に沈んだ図書館からの脱出を目指して探索を始めることになります。
謎解きに関しては・・・ヒントも多く難しい所は少ないので問題は無いはずです。
エンドは3つ。選択肢と特定のアイテムの入手で分岐します。
追いかけられ要素もあり、難しくは無いですが油断しないでおきましょう。
選択肢に関しても特定の場面ではゲームオーバーになる場面がありますのでそこにも注意してください。

ライブラリウム

 幼馴染の2人は一体どんな関係なのでしょうか?ただの幼馴染というわけでは無さそうですが・・・。
図書館の本を調べると2人の会話が発生することもあり、そのやりとりは幼馴染であることを感じさせます。
そして明かされるこの世界の真実・・・。ヒロは何かを知ってるかのような素振りを見せます。その理由とは?
なお、詳しいことは明かされない部分も多いです。その辺は想像の余地があるということにしましょうか。


 管理人コメント

本作は、メインの謎解き以外にも、色々な箇所を調べることが推奨されています。道中の2人の会話はもちろんのこと、より良いENDに必要な「特定のアイテム」のヒントも、その探索の中で示されるからです。
前作の「白はこの魔法使い」と比べ、探索の難易度は高くありません。図書館についての知識も、道中最も難解な「5モーラ」の暗号の解き方も、充分にゲーム内で説明されます。

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【 親愛なる○○へ 】

親愛なる○○へ
レビュワー [ シュン ]
ジャンル [ 探索ホラーゲーム ]
作者 [ 皐月の夢 さま ]
容量・圧縮形式 [ 49.7MB・ZIP ]
制作ツール [ WOLF RPG エディター ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ 12歳以上推奨 ]
配布元 ダウンロード先

見知らぬ恐怖に対抗できるもの、それは・・・?

 ここの作者様が再び探索ホラーゲームでやってきました。今回は現代色強めです。
一人悩む主人公を救うことが出来るものとは一体なんでしょうか?

 主人公は一人暮らしをしている20歳の大学生、つかさ。
彼女は1週間前からストーカーの被害に悩まされてきました。得体の知れない贈り物にメッセージが添えられてくるのです。
他にも奇妙な出来事がちらほら・・・。誰にも相談できず、一人悩み続けてきましたがこのままではダメだと行動を起こします。
ストーカーの正体とはいったい誰で、何の目的でこんなことをするのでしょうか・・・。

親愛なる○○へ

 大学やバイトに行ったり、家の中を調べたりして過ごしながらストーカーの犯人を探ります。
道中謎解きや簡単な逃走アクションが用意されています。
注意したいのが「恐怖度」で、特定の行動を起こすと増えていき、一定以上だとエンド分岐に影響があります。
探索、謎解き、アイテムの使用において難しい箇所があるものの、紹介ページに完全攻略があるので大丈夫でしょう。
意外なことがエンド分岐に関わってくるので恐らく初見では難しいと思います。

 「誰にも相談出来なかった」ことがこんな事態になるなんて・・・。やっぱり、誰かに相談するべきだったのですね。
周囲に怪しい人物がいて、どうも犯人としておかしくない言動を取るのです。
犯人が判明したときは驚きました。まさか、あの人物だったなんて・・・。
今回のエンドはバッドエンド2つとグッドエンドで、ハッピーエンドでは無いということは、まさか・・・。
バッドエンドも話としては成立してるもののちょっと辛いかもしれませんね。やはりグッドエンドに注目しましょう。
エンドごとに変わっていく救われる人物・・・果たして、誰が救われるのでしょうか?


 管理人コメント

本作の分岐は、いらん所を調べたり、選択肢によって貯まる「恐怖度」によるものが一つ。必要なフラグを立てるのが1つです。「恐怖度」は、それほど心配することはありません。初見でもクリアできる可能性はあります。
ただし、必要なフラグを立てることでたどり着けるグッドエンドは、初見ではまず条件が分からないようになっています。バッドエンド後のおまけでも、ヒントはかなりボカされています。
ホームページに行けば、かなり答えに近いヒントがありますが、あくまで最終手段にしておきましょう。

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